- ページ区切り
- ページ参照
- ページスタイル
- ページ選択印刷モード
- ページ単位
- ページ番号初期値
- ページ番号フィールド
- ベース位置
- ベース位置からのシフト量
- ヘッダ
- ヘッダ・フッタ
- ヘルプ
- 編集・保存・印刷を制限して保存した文書
- 編集画面タイプ
- 編集画面タイプ切替ボタン
■ページ区切り
ページとページの境目のことです。
ドラフト編集画面/マルチビューの画面でページ区切りを赤い線で表示したいときは、次のように操作します。
- [表示-表示切替-ページ区切り]を選択してメニューにチェックマーク(レ)を付ける
- Ctrl+G(き)キーを押して表示されるメニューから[ページ区切り]を選択する
- [表示-画面表示設定]の[ドラフト編集]シート/[マルチビュー]シートで[ページ区切り表示]を
にする
※赤い線を表示していないときは、ドラフト編集画面の場合はページ区切りの位置の行属性に青い線が表示されます。
マルチビューの画面の場合は表示されません。
※エディタの画面/アウトラインの画面/テキストビューア画面の場合はページ区切りは表示されません。
■ページ参照
指定した語句が存在するページを引用する場合に利用します。
「P.31で述べたように」などの P.31 のように、ページ番号を参照した文字を参照文字といいます。
[挿入-参照-ページ]で、参照する語句を指定しておくと、指定した語句の存在するページ番号が変わった場合、参照文字のページ番号も連動して変えられます。
ページを参照する場合は、[書式-文書スタイル]の[ページ/ヘッダ・フッタ]シートで設定したページ番号の値が参照されます。
■ページスタイル
ページ単位で設定する文書のスタイルのことです。
用紙の大きさや標準で使う文字の大きさ・フォント・ヘッダ・フッタなどの設定を指定したページだけ変えることができます。
例えば、横書きの文書の中に1ページだけ縦書きのページを挿入したい場合などに便利です。
設定したページスタイルは名前を付けて登録し、あとで呼び出して使うことができます。
[書式-ページスタイル-設定]で設定します。
■ページ選択印刷モード
ページ一覧の画面上でページを選択しながら印刷を実行できるモードです。
提出確認フェーズとビューアフェーズのページ一覧画面で利用することができます。
ページ選択印刷モードに切り替わると、各ページの右上に印刷ページを選択するためのチェックボックスが表示されます。また、専用のツールボックスも表示されます。
印刷したいページのチェックボックスを にして、ツールボックスの[印刷実行]をクリックすると、[印刷]ダイアログボックスの[設定]シートの[ページ指定]に
にしたページが自動的に設定されます。
ページ一覧画面から、次の操作でページ選択印刷モードに切り替えることができます。
- [コマンド-ページを選択して印刷]を選択する
- コマンドバーの
/
[ページを選択して印刷]をクリックする
- 右クリックして表示されるメニューから[ページを選択して印刷]を選択する
※用紙設定で袋とじが設定されている場合や、タック用紙が選択されている場合は、ページ選択印刷は実行できません。
※ページ指定の文字列が256文字を超える指定はできません。
■ページ単位
範囲指定の単位の1つです。1ページ全体を範囲指定することをいいます。
マウスの場合は、行の左側で3回連続してクリックします。連続したページを範囲指定する場合は、そのままドラッグします。
キーの場合は、ページ内にカーソルを置いた状態で、F8キーを押して表示されるメニューから[ページ単位]を選択します。連続したページを範囲指定する場合は、カーソルを前後のページへ移動します。
このほか、本文上で右クリックして表示されるメニューから[部分的な選択-このページを選択]を選択しても1ページ全体を範囲指定できます。
■ページ番号初期値
文書にページ番号を付けるとき、最初のページに付ける番号のことです。
次のコマンドで設定します。
- [書式-文書スタイル]の[ページ/ヘッダ・フッタ]シートの[ページ番号詳細]
- [ファイル-印刷]の[詳細]シート
■ページ番号フィールド
ページ番号を表示する領域のことをいいます。
フィールドが存在するページのページ番号を自動表示させることができます。
本文中やヘッダ・フッタ領域の自由な位置にページ番号を表示することができます。
[挿入-フィールド-作成]を選択し、[種類]で[ページ番号]を選択して作ります。
■ベース位置
文字を表示するときのベースとなる位置のことです。
ベース位置を基準にして、文字の位置を上下(縦組の場合は左右)に変えることができます。
次のコマンドで設定します。
- [書式-フォント・飾り-設定]の[字間]シート
- [書式-段落属性-設定]の[文字揃え]シート
- [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]の[文字揃え]シート
- [書式-文字・段落スタイル]の[スタイル変更]の[文字揃え]シート
- [書式-ページスタイル-設定]の[新規]/[詳細]の[体裁]シート
- [書式-文書スタイル]の[体裁]シート
- [挿入-差込-枠スタイル変更]の[体裁]シート
- [挿入-レイアウト枠-スタイル変更]の[体裁]シート
- [ツール-ランク-設定/解除]の[スタイル詳細]の[文字揃え]シート
- 文字枠付きテンプレート図形を右クリックして表示されるメニューから、[文字の追加/スタイル設定]を選択し、[スタイル]シート
■ベース位置からのシフト量
ベース位置から文字までの距離のことをいいます。
次のコマンドで設定します。
- [書式-フォント・飾り-設定]の[字間]シート
