→地図効果
■拡大/縮小/回転/ミラー
●拡大/縮小
- 拡大縮小を数値で指定する場合、入力できる幅と高さの最大値は9999.9mmです。
●ミラー
- イメージ・画像枠などの枠の中身、文字枠の中身、参照図形はミラーされません。
●回転
- イメージ・画像枠などの枠の中身、文字枠の中身、参照図形は回転されません。
■結合
- 結合の対象となるのは、直線と直線・円(弧)と直線・円(弧)と円(弧)の組合わせだけです。
- 結合時に、図形が領域外になる場合は実行できません。
- 平行な2本の直線や離れた円(弧)と円弧など、2つの図形を延長しても交差しない場合は、結合することはできません。
- 2直線が1直線上にある場合は結合の対象となります。
- 交差していない図形を結合する場合、最初にクリックした位置に最も近い交点が有効になります。
したがって、図形を指定する順番や位置によって、結果が異なります。 - [結合方法]で[丸め]を選択した場合、2つの直線の角度が30゜未満、または150゜より大きい角度は指定できません。
- [結合方法]で[丸め]を選択した場合、円(弧)と円を指定することはできません。
■等分割/図形に沿って複写/クリッピング変形
●等分割
- 複数の図形を選択しているときや、塗り図形を選択しているときは実行できません。
- 等分割できるのは、直線・連続直線・円・楕円・ベジエ曲線です。
- 付加情報、マクロが付いている図形には実行できません。
- 分割された部分の端点形状は、[バット]となります。
●図形に沿って複写
- 複数の図形を選択しているときや、塗り図形を選択しているときは実行できません。
- 沿わせることができる図形は、直線・連続直線・円・楕円・ベジエ曲線です。
- 円や楕円など閉じた図形に沿って複写する場合は、[両端に図形を配置する]の設定は無効になります。
●クリッピング変形
- 寸法線・イメージ枠・文字枠・貼付枠・参照図形・コネクタはクリッピング変形できません。
■ブレンド/影を付ける
●ブレンド
- 対象図形は、直線・連続直線・円・楕円・ベジエ曲線と、これらを塗りつぶした図形、1つの図形に付加情報を付けた合成図形の組み合わせだけです。
- 次の場合は、上側の元図形の属性が中間図形に反映されます。
- 線種が異なる図形のブレンド
- 塗りつぶした図形と塗りつぶしていない図形のブレンド
- パターン塗りの図形とグラデーション塗りの図形のブレンド
- 連結開始点が指定できる図形は閉じた図形だけです。
開いている図形の端点を指定している場合は、これを無視して、始点を連結開始点とします。
ただし、円弧・楕円弧の塗りつぶし図形は閉じているとみなして、連結開始点を指定できます。
●影を付ける
- ロック図形・参照図形・貼付枠・イメージ枠・線種のない図形・ブロック図形・合成図形中の文字には影を付けることはできません。
- グラデーション・合成図形の影図形はベタ塗りの図形となります。 枠の色は影の色と同じになります。
- 影図形が作成されるプレーンはコマンド実行時の入力プレーンです。
- 元図の付加情報は影図形にはコピーされません。
- 1つの図形に付加情報を付けた合成図形の影図形は、元の図形と同じ図形になります。
例えば、円に付加情報を付けた合成図形に、影を付けると影図形は円になります。 また、文字枠に付加情報を付けた合成図形には、影を付けることができ、その影図形は文字枠になります。 - 特殊図形の影図は合成図形になります。
■図形効果
- 参照図形の親図形には、図形効果を付加することはできません。
- グループに設定された反射に、子図形/子グループの効果は映り込みません。
- 部品に図形効果を付けた場合
- デジビューに登録すると、図形効果はなくなります。
- 一太郎や旧バージョンの花子で使用する場合、部品の一覧で図形効果は表示されません。
また、呼び出した部品は、図形効果は付いていません。
- 合成図形に図形効果を付けた場合
