花子で作成した図形は、一太郎の文書に貼り付けることができます。
また、一太郎と花子が同じ環境にある場合は、花子透過編集モードを利用して、一太郎文書に花子の図形を取り込むこともできます。
- データを一太郎へ貼り付ける
- 一太郎のデータとして取り込む
- 花子透過編集モードを利用すると、作成・編集した図形を、一太郎の作図データとして取り込めます。文書と重ね合わせて利用できます。
- 花子透過編集モードを利用すると、作成・編集した図形を、一太郎の作図データとして取り込めます。文書と重ね合わせて利用できます。
■クリップボードを使う
花子の図形は、クリップボードを経由して一太郎に貼り付けることができます。
■操作
- 花子で、描画パレットの
[図形の選択(拡大/縮小)]をクリックし、図形を選択します。
- [編集-コピー]を選択します。
選択した図形が、クリップボードにコピーされます。
- 一太郎に切り替えます。
一太郎を起動していない場合は、一太郎を起動します。
- 一太郎で、図形を貼り付けたい位置にカーソルを移動します。
- [編集-貼り付け]を選択します。
花子の図形が、一太郎の文書のカーソル位置に貼り付けられます。
※一太郎のバージョンにより、貼り付けたあとのデータの種類は異なります。
ただし、[編集-形式を選択して貼り付け]で貼り付けると、オブジェクト枠になります。
- 一太郎2008/2007/2006/2005
作図データになります。
- 一太郎2004以前
簡易作図モードにしている場合は、作図データになります。それ以外のモードで貼り付けると、オブジェクト枠になります。
▼注意
- 一太郎に貼り付けたときに、一部、失われるデータや情報があります。詳しくは、次のページをご覧ください。
■ドラッグ アンド ドロップする
図形は、ドラッグ アンド ドロップの操作でも、一太郎に貼り付けることができます。
この場合、貼り付けたデータはオブジェクト枠になります。
■操作
- 一太郎と花子を起動し、2つが並んで表示されるようにウィンドウサイズを調整します。
- 花子で、描画パレットの
[図形の選択(拡大/縮小)]をクリックし、図形を選択します。
- 選択した図形上でマウスのボタンを押し、一太郎の文書までドラッグします。
- 図形を貼り付けたい位置までドラッグしたら、Ctrlキーを押しながら、マウスのボタンを離します。
図形が、一太郎の文書のカーソル位置に貼り付けられます。
※Ctrlキーを押しながらマウスのボタンを離すと、データのコピーになります。
何も押さずにマウスのボタンを離すと、データの移動になります。
※貼り付けたデータは、一太郎上でダブルクリックして編集することもできます。
■オブジェクト枠を作成する
一太郎でオブジェクト枠を作成し、花子を起動して図形を描きます。
または、作成済みの花子図面ファイルをオブジェクト枠として貼り付けます。
■操作
- 一太郎で、データを貼り付けたい位置にカーソルを移動します。
- [挿入-オブジェクト枠-作成]を選択します。
[オブジェクト枠の作成]ダイアログボックスが表示されます。
【新しく図形を描く】
- [新規作成]シートを選択し、[花子図面]を選択して[OK]をクリックします。
必要に応じて、[枠の基準]や[枠のまわりの余白]も設定しておきます。
インプレース編集の状態で、花子が起動します。
- 作成された枠の中で、図形を描画します。
必要に応じて、[表示-パレット-カラースタイル]でカラーパレットを呼び出しておくと、描画の操作をスムーズに進められます。
花子を通常に起動したときとは違い、クリップウィンドウは表示されません。
- 編集が終わったら、枠の外をクリックします。
インプレース編集の花子が終了し、作成した図形がオブジェクト枠として貼り付けられます。
【作成済みの花子の図面ファイルを利用する】
- [ファイルから]シートを選択し、[参照]をクリックします。
- ファイルの一覧から利用したい図面ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
[オブジェクト枠の作成]ダイアログボックスに戻り、[ファイル名]に、選択したファイル名が反映されます。
- 必要に応じて、[枠の基準]や[枠のまわりの余白]を設定します。
また、データを連動させる場合は、[リンク貼り付け]をにします。
- 設定が完了したら、[OK]をクリックします。
カーソル位置に、選択した図面ファイルがオブジェクト枠として貼り付けられます。
※貼り付けたデータは、一太郎上でダブルクリックして編集することもできます。