同心円を描くときは、次のどちらかの方法を利用します。
どちらの方法でも、全円の描画方法は[方法]を[中心]にして描きます。
■直前に描いた円の円心を始点にする
■操作
- 描画パレットの
[全円]をクリックします。
- 描画パレットの[詳細]をクリックします。
[描画方法]ダイアログボックスが表示されます。
- [方法]から[中心]を選択し、[OK]をクリックします。
- 最初の円の中心でマウスのボタンを押します。
- ボタンを押したままマウスを動かし、任意の大きさになったらボタンを離します。
- 続けて、Shift+Ctrlキーを押しながらマウスのボタンを押します。
直前に描いた円の中心が始点になります。
- ボタンを押したままマウスを動かし、任意の大きさになったらボタンを離します。
- 操作6〜7 を繰り返し、同心円を描きます。
※オプションパレットの[コマンド中に図形選択]、または[ツール-オプション]の[操作環境-操作環境]で[コマンド実行中に図形選択を有効にする]が[しない]の場合、同始点の指定は、Ctrlキーになります。
■すでに描いた円の円心または中心を始点にする
ファンクションキーに割り付けられている機能を使うと、描画済みの円の円心を簡単に指定できます。
■操作
- 描画パレットの
[全円]をクリックします。
- 描画パレットの[詳細]をクリックします。
[描画方法]ダイアログボックスが表示されます。
- [方法]から[中心]を選択し、[OK]をクリックします。
- 描画済みの円の円周上にポインタを合わせ、F6(円心)キー、またはF7(中心)キーを押します。
描かれている円の円心が始点になります。
- ボタンを押したままマウスを動かし、任意の大きさになったらボタンを離します。
- 操作4〜5 を繰り返し、同心円を描きます。
※描かれている円の[作成データ]が[ベジエ]の場合、F6(円心)キーは利用できません。
※図形スナップの機能を使って円心を指定することもできます。