動作速度はご使用のハードウェア環境によって異なりますが、空きメモリが不足したり、ハードディスクに不連続領域が存在すると、動作速度が低下することがあります。
次の内容をご確認ください。
■常駐プログラム、スタートアップの設定などを変更し、空きメモリを増やす
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションが存在したり、壁紙を使用したりすると、メモリを消費するため、空きメモリが少なくなります。
また、仮想メモリが十分に確保できなくなり、使用できるメモリが少なくなることも考えられます。
空きメモリが不足すると、動作速度が低下する原因となるため、次の方法でメモリを確保します。
常駐プログラムやほかに起動しているアプリケーションを解除・終了する
Windows上に常駐しているプログラムや起動しているアプリケーションがある場合、それらが何らかの影響を及ぼしている可能性があります。
現在起動しているアプリケーションや常駐しているプログラムは、画面下部のタスクバー(スタートボタンの右側の部分)に一覧されています。
それぞれの方法で終了または解除します。
[例]
タスクバーに表示されているアイコンの上で右クリックし、[閉じる]または[終了]を選択します。
※ウイルスチェックソフトの常駐や設定を解除するときは、インターネットに接続していない状態にしたり、必要なセキュリティ対策プログラムを導入してから試すなど、ウイルス対策を行ってから操作してください。
※終了・解除ができない場合は、そのアプリケーションのヘルプやマニュアルなどで方法を確認してください。
スタートアップグループの内容を読み込まない設定にする
※Windows Vista/Windows XPを使用している場合に確認してください。
- スタートアップグループの内容を読み込まない設定にする
- スタートアップに登録されているプログラムやファイルのショートカットは、Windows起動時に自動的に実行されています。
これらが、アプリケーションの動作に影響を与えていないか確認します。
※ウイルスチェックソフトの常駐や設定を解除するときは、インターネットに接続していない状態にしたり、必要なセキュリティ対策プログラムを導入してから試すなど、ウイルス対策を行ってから操作してください。
- 一太郎シリーズをセットアップしている場合、「JSクイックランチ」「JSクイックサーチファイル自動更新」を読み込まない設定にする
- 一太郎シリーズをセットアップしている場合は、「JSクイックランチ」「JSクイックサーチファイル自動更新」がスタートアップグループに登録されています。
これらを読み込まない設定にしてどうかを試してください。
できる限りのメモリとシステムリソースを確保する
仮想メモリの設定を変更する、ハードディスクの空き容量を増やすなど、できる限りメモリとシステムリソースを確保する設定を行います。
■ハードディスクを最適化する
ハードディスクに不連続領域が増えると、動作速度が低下することがあります。
はじめにハードディスクを点検して、ハードディスクに破損がないことを確認したあと、ハードディスクを最適化します。
ハードディスクの最適化を行うと、ディスクの連続した領域にファイルが保存され、空き領域が1個所にまとめられるため、ディスクアクセスの速度が向上します。