花子に読み込んだイメージ枠や画像枠は、ディスプレイと同じ解像度(通常は96dpi)で表示されています。
そのため、画素数の多いイメージファイルを読み込んだり、高解像度でスキャナから画像を取り込んだ場合、元のサイズ以上に大きく表示されてしまいます。
このような場合、[イメージ枠のサイズ指定]または[画像枠のサイズ指定]で、サイズを縮小します。必要に応じて、解像度を小さくして、データサイズを縮小することもできます。
■操作
- 表示サイズを変えたい画像を選択します。
- 右クリックし、表示されたメニューから[イメージ枠のサイズを指定]、または[画像枠のサイズを指定]を選択します。
- [横]/[縦]で、図面上の表示サイズを指定します。( )内の範囲で設定します。
- 画像の縦横比を保ってサイズを指定する
[縦横比固定]をクリックして
にします。どちらか一方の値を調整すると、もう一方も連動して値が変化します。
- [横]と[縦]を印字領域に収まるサイズにする
[印字領域サイズ]をクリックして
にします。ただし、元の画像サイズが印字領域より小さい場合は、淡色で表示されて選択できません。
- 画像の縦横比を保ってサイズを指定する
- ファイルを保存する際のデータサイズも小さくしたい場合は、[解像度]の右端の▼をクリックし、解像度を一覧から選択するか、直接入力します。
※設定する値は、入力欄左横の[現在値]を参考に設定します。
※データサイズの大きな画像では、選択肢に[推奨(200)]が表示されます。この設定を選択すると、一定の印字品質を保って、ファイルサイズを抑えることができます。
※画像に対して、指定した解像度が設定できない場合は、自動的に[最大]が選択されます。
- [OK]をクリックします。
イメージ枠、または画像枠が指定したサイズに変更されます。
●こんなときは
- マウスでドラッグして、サイズを小さくする
描画パレットの[図形の選択(拡大/縮小)]で、イメージ(イメージ枠または画像枠)をクリックします。 イメージの周りの
マークにポインタを合わせ、ポインタの形が
・
に変わったらドラッグして縮小します。
この場合、イメージファイルの図面上のサイズを小さくしても、画素数は変化しません。