Windows付属の日本語入力システム(Microsoft IME)を使っていた場合に、使い慣れた操作で違和感なくATOKが使えるように、キー操作・ローマ字とかなの対応・表示色を変更したり、辞書の登録単語をATOK辞書に登録したりできます。
- I Microsoft IMEとATOK 2008が同じパソコンにある場合(旧バージョンのATOKが存在しない場合)
- II Microsoft IMEとATOK 2008が同じパソコンにある場合(旧バージョンのATOKが存在する場合)
- III Microsoft IMEとATOK 2008が別のパソコンにある場合
I Microsoft IMEとATOK 2008が同じパソコンにある場合(旧バージョンのATOKが存在しない場合)
旧バージョンのATOKがセットアップされていないパソコンにATOK 2008をセットアップし、Microsoft IMEに近い設定にしたり、Microsoft IMEで登録した単語をATOK 2008に追加したりする場合は、以下のように操作します。
■操作
- スタートアップツールを起動します。
- [次へ]をクリックします。
- [文字の入力方法]で、ローマ字入力にするか、カナ入力にするかを選択します。
[引き継ぐ内容の設定]で、Microsoft IMEで登録した単語をATOKに引き継ぐ場合は、[登録単語を引き継ぐ]をオンにします。 - [次へ]をクリックします。
- Microsoft IMEの操作性に近い設定でATOKを使用する場合は、[Windows付属の日本語入力システム(MS-IME)風のキー操作にする]をオンにします。
- [次へ]をクリックします。
- 引き継ぎ元や引き継ぐ内容を確認し、[実行]をクリックします。
- 「作業を完了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
II Microsoft IMEとATOK 2008が同じパソコンにある場合(旧バージョンのATOKが存在する場合)
旧バージョンのATOKがセットアップされているパソコンにATOK 2008をセットアップし、Microsoft IMEに近い設定にしたり、Microsoft IMEで登録した単語をATOK 2008に追加したりする場合は、以下のように操作します。
■操作
- スタートアップツールを起動します。
- [次へ]をクリックします。
- [引き継ぐ方法]で、[手動]を選択し、[次へ]をクリックします。
- [日本語入力システムとプロパティを指定する]を選択し、[日本語入力システム一覧]で[MS-IME○○]*1を選択します。
*1 ○○には、Microsoft IMEのバージョンが入ります。
- [次へ]をクリックします。
- [文字の入力方法]で、ローマ字入力にするか、カナ入力にするかを選択します。
- [引き継ぐ内容の設定]で、それぞれ以下のように設定します。
- Microsoft IMEの操作性に近い設定でATOKを使用する場合は、[MS-IME風の入力設定にする]をオンにします。
- Microsoft IMEで登録した単語をATOKに引き継ぐ場合は、[登録単語を引き継ぐ]をオンにします。
- [次へ]をクリックします。
- 引き継ぎ元や引き継ぐ内容を確認し、[実行]をクリックします。
- 「作業を完了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
●こんなときは
- これまで旧バージョンのATOKをMicrosoft IMEに近い設定で使用していて、旧バージョンのATOKで登録した単語を引き継ぎたい場合は、操作3.で[標準]を選択します。
III Microsoft IMEとATOK 2008が別のパソコンにある場合
- Windows付属の日本語入力システム(Microsoft IME)に近い設定にする方法については、以下のヘルプを参照してください。
- 別のパソコンにあるMicrosoft IMEの辞書に登録されている単語をATOK 2008の辞書に追加する方法については、以下のヘルプを参照してください。