はがきのおもて面に、次のように宛名を印刷する方法を紹介します。
操作は次の流れで行います。
I おもて面を作る画面にする
■操作
- モード切替ボタンの
をクリックします。
おもて作成モードになります。
II はがきの種類を選ぶ
作りたいはがきの種類や用紙の方向、差出人の有無などを設定します。
■操作
- コマンドバーの
が、押された状態になっていることを確認します。
- 画面右側の[はがき]シートで、次のように設定します。
[はがき種類] 年賀はがき [方向] 縦書き [差出人] あり [差出人の郵便番号] 郵便番号枠内 画面左側のはがきレイアウト画面に、設定した内容が反映されます。
III 差出人を入力する
はがきのおもて面に印刷する自分の名前や住所(差出人)を入力します。
差出人を連名にしたり、電話番号やメールアドレスなどの連絡先を付け加えたりすることもできます。
一度入力したデータは楽々はがきに登録されるので、新しいはがきを作ったり、はがきの種類を変えたりしてもそのまま使えます。
■操作
- コマンドバーの
をクリックします。
差出人を入力する画面になります。
- 次のように設定します。
が押された状態になっていることを確認します。
[差出人名] 右端の▼をクリックして、登録している差出人名を選びます。
何も変更していなければ、[差出人1]になっています。[氏名] 「徳島 花子」と入力します。
姓と名の間にスペースを入れておくと、連名にしたときなどに文字をきれいにそろえることができます。[備考] 「(旧姓:香川) 」と入力します。
[備考]には、氏名に添えて印刷する情報を入力します。旧姓・所属・年齢など、自由に入力できます。[〒] 「770-8052」と入力します。
[住所1]が空白の状態で7桁の郵便番号を入力すると、住所が自動的に入力されます。[住所1] 「徳島県徳島市沖浜3−46」と入力します。
[〒]が空白の状態で住所を入力すると、郵便番号が自動的に入力されます。[住所2] 空白のままにします。
住所が長いときは、前半部分を[住所1]に、後半部分を[住所2]に入力します。マンション名・アパート名・ビル名などは、[住所2]に入力するときれいにレイアウトできます。空白のままにします。
差出人を連名にするときはを、会社名・部署名・役職名を付けるときは
をクリックし、それぞれ印刷したい情報を入力します。
連名と勤務先の両方の情報を印刷するときは、[連名・勤務先とも印刷する]をクリックしてにします。
[連絡先1]〜[連絡先3] [連絡先1]の右端の▼をクリックして[TEL]を選んで、右側の入力欄に「088-666-****」と入力します。
連絡先に付ける見出しは、「TEL(代表)」のように直接入力することもできます。新しい差出人名を登録するときは、
をクリックします。選んでいる差出人名を変更するときは、
をクリックします。
●こんなときは
- [〒]や[住所1]が自動的に入力されない
候補がいくつかあって特定できないときや、入力した郵便番号・住所に該当するものがないときは、[〒]や[住所1]は自動的に入力されません。このときは、
をクリックして、検索・入力できます。
- 氏名を入力すると、「氏名を入力するときは、姓と名との間にスペースを入れてください」と表示される
姓と名の間にスペースを入れると、連名にしたときなどに文字をきれいにそろえることができます。
このため、[氏名]に入力するときにスペースが入力されていないと、必ずこのメッセージが表示されます。メッセージを表示したくないときは、メッセージの[次回起動時までこのメッセージは表示しない]をクリックしてにします。楽々はがきを終わるまで、メッセージが表示されないようにできます。
■関連情報
→差出人の氏名や電話番号など、特定の項目の文字を大きくしたい
IV 宛先を入力する
はがきのおもて面に印刷する宛先の情報を入力します。
■操作
- モード切替ボタンの
をクリックします。
※以前に住所録を作成している場合は、前回利用した住所録ファイルが読み込まれます。
- 新しく宛先を追加するときは、住所録カード画面で
をクリックします。
- 次のように設定します。
[氏名] 「阿波野 太郎」と入力します。
