花子・一太郎で作成したデータを、Agreeでも活用するには、以下のような方法があります。
それぞれの場合に応じて操作します。
I 花子・一太郎からデータをコピーして、Agreeに貼り付ける
■操作
- 花子や一太郎の画面に、Agreeに貼り付けたいデータを読み込み、表示させます。
- 活用したいデータを図形選択または範囲選択します。
※花子では、描画パレットの をクリックし、Agreeに貼り付けたい図形を選択します。
- [編集-コピー]を選択します。
- Agreeの画面に切り替えます。
- [編集-貼り付け]または[編集-形式を選択して貼り付け]を選択します。
花子や一太郎のデータが、Agreeの画面に貼り付きます。
※[形式を選択して貼り付け]の場合、[データ形式]を[花子図面]、[一太郎文書]で貼り付けると、Agreeに貼り付けたあとも、そのデータの上でダブルクリックすることで、花子や一太郎の機能を使った編集が可能です。
◆補足
花子2006以降から[編集-貼り付け]で貼り付けた場合、貼り付け後の花子図形をAgreeの作図・絵のデータとして扱うことができます。このように、Agreeで編集できる属性を持ったデータとして貼り付けるには、花子の設定で[ツール-オプション]の[他形式の変換]で[Microsoft Office 描画オブジェクトを作成する]*1を[する]に設定しておきます。この状態で、上の3.以降の手順を操作します。
*1花子のバージョンによっては、[MS Office 描画オブジェクトを作成する]です。
II 花子・一太郎ファイルをPowerPoint形式で保存してから、Agreeに読み込む
花子や一太郎のファイルをPowerPoint形式で保存したあと、そのファイルをAgreeに読み込みます。
※この方法は、花子2005以上、一太郎2006以上を使っている場合に可能です。
■操作
- 花子や一太郎の画面に、Agreeに貼り付けたいデータを読み込み、表示させます。
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択して、[保存形式]を[プレゼンテーション形式]*1で保存します。
*1花子2008以上を使用している場合は、[PowerPoint 2003-95/Ver4 プレゼンテーション形式]を選択します。
- Agreeの画面に切り替えます。
- 操作2.で保存したPowerPoint形式のファイルを読み込みます。
◆補足
花子2009、一太郎2009での詳しい操作手順や、PowerPoint形式で保存した場合の互換上の制限については、花子、一太郎のヘルプを確認してください。
- [ヘルプ-花子のヘルプ]、または、[ヘルプ-一太郎のヘルプ]を選択します。
- [目次]シートを選択します。
- 一覧から以下の内容を選択します。
- 花子の場合
[旧バージョン・一太郎・他社ソフトをお使いの方へ-Microsoft Office製品をお使いの方へ-プレゼンテーションファイルの形式で保存する] - 一太郎の場合
[他社ソフトをお使いの方へ-他ソフトで文書を利用する-PowerPoint形式で保存する]
- 花子の場合
III 花子部品をAgreeで使用する
■操作
花子の部品と同じイラストは、[挿入-絵-一覧から]を選択して呼び出すことができます。
- イラストを貼り付けたいスライドを画面に表示します。
- [挿入-絵-一覧から]を選択します。
- [カテゴリー]の一覧から、スライドに貼り付けたいカテゴリーを選択します。
カテゴリー名の先頭にある[+]をクリックすると、さらに分類が表示されます。この状態で、希望のカテゴリー種類を選択します。
- 画面右側の絵の一覧から、スライドに貼り付けたいイラストをクリックして選択します。
- [挿入]をクリックします。
指定したイラストがスライドの中央に貼り付きます。イラストの上にマウスポインタを合わせてドラッグすると、移動できます。