一太郎2007〜2004/13〜8にはない機能を含む一太郎2008文書を開いた場合、それらの設定が解除されたり無効になったりします。
- 一太郎2007〜2004/13〜8で開いた場合
- 一太郎2006〜2004/13〜8で開いた場合
- 一太郎2005〜2004/13〜8で開いた場合
- 一太郎2004/13〜8で開いた場合
- 一太郎13〜8で開いた場合
- 一太郎12〜8で開いた場合
- 一太郎11〜8で開いた場合
- 一太郎10〜8で開いた場合
- 一太郎9/8で開いた場合
- 一太郎9で開いた場合
- 一太郎8 Office Editionで開いた場合
- 一太郎8 /R.1で開いた場合
■一太郎2007〜2004/13〜8で開いた場合
- [挿入-記号/リーダ/スペース-異体字]
- 一太郎2008で保存した異体字を含む文書を開くと、異体字の部分は正しく表示されません。
- Word互換罫線枠
- 一太郎2008で保存したWord互換罫線枠を含む文書を開くと、Word互換罫線枠の情報が無効となりレイアウト枠の固まりで表示されます。
この文書を保存した場合、一太郎2008で開いても、Word互換罫線枠はレイアウト枠の固まりのままで表示されます。 - ページにまたがったWord互換罫線枠は、ページで分割されます。
- Word互換罫線枠に設定されていた、線種、線色、網掛け、背景色はすべて無効になります。
- 一太郎2008で保存したWord互換罫線枠を含む文書を開くと、Word互換罫線枠の情報が無効となりレイアウト枠の固まりで表示されます。
- [ツール-添削(赤入れ)-オプション]
- 一太郎2008で保存した赤色以外で添削されている添削文字列を含む文書を開くと、すべて赤色になります。
- [ツール-添削(赤入れ)]
- 一太郎2008で保存した添削文字列を含む文書を、一太郎2007〜2004/13〜8で開いて保存した場合、再度一太郎2008で開くと添削コメント、反映コメント、反映の処理状況は破棄されます。ただし、添削色は保持されます。
■一太郎2006〜2004/13〜8で開いた場合
一太郎2008の文書を一太郎2006で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [ファイル-セキュリティ]
- RC4(128bit)やAES128を使って暗号化した場合は、開くことができません。
- [表示-作業フェーズ]
- エディタフェーズで保存した文書を開くと、イメージ編集画面になります。
- ビューアフェーズで保存した文書を一太郎2006で開くと、提出確認の画面になり、一太郎2005〜2004/13〜8で開くと、印刷イメージ画面になります。表示倍率はビューアフェーズでの表示倍率と同じになります。
■一太郎2005〜2004/13〜8で開いた場合
一太郎2008の文書を一太郎2005で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [表示-作業フェーズ]
- 提出確認フェーズで保存した文書を開くと、印刷イメージ画面になり、表示倍率は提出確認の画面での表示倍率と同じになります。保存した場合、提出確認フェーズの画面表示設定の情報は無効になります。
- [書式-文書スタイル]
- [行間罫線の位置をWordに近づける]の設定は無効になります。
- ナレッジウィンドウ[作図]
- 以下のテンプレート図形は、単なる合成図形になります。
- 奥向きカーブ矢印
- 先広がり矢印
- カーブリボン
- 巻
- メモ
- 波
- 以下のテンプレート図形は、単なる合成図形になります。
■一太郎2004/13〜8で開いた場合
一太郎2008の文書を一太郎2004/13〜8で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- ナレッジウィンドウ[作図]
- 以下のテンプレート図形は、単なる合成図形になります。
- 矢印
- V字型矢印
- 山型矢印
- ホームページ型矢印
- 以下のテンプレート図形は、単なる合成図形になります。
- 一太郎2005で扱えるようになった文字(JISX0213を含む)の一部については、表示されなかったり、表示されても文字間が変わることがあります。
■一太郎13〜8で開いた場合
一太郎2008の文書を一太郎13〜8で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [ファイル-電子署名]
- 署名を付けて保存したり暗号化して保存したりした電子署名セキュリティ形式の文書(*.JTSD)は、開くことができません。
- ナレッジウィンドウ[作図]
- 作成した説明文付き画像枠は、説明文と画像枠との関係がなくなり、単なる複数の枠になります。
- 作成した見出し付きレイアウト枠は、見出しとレイアウト枠との関係がなくなり、単なる複数の枠になります。
■一太郎12〜8で開いた場合