- [書式-文字・段落スタイル]の[追加・削除▼]-[新規]の[字間]シート
- [書式-文字・段落スタイル]の[スタイル変更]の[字間]シート
- [ツール-ランク-設定/解除]の[スタイル詳細]の[字間]シート
シフト量をプラスの値で設定すると上(縦組の場合は 右)方向へ、マイナスの値で設定すると下(縦組の場合は 左)方向へシフトします。
■ヘッダ
ファイル名・日時・作成者名・ページ番号など、文書の内容とは別に、文書の上部のマージン(余白)領域に印刷する文字列のことです。
次の操作で設定します。
- [ファイル-文書スタイル-ヘッダ・フッタ]
- [書式-文書スタイル]の[ページ/ヘッダ・フッタ]シートで設定し、イメージ編集画面/印刷イメージ画面/提出確認の画面でヘッダ領域に直接入力する
■ヘッダ・フッタ
ファイル名・日時・作成者名・ページ番号など、文書の内容とは別に、文書の上下(または左右)のマージン(余白)領域に印刷する文字列のことです。
次の操作で設定します。
- [ファイル-文書スタイル-ヘッダ・フッタ]
- [書式-文書スタイル]の[ページ/ヘッダ・フッタ]シートで設定し、イメージ編集画面/印刷イメージ画面/提出確認の画面でヘッダ・フッタ領域に直接入力する
- ドキュメントナビの各モードでは、[ファイル-ナビ文書スタイル]の[ヘッダ・フッタ]をクリックする
■ヘルプ
一太郎を使っていて操作方法がわからなくなったり困ったことが起きたりした場合に参照できる操作解説です。
コマンドの説明や目的別の操作方法、トラブルに対する対処方法などが用意されています。
キーワードや質問を入力して、ヘルプを検索することもできます。
■編集・保存・印刷を制限して保存した文書
[ファイル-セキュリティ]の[文書編集の制限/すかし]や、提出確認フェーズのコマンドバーの [文書の改ざんを禁止/解除]で、文書の編集・保存・印刷を制限する設定を行って保存した文書のことです。
この文書は、文書を開いて内容を見ることはできますが、文書の編集・保存・印刷は禁止されます。 *1
*1一太郎9以降のバージョンの一太郎に限り開くことができます。
制限を解除して編集・保存・印刷できるようにするには、文書を開き、[ファイル-セキュリティ]の[文書編集の制限/すかし]の[解除]をクリックするか、提出確認フェーズのコマンドバーの [文書の改ざんを禁止/解除]をクリックします。
※「編集・保存・印刷を制限して保存した文書」は、一太郎12〜9では「(文書)セキュリティが設定された文書」と呼ばれていました。
■編集画面タイプ
文書を編集するときの画面のタイプのことです。
次のタイプがあります。
※現在の作業フェーズによって選択できる編集画面タイプは異なります。
エディタフェーズ/提出確認フェーズ/マルチビューフェーズでは編集画面タイプは1種類しかないため、切り替えることはできません。
- 基本編集フェーズ
- ドラフト編集
画面を簡略表示するタイプです。
文章を推敲するときに便利です。 - イメージ編集
文字列の飾りや枠の状態などを表示するタイプです。
各設定の詳細と全体のレイアウトの両方を確認しながら編集できます。 - 印刷イメージ
印刷したときの状態を表示するタイプです。
実際の印刷には反映されない各種の編集記号(改行マークや行間ラインなど)は表示されないので、印刷したときの状態を画面上で確認しながら文書を編集できます。
- ドラフト編集
- アウトラインフェーズ
- 書式一部
文字飾りなどの書式を一部だけ表示するタイプです。
- 書式なし
すべての書式を表示しないタイプです。
- 書式一部
- ビューアフェーズ
- テキストビューア
文書中のテキストデータや文字付き画像枠などだけを表示するタイプです。
枠はアンカーだけが表示され、作図データは表示されないので、文章だけを読みたいときに便利です。
編集は禁止されます。※文字付きの画像枠とオブジェクト枠や段落記号の画像は表示されます。
- イメージビューア
印刷したときの状態を表示するタイプです。
実際の印刷には反映されない各種の編集記号(改行マークや行間ラインなど)は表示されないので、印刷したときの状態を画面上で閲覧するときに便利です。
また、虫めがねツール・クリックマーク・手のひらモード・スクリーンショットモードといった文書閲覧に便利な機能が利用できます。
編集は禁止されます。
- テキストビューア
※基本編集フェーズでは、画面下の [編集画面タイプ切替ボタン]をクリックして表示されるメニューから編集画面タイプを切り替えることができます。
また、[表示-ドラフト編集/イメージ編集/印刷イメージ]や、Ctrl+G(き)キーを押して表示されるメニュー、編集画面上で右クリックして表示されるメニューでも切り替えることができます。
※アウトラインフェーズでは、画面下の [編集画面タイプ切替ボタン]をクリックして表示されるメニューから編集画面タイプを切り替えることができます。
また、ツールボックスの [書式を一部表示]/
[書式を表示しない]をクリックしても切り替えることができます。
※ビューアフェーズでは、コマンドバーの [テキストビューア画面に切り替え]/
[イメージビューア画面に切り替え]をクリックしてそれぞれの編集画面タイプに切り替えることができます。
また、[表示-テキストビューア/イメージビューア]や、画面上で右クリックして表示されるメニューでも切り替えることができます。
■編集画面タイプ切替ボタン
編集画面タイプ(基本編集フェーズでは、イメージ編集/ドラフト編集/印刷イメージ。アウトラインフェーズでは、書式一部/書式なし)を切り替えるボタンです。
クリックして表示されるメニューから、切り替えたいタイプを選択します。
※エディタフェーズ/提出確認フェーズ/マルチビューフェーズ/ビューアフェーズでは表示されません。