このFAQは、「Shuriken CE 管理ツール3」または、「Shuriken CE 管理ツール2」(以下、「管理ツール」)を導入した環境を対象としています。
ユーザー環境で動作定義ファイルを更新するとき、システム管理者以外の環境で不正に作成された動作定義ファイルが登録されることを防ぐために、管理コードのチェックを行っています。この管理コードが一致しない場合、「更新元の設定ファイルの管理コードが現在の設定ファイルの管理コードと違います。Shurikenの設定を変更できません。」とメッセージが表示され、ユーザーのShurikenに適用されません。
動作定義ファイルを作成するパソコンをフォーマットしたり、新しいパソコンに変えたりした場合、管理ツール起動時に以前使用していた管理コードを入力しないと、元の動作定義ファイルと管理コードが違うものになります。以前使用していた管理コードを利用したい場合は、次の操作を行います。
■操作
※ここでは、<C:\Program Files\JustSystems\ShurikenTool>フォルダに「JsvmMgr.exe」がセットアップされている場合を例に説明します。セットアップ先が異なる場合は、セットアップしたフォルダに読み替えてください。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-アクセサリ-コマンドプロンプト]*1を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[プログラム-コマンドプロンプト]です。
- 「JsvmMgr.exe」(管理ツール)が存在する場所に移動します。
プロンプト(C:\Users\ユーザー名>)*2に続けて、以下のように入力します。
C:\Users\ユーザー名>CD▲C:\Program Files\JustSystems\ShurikenTool
※「▲」は半角スペースを表します。
*2ご使用のOSによっては、C:\Documents and Settings\ユーザー名>です。
- [Enter]キーを押します。
- 「JsvmMgr.exe▲/REMOVE」と入力します。
以下のように表示されます。
C:\Program Files\JustSystems\ShurikenTool>JsvmMgr.exe▲/REMOVE
※「▲」は半角スペースを表します。
- [Enter]キーを押します。
[管理パスワードの確認]ダイアログボックスが表示されます。
- [管理パスワード]を入力し、[OK]をクリックします。
- 「環境情報を削除しました。」と表示されたら、[OK]をクリックします。
- コマンドプロンプトを終了します。
- 管理ツールを起動し、[管理コード]欄に以前使用していた管理コードを入力します。
- [管理パスワード]を入力し、[OK]をクリックします。
- [終了]をクリックします。
▼注意
以前使用していた管理コードを紛失した場合、管理コードを復旧することはできません。
このため、新しい管理コードに変更すると、すでにユーザー環境に登録されている動作定義ファイルの更新ができなくなります。新しい管理コードに変更した場合は、新しく作成した動作定義ファイルと共にShurikenのセットアップを公開し、ユーザー環境で再セットアップする必要があります。
■関連情報
管理コードについて詳しくは、以下のFAQを参照してください。