一太郎2008で作った文書を一太郎12〜8で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [書式-文書スタイル]
- [ページ/ヘッダ・フッタ]シートの[ページ番号詳細]で、 表紙用ページや目次用ページにヘッダ・フッタを表示しない設定をして保存した文書を開くと、ヘッダ・フッタは表示されます。
- [表示-ナレッジウィンドウ]
- 参考文書は表示されません。
■一太郎11〜8で開いた場合
一太郎2008で作った文書を一太郎11〜8で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [ファイル-文書補助-文書の背景]/[ファイル-シート-シートの背景]
- 文書の背景に他のシートを設定して保存した文書を開くと、文書の背景は表示されません。保存した場合、文書の背景設定は無効になります。
- [表示-表示切替][表示-画面表示設定]
- [改ページ以降の余白表示]をオフに設定して保存した文書を開くと、改ページ以降の余白は表示されます。
- [表示-ナレッジウィンドウ]
- 文書に添付するURLを設定して保存した文書を開くと、ナレッジウィンドウに文書に添付するURLは表示されません。
- [挿入-連番]
- 表示桁数の指定は無効になります。
- [挿入-表枠]
- 計算式の情報は無効になります。保存した場合は、計算式の情報はなくなります。
- 半角数値の文字揃えは、一太郎2008で設定したまま読み込まれます。そのため、一太郎11でその表枠に新規入力する半角数値と文字揃えが異なることがあります。
- [書式-行番号]
- 行番号は表示されません。区切り線のみ表示されます。ただし、ドラフト編集画面で表示した場合は、区切り線の行は空白行として表示されます。
- マスキングが設定された入力ガイドやフィールド、枠
- マスキングが設定されている入力ガイドやフィールドでも、オレンジ下線表示はされません。
- マスキングが設定されている枠でも、オレンジ枠線表示はされません。
■一太郎10〜8で開いた場合
一太郎2008で作った文書を一太郎10〜8で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [ファイル-名前を付けて保存]
- 通常(圧縮)/定型(テンプレート)(圧縮)で保存した文書は開くことができません。
- ファイルごとに設定したファイル名自動設定は、無効です。
- [詳細]ダイアログボックスの[画像枠のファイルサイズを小さくする]を
にして保存した文書を開くと、BMP形式の画像枠の中の図形は表示されません。
- [ファイル-文書スタイル-ヘッダ・フッタ]
- 見出し連動タイプのヘッダ・フッタは表示されません。
- [挿入-連番]
- 全角カタカナで保存された連番は、すべて半角で表示されます。
- [挿入-脚注/割注/注釈]
- 割注は無効になります。
- [挿入-記号/リーダ/スペース-組み文字]
- 組み文字は無効になります。
- [挿入-フィールド]
- [入力方法]が、[ファイル保存日付・ファイル保存時刻]で作成されたフィールドは「0」で表示されます。また、[フィールド変更]ダイアログボックスの[入力方法]では、何も選択されていない状態になります。
- [挿入-表枠]
- 表枠は編集できないオブジェクトとして扱われます。保存した場合、表枠としての情報はなくなります。
- [挿入-ハイパーリンク]
- 青色表示していないハイパーリンクは青色で表示されます。
- [書式-ドロップキャップ]
- 通常のレイアウト枠になります。保存した場合は、情報がなくなります。
- [書式-文字割付-上下付き文字]
- 上下付き文字は無効になります。
- [書式-インデント/タブ]
- 罫線行に設定されたインデントは無効になります。
- [書式-文字・段落スタイル]
- 段落記号は表示されません。保存した場合は、情報がなくなります。
- [書式-文書スタイル]
- ジャスティフィケーションの字間の広げ方を[標準]に設定した文書は、[行末が揃うまで]の設定になります。
- 和文フォントの半角英数字は和文として扱われます。[和文フォントの半角英数字を欧文扱いにする]は、無効になります。
- 行番号は表示されません。
- 総ページ数は番号飾りになります。また、表紙用ページ/目次用ページの飾りや番号は表示されません。
- 稟議メール
- 稟議メールを一太郎10以前のバージョンで開いても、稟議ツールボックスが表示されません。
■一太郎9/8で開いた場合
一太郎2008で作った文書を一太郎9/8で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [ファイル-名前を付けて保存]
- [詳細]ダイアログボックスの[画像枠のファイルサイズを小さくする]を
にして保存した文書を開くと、BMP形式/PNG形式の画像枠の中の図形は表示されません。
