花子で作成した図面は、AutoCADやPowerPointなど、花子以外の製品で利用できる形式にして保存することができます。また、画像ファイル(イメージデータ)の形式や、文字をテキスト形式にして保存することもできます。
花子ファイル以外の形式で保存する場合、ファイル形式によって、保存するときの操作が異なります。保存したいファイル形式に応じて操作します。
I 画像ファイル(イメージ)の形式
→JPEGやGIFなどの画像・イメージデータとして保存したい
※選択した図形を、コンテンツパレットの[画像]シートにドラッグして、画像ファイル(イメージ)の形式として保存することもできます。
II 他社・グラフィック形式
【DXF形式のファイル】
【PowerPoint形式のファイル】
【OpenDocument Drawing形式のファイル】
【EPS形式のファイル】
【DWF形式のファイル】
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
- [保存形式]の右端の▼をクリックして、[DWF形式]を選択します。
- [ファイル名/URL]に図面の名前を入力し、[OK]をクリックします。
[詳細]を設定するダイアログボックスが表示されます。
- 各項目を設定し、[開始]をクリックします。
選択した保存形式で、編集中の図面の1ページ目だけが保存されます。
▼注意
DWFファイル形式で保存した場合、参照図形など、一部変換できないデータがあります。制限については、次のFAQを確認してください。
【SVG形式で保存する】
花子で編集した図面を、ベクトル図形のインターネット標準フォーマットのSVG(Scalable Vector Graphics)形式で保存することができます。
※SVGの仕様は、Ver.1.0(2001/09/04勧告)に準拠しています。
- 保存したいページに切り替えます。
- [ファイル-他形式の保存/開く-SVG形式で保存]を選択します。
- 保存する場所・ファイル名を設定し、[OK]をクリックします。
- [文字コード]を確認・設定します。
特に設定を変更する必要がない場合は、そのままでかまいません。
- [画像の保存場所]を設定します。
図面中にイメージデータが含まれる場合、SVGファイル内に埋め込むか、別ファイルにして保存するかを選択します。
[別ファイル]を選択した場合は、[画像フォルダ名]に、画像を保存するフォルダ名を設定します。SVGファイルの保存先に指定したフォルダ以下に、ここで設定したフォルダが作成されます。 - [OK]をクリックします。
- 保存した内容を確認するかどうかを確認するメッセージが表示されるので、すぐに保存した内容を確認する場合は、[はい]をクリックします。
オプションパレットの[プレビューの指定]で設定している場所に表示されます。
セットアップ直後は、クリップウィンドウの[ブラウザ]シートに表示されます。
▼注意
保存する図形の種類ごとに、一部制限があります。次のFAQを確認してください。
III PDFファイル形式
IV HTMLファイル形式
■操作
- [ファイル-他形式の保存/開く-HTML形式で保存]を選択します。
- [詳細]をクリックします。
- [出力範囲]や[画像ファイル形式]などを設定し、[OK]をクリックします。
[HTML形式で保存]ダイアログボックスに戻ります。
- [ファイル名/URL]などを入力し、[OK]をクリックします。
選択した[画像ファイル形式]に応じて詳細な設定ダイアログボックスが表示されます。必要に応じて詳細を設定し、[OK]をクリックします。
◆補足
HTML形式で保存すると、次のファイルが作成されます。
- 全ページの図面一覧用のHTMLデータ
図面一覧のデータで、各ページにリンクできます。保存したときの名前がそのまま付いています。 - 各ページの図面用HTMLデータ
ページ分作成されます。 - ボタン用の画像データ
※作成したHTMLファイルをあとから見るときは、保存した名前の付いたHTMLファイルをエクスプローラなどから開き、一覧から見たい図面のページのリンクをクリックします。
▼注意
- HTML形式で保存した場合、表示・選択プレーンに指定されていないプレーン上の図形は保存されません。
- 基本的には画面の表示どおりに保存されますが、補助線やスケールガイドなどは保存されません。
- ビューは無効になります。
- 画像(イメージ)ファイルの大きさが9,999ピクセルを超える場合、9,999ピクセルに収まるようにサイズが調整されます。
V XPSファイル形式
VI テキストファイル形式
■操作
- 保存したい文字枠を選択します。
文字枠の文字の一部を保存したい場合は、保存したい文字列を選択します。 - [ファイル-一部保存-文書]を選択します。
- 文字コードを選択する場合は、[詳細]をクリックし、各項目を設定したら、[OK]をクリックします。
[一部保存(文書)]ダイアログボックスに戻ります。
- [ファイル名/URL]に名前を入力します。
- [保存形式]の右端の▼をクリックして、保存したい形式を選択します。
- [OK]をクリックします。
指定した文字枠内の文字だけが保存されます。
◆補足
- 複数の文字枠を選択している場合は、図形番号順に保存されます。文字枠スタイルや文字属性は無効になります。
- [リッチテキスト形式]で保存する場合、保存できる文字枠は1つです。文字枠を複数選択しているときは、図形番号の一番小さい文字枠だけが保存されます。