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更新日:2009.03.03 - 情報番号:042459
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ATOK X3 for Linux アップデートモジュール
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ATOK X3 for Linuxで発生している現象を回避します。

Turbolinux Client 2008に搭載されているATOK X3 for Linuxをご利用の方は、ダウンロードの必要はありません。
更新日(公開日) 対象製品 ファイル名 サイズ
2009.03.03
(2008.03.18 公開)
ATOK X3 for Linux atokx3up2.tar.gz 8,427,265バイト
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以下の内容をご確認の上、モジュールをダウンロードして、インストールしてください。

導入にあたっての注意事項

本モジュールをご導入いただく前に、以下の内容を必ずご確認ください。
  • 以下の2つの条件を両方満たす場合は、導入いただく必要はありません。
    ATOKパレット上で右クリックし、基本のメニューから[ヘルプ(H)−バージョン情報(A)]で表示されるバージョン情報ダイアログボックスで、バージョンが以下の記載バージョン以降である。
    20.0.3.0
    iiimf-gtkパッケージのバージョンの末尾(js?の部分)が以下の記載バージョン以降である。
    iiimf-gtk-trunk_r3104-js3

回避項目

本モジュールを導入いただくことで、以下の現象を回避します。

▼2009.03.03 更新版で追加した回避項目

  • ATOK X3 for Linuxをインストールした環境で、GTK+2のアプリケーションにおいて、アプリケーションのコンテキストがすべて閉じられたとき、アプリケーションが強制終了したり応答なしになったりする場合がある現象
  • クリックパレット上の文字が間違っている現象
  • プロパティの半角全角変換の設定が正しく設定されない場合がある現象

▼2008.03.18 公開版の回避項目

  • ATOK X3 for Linuxをインストールした環境において、デスクトップにログインしているユーザーとは異なるユーザーで、GTK+アプリを正常に起動できない現象
    例:
    Ubuntu 7.10で「Synapticパッケージマネージャ」などを起動した場合
  • 環境によって、電子辞典検索ウィンドウを[End]キーでスクロールすると、電子辞典検索ウィンドウやATOKパレットが消える場合がある現象
  • 環境によって、ATOKパレット上のツールチップが正しく表示されない現象
  • 指示詞「あの」の指示詞照応が正しく動かない現象
  • 辞書ユーティリティで単語の削除ができない場合がある現象
  • UbuntuやDebian GNU/Linuxの環境で、[半角/全角]キーや[カタカナひらがな]キーが正常に効かない現象
    本現象を回避するには、/etc/X11/xinit/xinput.d/iiimfが存在する場合は必要に応じてそのバックアップを取ったあと、本モジュールを導入し、/opt/atokx3/sample/setting_debian4.shを実行してください。
    /opt/atokx3/sample/setting_debian4.shを実行すると、IIIMFステータス非表示ツール(iiimf_status_hide)の設定など、それまでの/etc/X11/xinit/xinput.d/iiimfへの変更は取り消されます。必要に応じて再度変更を行ってください。
  • ヘルプの辞書コンバートツール、スタイルコンバートツールに関する記述に間違いがある現象

機能追加項目

本モジュールを導入いただくことで、以下の機能を追加します。

▼2008.03.18 公開版の機能追加項目

  • ATOKのオン/オフの状態にかかわらず、ATOKパレットを常に表示しない機能
    ATOK起動の設定ファイル(*1)に以下の記述を追加してログインし直すと、この機能を有効にすることができます。
    export ATOK_DISABLE_PALETTE=t
    ATOKパレットが表示されていなくてもATOKオン状態であればキー(デフォルトの設定では[Ctrl]+[F10])でATOKメニューを開くことができます。
  • ATOKオン時に入力位置近辺にATOKステータスを表示する機能
    ATOK起動の設定ファイル(*1)に以下の記述を追加してログインし直すと、この機能を有効にすることができます。
    export ATOK_ENABLE_STATUS_WINDOW=t
    ATOKステータス上で右クリックするとATOKメニューを表示することができます。
    ATOKパレットが常時非表示でIIIMFステータスも非表示にしているときに、最低限のATOKの状態を表示させたい場合に有効にするのがお薦めです。
    (*1)
    ATOK起動の設定ファイルと追加位置
    <Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop/Fedora 8/Fedora 7の場合>
    /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.confの最後の行に追加
    <Red Hat Enterprise Linux 4.5 WS/Ubuntu 8.10/Ubuntu 8.04/Ubuntu 7.10/Debian GNU/Linux 4.0の場合>
    /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimfの最後の行に追加
    <SUSE Linux Enterprise Desktop 10/Turbolinux FUJIの場合>
    /opt/atokx3/bin/atokx3start.shの「/usr/bin/iiimx -iiimd」の行の直前に追加

モジュールのダウンロード

ダウンロードの手順
  • Linux環境において、下記のボタンをクリックし、ファイルを任意の場所に保存します。
    以降、/tmp/atokx3ディレクトリに保存したと仮定して記載します。
  • ダウンロードしたファイルの、ファイル名・サイズが以下であることをご確認ください。
     ファイル名:atokx3up2.tar.gz
     ファイルサイズ:8,427,265 バイト
    サイズが同じなら、正常にダウンロードできています。
    サイズが異なる場合は、下記のどちらかの方法で再度ダウンロードしてください。
    • ご使用ブラウザのMIME設定を見直す
    • 他のブラウザよりダウンロードする
ダウンロード

インストール手順

操作手順
  • ダウンロードしたファイルを展開します。
    $ cd /tmp/atokx3
    $ tar xzf ./atokx3up2.tar.gz
  • デスクトップにログインしているユーザーがいれば、すべてログアウトします。
  • [Ctrl]+[Alt]+[F2]キーを押して仮想端末に切り替えます。
  • ログインしてインストールします。
    お使いのディストリビューションによって操作が異なります。
    • <Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop/Red Hat Enterprise Linux 4.5 WS/SUSE Linux Enterprise Desktop 10/Turbolinux FUJI/Fedora 8/Fedora 7の場合>
      (4-1) rootユーザーでログインします。
      (4-2) 次のコマンドを実行します。
       # cd /tmp/atokx3/atokx3up2
       # bash ./setupatok_up2.sh
      (4-3) ログアウトします。
       # exit
    • <Ubuntu 8.10/Ubuntu 8.04/Ubuntu 7.10の場合>
      (4-1) 「root権限で実行するコマンドを、sudoで実行できるユーザー」でログインします。
      (4-2) 次のコマンドを実行します。
       $ cd /tmp/atokx3/atokx3up2
       $ sudo bash ./setupatok_up2_deb.sh
      (4-3) ログアウトします。
       # exit
    • <Debian GNU/Linux 4.0の場合>
      (4-1) rootユーザーでログインします。
      (4-2) 次のコマンドを実行します。
       # cd /tmp/atokx3/atokx3up2
       # bash ./setupatok_up2_deb.sh
      (4-3) ログアウトします。
       # exit
  • [Ctrl]+[Alt]+[F7]キーを押して、デスクトップログインの画面に戻します。
  • 任意のユーザーで新しくログインします。

対象製品一覧

  • ATOK X3 for Linux
Turbolinux Client 2008に搭載されているATOK X3 for Linuxをご利用の方は、ダウンロードの必要はありません。
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