- [詳細]ダイアログボックスの[画像枠のファイルサイズを小さくする]を
■一太郎9で開いた場合
一太郎2008の文書を一太郎9で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [ファイル-シート]
- 複数のシートを持つ文書を一太郎9/8で開いた場合、メインシートのみ開くことができます。
- [挿入-記号/リーダ/スペース-重ね文字]
- 重ね文字の設定は無効になります。
- [挿入-入力ガイド]
- 1024文字以上の説明文は表示されません。
- [書式-文字割付-縦中横]
- [行の幅に収める]の設定は無効になります。
- [書式-段落属性/文字・段落スタイル][ツール-ランク-設定/解除]
- タブ設定はすべて左揃えタブになります。
- [ツール-ランク-折りたたむ]
- 設定は無効になります。
- メール先が記憶された文書
- メール先の情報は無効になります。
- 共有文書ツリーの設定
- 一太郎9ユーザーが共有文書ツリーを変更して、共有文書ツリーを更新した場合、今まで入力されていたコメントは削除されます。
■一太郎8 Office Editionで開いた場合
一太郎2008の文書を一太郎8 Office Editionで開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [ファイル-名前を付けて保存]
- [詳細]ダイアログボックスの[画像枠のファイルサイズを小さくする]を
にして保存した文書を開くと、画像枠の中の図形は表示されません。
- [詳細]ダイアログボックスの[画像枠のファイルサイズを小さくする]を
- [ファイル-文書補助-文書の背景]/[ファイル-シート-シートの背景]
- 背景のうち、[画像]はHTML文書の背景として扱われます。[色・グラデーション]は失われます。
- [ファイル-セキュリティ]
- 編集・保存・印刷の制限が設定された文書は開けません。
- [挿入-付箋-付箋を貼る]
- 一太郎2008で貼り付けた付箋はなくなります。
- [挿入-入力ガイド-作成/変更]
- 入力ガイドを一太郎8で開いた場合、表示上は通常の文字と同じになりますが、入力ガイドが設定された文字列はひとかたまりとして扱われます。
- 一太郎8上では[反転表示・変換モード指定]の機能は利用できません。
- 一太郎8上で貼り付けされたものは、一太郎2008上で開くと貼付元の入力ガイドと同じ属性を持つことになります。
- [挿入-フィールド]
- 幅自動調節機能([幅を自動的に調節する]を
にする)は一太郎8で開いても有効です。一太郎8では、自動幅調節を設定されたフィールドに対し設定変更・幅変更のコマンドが選択可能ですが、幅変更のコマンドを実行しても反映されません。
- 幅自動調節の属性は、一太郎8上で以下の操作を行ったときに消失します。
- 文字型から数字型に変更するなど、異なる型へ設定変更した場合
- 文書情報フィールドを設定・変更した場合
- 幅自動調節機能が設定されているフィールドに対し、設定変更により差込指定を行った場合、幅自動調節機能は無視されます。
- 幅自動調節機能([幅を自動的に調節する]を
- [書式-ふりがな]
- 一太郎2008で設定した[書式]のうち、[フォント・サイズ・色]は、一太郎8上でも表示されますが、修正できません。また、これらの値は一太郎8上で[ルビ変更]が行われると無効になります。ルビ変更後は一太郎2008で開いても修復されません。
- 一太郎2008で設定した[書式]のうち、[付き位置・親文字からの距離]は、一太郎8上に開くと無効になります。ただし、一太郎8上でルビ変更後に一太郎2008で開いても変更前の状態で表示されます。
- [書式-文字・段落スタイル]
- 段落スタイルで設定した[段落飾り]はなくなります。
- [ナビ-よく使うテンプレート-保存]
- ドキュメントナビテンプレートとして保存したファイルを一太郎8で開いても、ドキュメントナビは実行されません。
そのファイルを一太郎8で保存したあと一太郎2008で開いた場合には、ドキュメントナビテンプレートの情報が有効となります。
- ドキュメントナビテンプレートとして保存したファイルを一太郎8で開いても、ドキュメントナビは実行されません。
■一太郎8 /R.1で開いた場合
一太郎2008の文書を一太郎8 /R.1で開いた場合は、さらに次の点に注意してください。
- [挿入-ハイパーリンク]
- 一太郎8 /R.1で[編集-ファイルへコピー]を実行すると、画像枠・オブジェクト枠のハイパーリンク情報は削除されます。
- [挿入-ブックマーク]
- 8個目以降のブックマークは無効になります。ただし、情報は残ります。
- [ツール-文書要約]
- 文書要約した文書を一太郎8 /R.1で開くと、文書要約が解除された通常文書として開きます。
- 文書要約した文書を一太郎8 /R.1で開いていったん保存すると、文書要約の情報は無効になります。