合成を解除すると、その図形効果がそれぞれの図形に引き継がれます。 - 複数の図形に図形効果を付けた場合
[図形-合成-合成]や[図形-連結して塗りつぶす]を実行すると、最も上にある図形の図形効果を引き継ぎます。
最も上の図形に図形効果が付けられていない場合は、そのほかの図形に図形効果が付けられていても、引き継がれません。 - パターンで塗りつぶした図形に反射を付けて印刷すると、反射の方のパターンが細かくなります
- [図形-連結して塗りつぶし]を実行している図形に図形効果を付けた場合
塗りつぶしを解除すると、それぞれの図形に引き継がれます。
た、合成図形内で[連結して塗りつぶし]を実行している場合、塗りつぶしを解除しても、図形効果に変化はありません。 - グループ化した図形に図形効果を付けた場合
グループ化を解除すると、その図形効果もなくなります。 - イメージ枠以外の図形に図形効果を付けた場合
[変形-変形効果〜効果パレット]を実行すると、図形効果を含めてイメージデータ化してから効果が実行されるので、図形効果は解除されます。
- イメージ枠に図形効果を付けた場合
- [変形-変形効果〜効果パレット]を実行すると、そのまま効果が実行されるので、図形効果は解除されません。
- [図形-イメージの図形化]を実行すると、図形効果はなくなります。
- コメントの付いたオートチャートやブロック図形に図形効果を付けた場合
コメントにも図形効果が付きます。 - 図形効果を付けた図形
- [図形-置換-イメージで置換/参照図形で置換/図形で置換]を実行すると、元の図形の図形効果が引き継がれます。
- [図形-置換-部品で置換]を実行すると、部品に図形効果が付けられていなければ、元の図形の図形効果が引き継がれます。
- [図形-図形のイメージ化]を実行すると、図形効果も含めてイメージデータ化され、図形効果は解除されます。
- [Web画像の切り出し]、[解像度を指定して切り出し]を実行すると、図形効果は解除されます。
- 文字枠に図形効果を付けた場合
- 文字を編集中は図形効果は表示されません。
- [文字-図形で囲む]を実行すると、図形効果が文字付き図形全体に引き継がれます。
- 文字付き図形に図形効果を付けた場合
- 文字枠だけを選択すると、文字枠だけに図形効果が付きます。
図形だけを選択すると、文字も含めて文字付き図形全体に図形効果が付きます。 - [文字-文字付き図形化の解除/文字枠のみにする]を実行すると、文字枠に図形効果が引き継がれます。
ただし、文字枠にも別途図形効果が設定されている場合は、文字枠はその図形効果を引き継ぎます。
- 文字枠だけを選択すると、文字枠だけに図形効果が付きます。
- 文字入力ウィンドウ
- 図形効果を付けた項目に文字カーソルがある状態で[項目の作成]を実行すると、新しく挿入された項目(文字枠)に、図形効果が引き継がれます。
文字付き図形の場合、文字枠に付いている図形効果が引き継がれますが、文字枠に図形効果が付いていない場合は、文字付き図形図形全体に付けられた図形効果が引き継がれます。 - 図形効果が付いた項目上で[項目の分割]を実行すると、分割された項目それぞれに図形効果が引き継がれます。
- 図形効果を付けた項目に文字カーソルがある状態で[項目の作成]を実行すると、新しく挿入された項目(文字枠)に、図形効果が引き継がれます。
■変形効果/アート効果/色効果
- フルカラー以外のイメージデータは、フルカラーに変換して効果をかけます。
- イメージ枠以外を選択した場合、イメージ枠に変換して効果をかけます。 元図は残りません。
- 表示倍率100%の見え方で効果が実行されます。
線幅など倍率を大きくしたときと見え方が異なる場合があります。 - 次の効果を実行すると、背景が透過されなくなります。また、図形によっては図形効果が解除されます。
- アート効果
セピア調
モノクロ
浮き彫り
鉛筆画風 - 色効果
ネガ/ポジの反転
チャンネルオフ(RGB)
- アート効果
●渦巻き/レンズ
- 中心を変更することはできません。