一太郎では、入力した文字コードを、設定されているフォントに従って、そのまま画面上に表示します。
そのため、Shift+7(や)キーを押した場合、 と表示され、
と表示されません。
※ここでは をCenturyOldstフォントで入力する方法を例に操作を案内します。
どちらかの方法を行ってください。
■文字パレットから入力する方法
引用符を入力する回数が少ない場合にお勧めの方法です。
■操作
- ATOKの文字パレットを起動します。
- [Unicode表]シートを選択します。
- [コード]に「02019」を入力します。
- [フォント]の
をクリックし、[CenturyOldst]選択します。
- [確定]をクリックします。
引用符が入力されます。
●こんなときは
- 操作3 で入力するコード番号を変えると、ほかの引用符も入力できます。
の場合は「02018」
の場合は「0201C」
の場合は「0201D」
■特定のキーに文字を割り付けて入力する方法
引用符をよく入力する場合にお勧めの方法です。
■操作
1 を入力するマクロを作る
- [ツール-マクロ-実行・編集]を選択します。
[マクロ実行・編集]ダイアログボックスが表示されます。
- [システムマクロ]シートを選択します。
- [新規]をクリックします。
- [マクロ名]に任意の名前を入力します。
※[見出し]は必要に応じて入力します。
- [OK]をクリックします。
JSマクロ編集ツールが起動します。
- カーソルが点滅している1行目に、次の内容を記述します。
InsertSymbol(.フォント名="CenturyOldst",.文字コード=1846930)
※記号・カタカナは、すべて半角で入力します。
アルファベットは、すべて半角で入力します。大文字小文字どちらでもかまいません。 - [ファイル-編集終了]を選択します。
「"○○"は変更されています。編集内容を反映しますか?」というメッセージが表示されます。
※○○には、操作4 で入力したマクロ名が表示されます。
- [はい]をクリックします。
を入力するマクロが作成できました。
2 を入力するマクロをキーに割り付ける
ここでは、操作1 で作ったマクロをF1キーに割り付ける方法を例に説明します。
- [ツール-割付-キー]を選択します。
- 左側の[割付先キー]で、[F1 標準機能 一太郎のヘルプ]を選択します。
- 右側の[一覧]で、[システムマクロ]の
をクリックし、
に変更します。
- 操作1 で作ったマクロ名を選択します。
- [割付]をクリックします。 左側の[割付先キー]のF1の部分が、[F1 システムマクロ (操作1 で作ったマクロ名)]に変わります。
- [OK]をクリックします。
キーへの割り付けが終了しました。
以上で設定は終わりです。
F1キーを押して、 が入力されるかどうか確認してください。
●こんなときは
- 操作1-6 で、マクロ編集ツールに記述する内容を変えると、ほかの記号もキーに割り付けることができます。
の場合
InsertSymbol(.フォント名="CenturyOldst",.文字コード=1846929)
の場合
InsertSymbol(.フォント名="CenturyOldst",.文字コード=1846931)
の場合
InsertSymbol(.フォント名="CenturyOldst",.文字コード=1846932)
■関連項目
→コマンドやマクロを割り付けたアイコンをツールボックスに追加する
▼注意
- マクロは基本編集フェーズ以外では実行できません。