Agreeでは、OpenDocument プレゼンテーション形式ファイル(*.odp)を開いたり、保存することができます。ただし、データによっては一部、対応できないものがあります。
AgreeとOpenDocument プレゼンテーション形式ファイルのやりとりに関する互換の制限は、以下のとおりです。
I OpenDocument プレゼンテーション形式を開く場合
【扱えるデータ】
- 読み込めるデータは、テキスト枠、画像(リンクされた画像をのぞく)です。
※次のデータは読み込めません。
図形、画面切り替え効果、アニメーション効果、スライドマスター、スライドの背景
【テキスト】
- 縦書きのテキスト枠は横書き枠に変換されます。
2行以上の縦書き文書は、読み込んだ時点で作成時と文字の並びが変わります。
この場合は、次の手順でテキスト枠を縦書きに変更します。- テキスト枠を右クリックして表示されるメニューの[テキスト枠のプロパティ]を選択します。
- [テキスト枠]シートを選択します。
- [図形内でテキストを縦書きをする]をクリックして
にします。
- [OK]をクリックします。
- 図形内のテキスト枠は読み込めません。
- テキスト枠の破線は実線に変換されます。
- テキスト枠の背景はべた塗りのみ変換されます。透明度は無効になります。
- 回転したテキスト枠は異なる位置に読み込まれます。また、回転角度は無効になります。
【その他】
- OpenOffice.orgでOpenDocument プレゼンテーション形式ファイル(*.opd)を開いていると、Agreeではそのファイルを読み込めません。
II OpenDocument プレゼンテーション形式で保存する場合
【扱えるデータ】
- 保存できるデータは、テキスト枠、画像です。
※次のデータは保存できません。
図形、画面切り替え効果、アニメーション効果、スライドマスター、スライドの背景
【テキスト】
- 縦書きのテキスト枠は横書き枠に変換されます。
- 図形内のテキスト枠は保存できません。
- テキスト枠の破線は実線に変換されます。
- テキスト枠の背景はべた塗りのみ変換されます。透明度は無効になります。
- 回転したテキスト枠は異なる位置に保存されます。また、回転角度は無効になります。
【表】
- 表データは保存できません。表内のテキスト枠のみ保存されます。