描画した図形は、ドラッグして目的の位置に移動します。
ただし、少しだけ位置をずらしたい場合には、ドラッグ操作ではうまく移動できないこともあります。
こんなときは、キーボードの矢印キー(↑・↓・←・→キー)や[図形情報]、変形パレットなどを利用します。
■矢印キーを使う
キーボードの矢印キー(↑・↓・←・→キー)を使って微調整できます。
図形を選択してドラッグするのとは違い、一定量だけ移動するので、便利です。
位置を調整したい図形を選択したら、移動したい方向の矢印キーを押します。
設定している移動幅に従って、矢印キーを押した方向に図形が移動します。
大きく動かしたいときは、Shiftキーを押しながら矢印キーを押します。
設定している移動幅の10倍動きます。
●こんなときは
- 矢印キーを使った図形の移動幅を調整する
キーを1回押したときに移動する幅は、オプションパレット、または[ツール-オプション]の次の項目で数値を設定します。
- オプションパレット
[キーによる移動幅] - [ツール-オプション]
[操作環境-操作環境]の[矢印キーによる図形の移動幅]
- オプションパレット
■図形情報を使う
図形情報を使うと、正確な位置に図形を移動することができます。
対象となる図形を選択したら、[図形-図形情報(位置とサイズ)]を選択します。
[図形情報]ダイアログボックスが表示されるので、[左上X]や[左上Y]などの値を調整します。
※図形選択後に、右クリックして表示されるメニューの[図形情報(位置とサイズ)]を選択するのも同じ機能です。
■変形パレットを使う
変形パレットでも、正確な位置に図形を移動することができます。
対象となる図形を選択したら、変形パレットの[座標]シートを選択し、[X]や[Y]などの値を調整します。