登録した単語や学習した内容をバックアップするには、辞書に登録した単語の一覧をテキストファイル(単語ファイル)に保存します。
バックアップを復元するには、作成した単語ファイルを辞書に登録します。
それぞれの場合に応じて操作します。
I 登録した単語や学習した内容をバックアップする
■操作
- ATOKパレット上で右クリックし、メニューから[辞書ユーティリティ]を選択します。
基本辞書セットのユーザー辞書(ATOKS4U?.DIC)の内容が表示されます。
※セットアップ直後は、標準辞書セットにはATOKS4U1.DIC、学年別辞書の辞書セットにはATOKS4U0.DICがユーザー辞書に設定されています。
※別の辞書に登録されている単語を保存したい場合は、[ファイル-開く]で保存したい辞書を開きます。
- [ツール-単語・用例の一覧出力]を選択し、[単語出力]シートを選択します。
- [出力ファイル]の[ファイル名]に、単語の一覧を保存するファイルを設定します。
保存するドライブ・フォルダ・ファイル名を入力します。
【例】CドライブのWORKフォルダに、「TANGO.TXT」という名前で作成する場合 … C:\WORK\TANGO.TXT - 一覧に出力する単語の範囲を、[開始読み]と[終了読み]に入力します。
※何も入力されていない場合は、すべての単語が対象となります。
- [単語種類]で、[登録単語]と[自動登録単語]をクリックして にします。
- 対象とする品詞を変更したい場合は、対象品詞の[設定]をクリックし、品詞を選択してから[OK]をクリックします。
全品詞でよい場合は、設定を変更する必要はありません。
- [実行]をクリックします。
辞書ファイル内から検索された単語の一覧が、設定したファイルに保存されます。
- 「検索を終了しました」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
- [閉じる]をクリックします。
II バックアップを復元する
■操作
- ATOKパレット上で右クリックし、メニューから[辞書ユーティリティ]を選択します。
基本辞書セットのユーザー辞書(ATOKS4U?.DIC)の内容が表示されます。
※セットアップ直後は、標準辞書セットにはATOKS4U1.DIC、学年別辞書の辞書セットにはATOKS4U0.DICがユーザー辞書に設定されています。
※別の辞書に登録したい場合は、[ファイル-開く]で登録したい辞書を開きます。
- [ツール-ファイルから登録・削除]を選択し、[単語一括処理]シートを選択します。
- [単語ファイル]の[ファイル名]に、作成した単語ファイルの名前を入力します。
単語ファイルを作成したドライブ・フォルダ・ファイル名を入力します。
【例】CドライブのWORKフォルダにある「TANGO.TXT」を使用する場合 … C:\WORK\TANGO.TXT - [ファイル形式]の右端の▼をクリックして、[ATOK]を選択します。
- [登録]をクリックします。
単語ファイル内の単語が、現在開いている辞書ファイルに一括登録されます。
- 「終了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
- [閉じる]をクリックします。
III こんなときは
登録した単語や学習された内容は、ユーザー辞書に記憶されています。
ユーザー辞書をCD-R/RWやメモリーカードなどのメディアにコピーする方法もあります。
バックアップを復元するには、コピーしたユーザー辞書を、ユーザーフォルダ内の同名ファイルに上書きします。
ユーザー辞書のファイル名は、標準辞書セットはATOKS4U1.DIC、学年別辞書の辞書セットはATOKS4U0.DICです。
◆補足
【ユーザーフォルダの場所について】
お使いの環境によって、ユーザー固有のフォルダの場所は異なります。
※?には、Windowsの存在するドライブ名が入ります。
- Windows Vista で使用している場合
?:\Users*1\<各ユーザー名>\AppData\Roaming\Justsystem\ATOKSCL4*1エクスプローラなどでは「ユーザー」と表示されます。
- Windows XPで使用している場合
?:\Documents and Settings\<各ユーザー名>\Application Data\Justsystem\ATOKSCL4
例えば、Windows Vistaに「abc」というユーザー名でログオンしている場合、ユーザーフォルダは以下の場所になります。
?:\Users\abc\AppData\Roaming\Justsystem\ATOKSCL4*2
*2エクスプローラなどで選択する場合は、ハードディスクドライブの<ユーザー>→<abc>→<AppData>→<Roaming>→<Justsystem>の順にダブルクリックし、さらにその中の<ATOKSCL4>フォルダをクリックします。
▼注意
Windowsの設定によっては、ユーザーフォルダが見えない場合があります。その場合は、ファイルの拡張子を表示させる設定を行ってください。