Word文書に以下のような書式が含まれている場合は、Just Right!上で編集した内容を反映することができません。
※Wordへ反映するときに[すべて反映]をクリックしても、反映されません。また、[1つずつ反映]を選択しても、[反映の確認]ダイアログボックスの[反映して次へ]は淡色で表示され、クリックできません。
- フィールド
- フィールドの前後を含む範囲の編集内容は、反映できません。
- フィールドの種類によっては、フィールド直後に隠し文字などの情報が存在します。このため、フィールド直後への文字列の挿入や削除は実行できない場合があります。
【例】Word 2003の場合は以下のようなフィールドが該当します。
Ask、DocVariable、Next、NextIf、Private、RD、Set、SkipIf、TA、XEなど。
- 隠し文字
索引の読みのデータなど、隠し文字を含む範囲の編集内容は、反映できません。
- 改行・脚注記号
改行や脚注記号を含む範囲の編集内容は、反映できません。
- 図など
Word 2010/2007の場合、図/グラフ/SmartArtなどをJust Right!に取り込むと、「/」と表示されることがあります。この部分を含む編集内容は、反映できません。
▼注意
次の機能を利用している場合は、編集内容をWordに反映できない状態でJust Right!が起動します。Just Right!で指摘内容を確認し、Wordで修正してください。
- クイックパーツ
Word 2010/2007の場合、クイックパーツを含む領域の編集内容は反映できません。
- 変更履歴内の削除されたテキストボックス
変更履歴内の、削除されたテキストボックスまたは図形内の文字列からJust Right!を起動した場合、Just Right!で編集した内容は反映できません。
- フィールドコード { SHAPE \* MERGEFORMAT }
Shapesオブジェクトのアンカーに指定されていないフィールドコード{ SHAPE \* MERGEFORMAT }がWord文書に含まれている場合、Just Right!で編集した内容は反映できません。
- Word文書を「読み込み専用」で開いている場合
「最終版」に設定されているWord文書を開いている場合(Word 2010/2007)や、ほかのコンピューターなどで編集されているWord文書を「読み込み専用」で開いている場合
◆補足
- Just Right!上で、同じ個所を繰り返し編集した場合、[1つずつ反映]で[次へ]をクリックしたなどWordへの反映をスキップすると、編集内容を正しく反映できないことがあります。
- Unicodeのサロゲートペアの文字を含む場合は、Wordへ反映することはできません。
Word文書中にUnicodeのサロゲートペアの文字が含まれていたり、Just Right!上でUnicodeのサロゲートペアの文字を入力したりした場合は、すべて未反映の編集項目になります。
また、Word上の位置の情報は取得できないため、位置の情報は表示されません。Wordの別文書として出力した場合も、正しい文字で出力されないことがあります。