図形をつなぐ直線型またはカギ型のコネクタには、矢印を付けることができます。
コネクタを描画するときに矢印の付いた種類を選択するか、あとから矢印の付いた種類に変更します。
矢印の方向やモード・長さなどは、矢印直線などと同じような形状にすることができます。
■矢印の付いたコネクタを描く
矢印付きのコネクタを描きたいときは、描画パレットのコネクタツールボックスからコネクタの種類を選択するときに、矢印付きの種類を選択します。
矢印付きのコネクタには、次の4種類があります。
[コネクタ(直線型片矢印)]
[コネクタ(直線型両矢印)]
[コネクタ(カギ型片矢印)]
[コネクタ(直線型両矢印)]
なお、[コネクタ(直線型片矢印)]・
[コネクタ(カギ型片矢印)]を選択した場合、描画時は、必ずコネクタの終点側に矢印が付きます。
コネクタの始点側に矢印を付けたい場合は、描画後に、カラースタイルパレットの[線]シートの矢印の設定か、[コネクタの変更]で、矢印の位置を変更します。
■描いたコネクタに矢印を付ける・矢印の方向を変更する
コネクタに矢印を付けたり、矢印を付ける位置(矢印の方向)だけを変更するときは、カラースタイルパレットの[線]シートで、矢印の設定を変更するのが簡単です。
■操作
- 矢印を付けたいコネクタ、または矢印の付いたコネクタを選択します。
- カラースタイルパレットを表示し、[線]シートの[矢印]をクリックします。
矢印の設定に関する一覧が表示されます。
- 一覧から、矢印を付けたい方向(終点側/始点側/両方)を選択します。
選択しているコネクタの矢印が、選択した方向の矢印に変わります。
■矢印の種類や長さなどの設定を変更する
コネクタの矢印は、直線矢印などと同様に、その形や長さを変更できます。
[コネクタの変更]、またはカラースタイルパレットの[線]シートで設定を変更します。
■操作
【[コネクタの変更]を使って、矢印のスタイルを変更する】
- 矢印を付けたい、または設定を変更したいコネクタを選択します。
- 右クリックし、表示されたメニューから[コネクタの変更]を選択します。
[コネクタ属性の変更]ダイアログボックスが表示されます。
- 項目の設定内容を変更します。
現在の設定内容から変更したくない項目は
にしておくと、設定値をまちがって変更してしまうことがありません。
- タイプ
- コネクタの種類や方向について設定します。
- 種類
- 直線型(
)・カギ型(
)・幅付き(
)の中から、コネクタの種類を選択します。
矢印の付いたコネクタにする場合は、直線型またはカギ型を選択します。 - 方向
- 矢印を付ける方向を、なし(
)・終点側(
)・始点側(
)・両方(
)の中から選択します。
- 矢印のスタイル
- 矢印を付ける設定にした場合に、矢印の形や長さなどを設定します。
- 種類
- 矢印の矢先の形を選択します。
- 矢印モード
- 矢羽を線の両側に付けるか、片側にだけ付けるかを選択します。
- 長さ
- 矢印の長さを設定します。
- 角度1/角度2
- 矢羽のある種類を選択したときに、矢羽の角度を設定します。
なお、角度2は、角度1の半分以下にはできません。 - 点サイズ
- 種類で点矢印を選択したときに、点のサイズを設定します。
- 矢印に関する設定が完了したら、[OK]をクリックします。
選択しているコネクタの矢印が、設定した種類や長さの矢印に変わります。
※カラースタイルパレットの[線]シートで矢印の設定を変更するときは、[矢印]をクリックした一覧から[詳細]を選択します。
※[コネクタの変更]は、[図形-コネクタの変更]を選択するのも同じ機能です。
※図解パレットの[オートチャート]シートで[詳細]をクリックすると、図解のコネクタを変更できます。