パソコンに残っているユーザー辞書とお気に入り文書それぞれのバックアップファイルを利用することで、元の状態に戻すことができます。

■操作

1. 現在のユーザー辞書・お気に入り文書のファイルをドラッグして、ゴミ箱に移動します。

   インストール後、特に設定を変更していない場合は、起動ディスクにある以下のファイルを削除します。

   • ユーザー辞書
     </ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Preferences/ATOK21>内の
     「ATOK21ユーザー辞書1」
   • お気に入り文書
     </ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Preferences/ATOK21>内の
     「ATOKTP.TPF」
     「ATOKTP.TPU」
2. ユーザー辞書・お気に入り文書のバックアップファイル名を変更します。

   バックアップファイルは、操作1.のファイルと同じフォルダにあります。元のファイル名に「バックアップ」または「バック」が付いたファイルが、バックアップファイルです。

   【例】
   
   • ［ATOK21ユーザー辞書1バックアップ］→［ATOK21ユーザー辞書1］
   • ［ATOK21医学用ユーザー辞書1バックアップ］→［ATOK21医学用ユーザー辞書1］
   • ［ATOKTP.TPFのバックアップ］→［ATOKTP.TPF］
   • ［ATOKTP.TPUのバックアップ］→［ATOKTP.TPU］
3. コンピュータを再起動します。

   コンピュータのユーザー辞書・お気に入り文書が、ATOK Syncを実行する前の状態に戻ります。

◆補足

使用している環境のユーザー辞書が存在する場所やファイル名は、以下の方法で確認できます。

1. ATOK 2008が使用できる状態で、入力メニューをクリックし、［環境設定］を選択します。

   ATOK環境設定が起動します。

2. ［辞書・学習］シートを選択します。
3. ［辞書セット一覧］から基本辞書セットを選択します。

   辞書セット名の前に が付いているのが基本辞書セットです。

4. ［学習］の［詳細設定］をクリックします。
5. ［ユーザー辞書設定］の［ユーザー辞書］を確認します。

   ここで設定されているのが、同期の対象となる基本辞書セットのユーザー辞書です。ユーザー辞書が存在する場所を確認したい場合は、［変更］をクリックします。

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