文書を印刷した日付・時刻や保存した日付、文書のファイル名・ページ番号・見出しを自動的に表示・印刷する領域を文書中に挿入します。一度挿入しておくと、文書を編集しても常に最新の情報が自動的に表示・印刷されるようになります。
このコマンドで挿入した領域を「自動フィールド」といいます。
※[挿入-フィールド-作成]の[種類]で、[自動フィールド]の[印刷日付〜保存日付]を選択するのも同じ機能です。
- 文書を印刷した日付を表示する[ESCメニュー:特殊-印刷日付]
- 文書を印刷した時刻を表示する[ESCメニュー:特殊-印刷時間]
- 文書のファイル名を表示する[ESCメニュー:特殊-ファイル名]
- 文書のページ番号を表示する[ESCメニュー:特殊-ページ番号]
- 文書の見出しを表示する[ESCメニュー:特殊-見出し]
- 文書を保存した日付を表示する[ESCメニュー:特殊-保存日付]
- <コラム>自動フィールドについて
■文書を印刷した日付を表示する[ESCメニュー:特殊-印刷日付]
文書を印刷した日付を自動的に表示するフィールドを挿入します。日付の表示書式は、YY/MM/DD(例:01/10/12)です。
※印刷を実行したことがない文書に印刷日付フィールドを作ると[00/00/00]と表示されますが、印刷を実行すると印刷した時点の日付が表示・印刷されます。
印刷を実行したことがある文書にフィールドを作ると、前回その文書を印刷した日付が表示されます。
■操作
- 文書を印刷した日付を表示・印刷したい位置にカーソルを合わせます。
- [ESCメニュー:特殊-印刷日付]を選択します。
印刷日付フィールドが挿入され、前回文書を印刷した日付または[00/00/00]が表示されます。
印刷を実行すると、印刷した時点の日付に変わります。
■文書を印刷した時刻を表示する[ESCメニュー:特殊-印刷時間]
文書を印刷した時刻を自動的に表示するフィールドを挿入します。時刻の表示書式は、MM:SS(例:12:30)です。
※印刷を実行したことがない文書に印刷時間フィールドを作ると[00:00]と表示されますが、印刷を実行すると印刷した時点の時間が表示・印刷されます。
印刷を実行したがある文書にフィールドを作ると、前回その文書を印刷した時間が表示されます。
■操作
- 文書を印刷した時刻を表示・印刷したい位置にカーソルを合わせます。
- [ESCメニュー:特殊-印刷時間]を選択します。
印刷時間フィールドが挿入され、前回印刷した時間または[00:00]が表示されます。
印刷を実行すると、印刷した時点の時間に変わります。
■文書のファイル名を表示する[ESCメニュー:特殊-ファイル名]
文書のファイル名を自動的に表示するフィールドを挿入します。
■操作
- 文書のファイル名を表示・印刷したい位置にカーソルを合わせます。
- [ESCメニュー:特殊-ファイル名]を選択します。
ファイル名フィールドが挿入され、文書に付けた名前が表示されます。
■文書のページ番号を表示する[ESCメニュー:特殊-ページ番号]
ページ番号フィールドが存在するページのページ番号を自動的に表示するフィールドを挿入します。ページ番号は半角数字で表示されます。
■操作
- そのページのページ番号を表示・印刷したい位置にカーソルを合わせます。
- [ESCメニュー:特殊-ページ番号]を選択します。
ページ番号フィールドが挿入され、そのページのページ番号が表示されます。
■文書の見出しを表示する[ESCメニュー:特殊-見出し]
文書の見出しを自動的に表示するフィールドを挿入します。
■操作
- 文書の見出しを表示・印刷したい位置にカーソルを合わせます。
- [ESCメニュー:特殊-見出し]を選択します。
見出しフィールドが挿入され、文書に付けた見出しが表示されます。
■文書を保存した日付を表示する[ESCメニュー:特殊-保存日付]
文書を保存した日付を自動的に表示するフィールを挿入します。日付の表示書式は、YY/MM/DD(例:01/10/12)です。
※保存していない文書に保存日付フィールドを作ると[00/00/00]と表示されますが、保存をすると保存した時点の日付が表示・印刷されます。
保存済みの文書にフィールドを作ると、前回その文書を保存した日付が表示されます。
■操作
- 文書を保存した日付を表示・印刷したい位置にカーソルを合わせます。
- [ESCメニュー:特殊-保存日付]を選択します。
保存日付フィールドが挿入され、前回文書を保存した日付または[00/00/00]が表示されます。
保存を実行すると、保存した時点の日付に変わります。
■<コラム>自動フィールドについて
[ESCメニュー:特殊-印刷日付/印刷時間/ファイル名/ページ番号/見出し/保存日付]で挿入した自動フィールドには、次のような特長があります。
- フィールド内に直接文字を入力することはできません。
- フィールドの種類・書式・文字配置は、自動的に設定されます。
[ESCメニュー:特殊-フィールド-変更]で変更することはできません。
- フィールドの幅は、自動的に調整されます。
[ESCメニュー:特殊-フィールド-幅変更]で変更することはできません。
- フィールド全体を指定して、フィールド内の文字のサイズ・フォント・飾りを変えられます。
フィールド内の文字単位で変えることはできません。
- フィールドを削除するには、フィールドの左側にカーソルを合わせ、Deleteキーを押します。