デジタルカメラなどで撮影した写真は、高品質な出力が求められるため、非常に大きなピクセル数でデータが保存されています。
このようなデータをそのまま花子に貼り付けると、花子で扱うデータサイズや保存時のファイルサイズが非常に大きくなります。
使用する画像が次の種類の場合は、解像度を小さくすることで、データサイズを小さくすることができます。
- JPEG形式
- フルカラーのBMP・PNG形式
※上記の画像形式でも、縦または横の解像度が10dpiより小さい場合は、データサイズを小さくすることはできません。
※解像度を小さくすると、データサイズが小さくなる分、元画像に比べて画質が落ちます。
■操作
- データサイズを縮小したい画像枠を選択します。
- [挿入-画像枠の作成-データサイズの縮小]を選択します。
[画像枠のデータサイズを縮小]ダイアログボックスが表示されます。
- [設定解像度]で、変更する解像度を選択、または設定します。
[画像情報(変換前→変換後)]の数値を参考に、変更後の解像度を調整します。
[プレビュー]には、設定する解像度に合わせて、変更後の画像が表示されます。 設定を変更しても表示が変わらない場合は、[プレビューで確認]をクリックします。
※元の画像や解像度によっては、淡色で表示され、選択できない解像度の項目があります。
- 設定内容を確認したら、[OK]をクリックします。
設定した解像度の情報が、貼り付けた画像枠に埋め込まれます。
また、設定した解像度によっては、貼り付けた画像の表示が変化します。
※画像枠を選択し、右クリックして表示されるメニューの[画像枠のデータサイズを縮小]も同じ機能です。
▼注意
- 解像度を小さくすると、[等倍に戻す]を選択しても画素数は元に戻りません。
このため、オリジナルの画像データの大きさの状態に戻すことはできません。
- 画像枠のデータサイズを縮小すると表示が粗くなった
[画像枠のデータサイズを縮小]を実行すると、設定によっては同じ表示領域内の画素数が少なくなり、画像が粗く見えることがあります。
画素数が変化した画像を、画面の解像度(96dpi)に合わせた表示にするときは、[等倍に戻す]を使います。
画像枠上で右クリックし、表示されたメニューから[等倍に戻す]を選択します。