旧バージョンのShurikenがセットアップされた環境にShuriken 2009をセットアップした場合は、Shuriken 2009の初回起動時に環境移行ツールが表示されます。アカウントの設定内容やアドレス帳のデータはそのまま使用することができますが、メールデータは、環境移行ツールを実行し、Shuriken 2009で使用可能な形式に変換する必要があります。以下の手順で環境移行ツールを実行します。
■操作
- Shuriken 2009の初回起動時に環境移行ツールが表示されるので、[はい]をクリックします。
※[いいえ]をクリックした場合は、Shuriken 2009を起動することができません。
- Shuriken 2009のデータ保存先フォルダと旧バージョンのバックアップデータの保存先を設定します。
[データ保存先フォルダ]は、通常は変更する必要はありません。
[参照]をクリックして、一覧から選択することもできます。一覧から、特定の場所を選択して、[新しいフォルダの作成]をクリックすると、選択した場所にフォルダを作ることができます。
※[ユーザー]は、移行していないユーザーが複数存在する場合のみ表示されます。▼をクリックして、移行するユーザーを選択することができます。
※[データ保存先フォルダ]は、デスクトップやC:\などのドライブは指定できません。旧バージョンのデータ保存先または、新しいフォルダを指定してください。
- [開始]をクリックします。
- 確認のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。
環境移行ツールが実行されます。ご使用の環境やデータ量によっては、時間がかかる場合があります。
- 「環境移行が完了しました。」と表示されたら[はい]をクリックします。
環境移行ツールの実行結果が表示されます。
- 実行結果を確認し、正常に移行が完了しているかどうか確認します。
実行結果は、以下の記号で表示されます。
○:正常に移行が完了しました。
×:移行に失敗しました。
!:メールデータの一部が正しく移行できませんでした。 - 画面右上の[×]をクリックして、実行結果の画面を閉じます。
Shuriken 2009が起動します。
◆補足
- 環境移行ツールは、Shurikenのユーザーごとに実行する必要があります。
- 環境移行ツールは、Windowsの[スタート-すべてのプログラム-Shuriken 2009-環境移行ツール]からも実行することができます。
- 旧バージョンのバックアップデータをShuriken 2009でリストアした場合も、環境移行ツールが表示されます。
■関連情報
→環境移行ツール実行時、「指定したユーザーでは実行できません」と表示される