ATOK 2009をインストール後、初めてATOK 2009が使用できる状態になったとき、自動的にATOK 2009スタートアップツールが起動します。
ATOK 2009スタートアップツールでは、次のことが行えます。
※ATOK 2009スタートアップツールで辞書や設定を引き継ぐことができるのは、同じコンピュータで使っていたATOK 2008〜ATOK 2005、ATOK17〜ATOK14 for Mac OS Xです。
- 旧バージョンのATOKに登録した単語をATOK 2009に引き継ぐことができます。
- 旧バージョンのATOKから入力や変換に関する設定を引き継ぐことができます。
- 入力や変換に関する設定を、ことえりやegbridge風に設定することができます。
▼注意
ATOK 2009スタートアップツール実行時に起動しているアプリケーション上では、入力方法(ローマ字/カナ)など引き継いだ内容が一部有効になりません。その場合は、アプリケーションを終了し、起動しなおしてください。
引き継ぎ内容や操作方法について詳しくは、以下を確認してください。
I 旧バージョンのATOKが入っている環境の場合
旧バージョンのATOKで使っていた、以下の情報を引き継ぐことができます。
スタートアップツールで、[引き継ぐ方法]を[標準][手動]のどちらを選択するかにより、引き継げる内容は異なります。
【標準】
同じ起動ディスクにある旧バージョンのATOKの中で、一番新しいATOKの内容が引き継がれます。
- 入力・変換の設定
旧バージョンのATOKの文字入力や変換に関する設定を引き継ぎます。
- 辞書・登録単語
旧バージョンのATOKの辞書や登録単語をATOK 2009に引き継ぎます。
専門用語変換辞書や連想変換辞書も、一部の辞書を除き、そのままATOK 2009で使える辞書として引き継がれます。 - お気に入り文書・省入力データ・確定履歴・修正履歴・再変換ユーザー辞書
お気に入り文書・省入力データ・確定履歴・修正履歴・再変換ユーザー辞書のデータを引き継ぎます。
すでにATOK 2009でお気に入り文書・省入力データ・確定履歴・修正履歴のデータが編集されている場合は、上書きしてよいかどうか確認するメッセージが表示されます。上書きしたくないときは、[上書きしない]をクリックします。
【手動】
引き継ぐ対象のATOKのバージョンや、引き継ぐ内容を選択することができます。
[標準]で引き継げる内容のほかに、キー・ローマ字の割り付けを引き継ぐことができます。
II 旧バージョンのATOKが入っていない環境の場合
ATOKを初めてインストールする場合や、旧バージョンのATOKを完全に削除している場合、スタートアップツールの[ATOK 2009の設定を選択]で、ATOK 2009の標準の設定で使うか、ことえり・egbridge風の入力設定にするかを選択できます。
※設定する必要がない場合は、 [閉じる]をクリックして、ATOK 2009スタートアップツールを終了します。
III こんなときは
ATOK 2009スタートアップツール以外の方法でも、旧バージョンの辞書をATOK 2009に引き継ぐことができます。ATOK 2009スタートアップツールで引き継ぎのできない旧バージョンや環境の場合は、次のFAQを確認してください。