ファイルの読み込みや、図面の表示が遅い場合、以下の内容を確認します。
- 表示速度の設定を変更する
- アンチエイリアス表示を無効にする
- 文字枠が含まれる図面の場合
- 図形や文字枠など図形数の多い図面の場合
- 図形効果を付けた図形が多く含まれる図面の場合
- 補助線や連続直線が多く含まれる図面の場合
- 使用環境のメモリやハードディスクの設定を確認する
■表示速度の設定を変更する
■操作
- [ツール-オプション]を選択します。
- 画面左側の[グループ]で、[操作環境-表示]を選択します。
- 画面右側の[項目一覧]で、[表示のパフォーマンスを向上させる]*1 の[設定]を[する]にします。
*1 [表示のパフォーマンスを向上させる]は、[アンチエイリアスで表示する]が[する]の場合に、設定することができます。
- 設定が完了したら、[OK]をクリックします。
この設定は、花子の次回起動時から有効になります。一度終了して、再度花子を起動したあと、表示を確認します。
■アンチエイリアス表示を無効にする
上記の「表示速度の設定を変更する」を実行しても速くならない場合は、アンチエイリアスの表示を無効にしてみます。
■操作
- [ツール-オプション]を選択します。
- 画面左側の[グループ]で、[操作環境-表示]を選択します。
- 画面右側の[項目一覧]で、[アンチエイリアスで表示する]の[設定]を[しない]にします。
- 設定が完了したら、[OK]をクリックします。
設定内容が反映され、アンチエイリアス機能が無効な状態になります。
- ファイルの読み込みを試します。
※アンチエイリアス表示を無効にすると、透明度の機能を利用できません。
■文字枠が含まれる図面の場合
状況に応じて、次の内容を確認します。
【ファイルの読み込みに時間がかかる場合】
→文字枠がたくさんある花子図面を開くと、読み込みに時間がかかる
【文字列の表示が遅い場合】
- フォントキャッシュファイルを更新する
「フォントキャッシュ更新ツール」で、使用環境のフォント情報を更新して表示速度が速くなるか確認します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-JustSystems*1 アプリケーション-JustSystems*1 ツール&ユーティリティ-フォントキャッシュ更新ツール]を選択します。
*1[JUSTSYSTEM]の場合もあります。
- [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されたら、[はい]または[続行]をクリックします。管理者アカウント以外でログオンしている場合は、管理者アカウントのユーザー名やパスワードを入力し、[はい]または[OK]をクリックします。
※ご使用のOSや設定によっては、[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスは表示されません。3.へ進みます。
- フォントの情報ファイルを更新してよいか確認するメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
- 更新が完了し、再起動の確認メッセージが表示されたら、[はい]をクリックし、Windowsを通常モードで再起動します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-JustSystems*1 アプリケーション-JustSystems*1 ツール&ユーティリティ-フォントキャッシュ更新ツール]を選択します。
- 文字列を表示しない設定に変える
[表示-表示モード-簡易表示]をクリックして、簡易表示に切り替えます。
※簡易表示では文字列は表示せず、枠のみ緑の点線枠で表示することで表示を速くします。
■図形や文字枠など図形数の多い図面の場合
図形や文字枠など図面中の図形数が多い場合、再表示の方法を変えて試します。
次の手順で設定する[画面表示を一括して行う]で、現在の設定から[する/しない]を切り替えることで、表示が速くなることがあります。
■図形効果を付けた図形が多く含まれる図面の場合
図面効果の表示品質を変えたり、表示しない設定に変えることで、ファイルの読み込みや表示の速度が速くなる場合があります。
- 図形効果の表示品質を変える
[ツール-オプション]の[操作環境-表示]で、[図形効果の表示品質]を[普通]にします。
- 図形効果を表示しない設定にする
[ツール-オプション]の[操作環境-表示]で、[図形効果を表示する]を[しない]にします。
■補助線や連続直線が多く含まれる図面の場合
補助線を非表示にしたり、連続直線の数を減らすことで、ファイルの読み込みや表示の速度が速くなる場合があります。
※補助線の表示/非表示は、[表示-表示切替-補助線の表示]を選択して切り替えます。
■使用環境のメモリやハードディスクの設定を確認する
次のFAQで、使用環境のメモリやハードディスクの設定を確認します。