画像ファイルを図面に挿入するときに、指定した範囲だけを切り抜いて貼り付けます。
「トリミング」と呼ぶ機能を使います。
※トリミングは、イメージ枠・画像枠のどちらでも実行できます。
■画像を挿入するときに切り抜く範囲を指定する
[トリミングして挿入]で、画像挿入時に切り抜きます。
■操作
- コンテンツパレットの[画像]シートで、貼り付けたい画像のある一覧を表示します。
- 画像の一覧で、貼り付けたい画像の上で右クリックします。
- 表示されたメニューから、[トリミングして挿入]を選択します。
[トリミング]ダイアログボックスが表示されます。
- プレビュー画面上の、画像の周りに表示されている□マークをドラッグして、切り抜く範囲を決めます。
- 画像の縦横比と同じ比率で切り抜く範囲が変化するようにする
- [縦横比]で[画像のサイズに合わせる]を選択します。
- 切り抜く範囲の幅と高さを自由に指定できるようにする
- [縦横比]で[自由]を選択します。
- 切り抜く場所を移動する
- 切り抜く大きさを決めたら、範囲内にポインタを移動し、範囲の枠をドラッグします。
- 切り抜く範囲が決定したら、[OK]をクリックします。
画像のデータサイズや貼り付け時の設定によって、指定した範囲に切り抜かれた画像が図面に貼り付くか、引き続き6.の画面が表示されます。
- [イメージ枠のサイズ指定]または[画像枠のサイズ指定]ダイアログボックスが表示されたら、必要に応じて、画像の表示サイズや解像度を設定して[OK]をクリックします。
指定した範囲に切り抜かれた画像が図面に貼り付きます。
※画像が持つ表示サイズ・解像度のままで図面に貼り付ける場合は、[キャンセル]をクリックします。
また、サイズの指定について詳しくは、次のFAQを確認してください。
▼注意
- [トリミングして挿入]では、以下のファイルはトリミングできません。
- EMF、WMF
- アニメーションGIF
- PCT、PCD
■挿入済みの画像をトリミングする
挿入した画像をあとからトリミングします。
■操作
- トリミングする画像を選択し、右クリックします。
- 表示されたメニューから[トリミング]を選択します。
[トリミング]ダイアログボックスが表示されます。
- プレビュー画面上の、画像の周りに表示されている□マークをドラッグして、切り抜く範囲を決めます。
- 画像の縦横比と同じ比率で切り抜く範囲が変化するようにする
- [縦横比]で[画像のサイズに合わせる]を選択します。
- 切り抜く範囲の幅と高さを自由に指定できるようにする
- [縦横比]で[自由]を選択します。
- 切り抜く場所を移動する
- 切り抜く大きさを決めたら、範囲内にポインタを移動し、範囲の枠をドラッグします。
- 切り抜く範囲が決定したら、[OK]をクリックします。
指定した範囲で画像が切り抜かれます。
トリミング直後は、切り抜いたあとの画像の縦横比を維持して、トリミング前の表示領域に収まる大きさになります。
※[挿入-イメージ枠の作成-トリミング]、または[挿入-画像枠の作成-トリミング]も同じ機能です。
?困ったときは
- トリミングすると、元図より拡大した表示になり、画像が粗くなった
トリミングを実行すると、設定によっては表示領域内の画素数が少なくなり、画像が粗く見えることがあります。
画素数が変化した画像を、画面の解像度(96dpi)に合わせた表示にするときは、[等倍に戻す]を使います。
トリミングを実行したあとの画像の上で右クリックし、表示されたメニューから[等倍に戻す]を選択します。