姓と名の間にスペースを入れておくと、連名にしたときなどに文字をきれいにそろえることができます。[敬称] 右端の▼をクリックして[様]を選びます。
直接入力することもできます。[フリガナ] 「アワノ タロウ」と入力します。 [関係] 右端の▼をクリックして任意の関係を選びます。
関係を設定しておくと、あとで同じ関係の人だけに絞り込むことができます。直接入力することもできます。[宛先] [自宅]を選びます。
会社名・部署名・役職名を付けるときは、[勤務先]を選びます。[〒] 「771-0135」と入力します。
[住所1]が空白の状態で7桁の郵便番号を入力すると、住所が自動的に入力されます。[住所1] 「徳島県徳島市川内町平石若松108−4」と入力します。
[〒]が空白の状態で住所を入力すると、郵便番号が自動的に入力されます。[住所2] 「コーポブレインズ405」と入力します。 [連名1]〜[連名4] [連名1]に「楽子」と入力します。 次の宛先を入力するときは、
をクリックすると、新しく宛先を入力できるようになります。
モード切替ボタンのをクリックすると、はがきレイアウト画面に、入力した氏名や住所が表示されます。
●こんなときは
- 住所録を保存したい
- 住所録モードで[ファイル-名前を付けて保存]を選びます。
- [場所][ファイル名]をそれぞれ設定して[OK]をクリックします。
- 各項目を入力したのに、はがきレイアウト画面にデータが表示されない
各項目名の左側にあるチェックボックス
が緑色になっているか確認します。これが白色になっていると、入力した項目は印刷されません。
をクリックするたびに、緑色と白色が変わります。
◆補足
- はがきを作成するときに、自宅宛か勤務先宛かを選べるようにするときは、[宛先]の下にある
と
をクリックして、それぞれ印刷したい情報を入力します。
実際に印刷されるのは、[宛先]で選んだ方に入力されている内容です。
V 宛先を選んで印刷する
おもて面に印刷する宛先を一覧から選んだあと、宛名を印刷します。
■操作
- モード切替ボタンの
をクリックし、おもて作成モードにしたあと、コマンドバーの
をクリックします。
画面右側に宛先の一覧が表示されます。
- 印刷する宛先を選びます。
印刷する宛先の行番号の部分(行ボーダー)をクリックします。選んだ宛先は反転表示されます。
選んだ宛先の行ボーダーをもう1回クリックすると、選んでいない状態に戻ります。 - 画面右側の[印刷実行]をクリックします。
- [印刷範囲]を選びます。
[表示しているはがき] 画面左側のはがきレイアウト画面に表示されている宛先1枚だけを印刷します。 [すべての表示レコード] 印刷チェック画面に表示されているすべての宛先を印刷します。
すべての宛先を印刷するとき、または絞り込んだ宛先だけを印刷するときに選びます。[レコード指定] 印刷チェック画面に表示されている宛先の、何件目から何件目までを印刷するか設定します。 [選択レコード] 印刷チェック画面で選んだ宛先だけを印刷します。右側にある( )に、選んだ宛先の数が表示されます。
操作V-手順2.で直接選んだ宛先だけを印刷するときに選びます。
宛先を選んでいないときは、この項目は淡色表示され、選べません。[部数][印刷オプション]を必要に応じて設定します。
- [OK]をクリックします。
印刷が始まります。
●こんなときは
- 郵便番号の印字位置がずれている
◆補足
はがきを印刷するときに、自動的に送記録を付けることができます。
[印刷]ダイアログボックスで[送記録を付ける]をクリックして にし、[見舞状種類]・[年]を選ぶと、印刷を始めると同時に送記録が付けられます。
送記録を確認したいときは、モード切替ボタンの をクリックして住所録モードにしたあと、住所録カード画面右下の
をクリックして、「送受記録」を選びます。
VI はがきのおもて面を保存する
差出人・宛先の文字の大きさやフォント・レイアウトなどを再度利用したいときは、保存しておきます。
■操作
- はがきレイアウト画面で、保存したいはがきのおもて面を表示します。
- [ファイル-名前を付けて保存]を選びます。
- [場所]を確認します。
場所を変更するときは、右端の▼をクリックして、はがきファイルを保存するドライブ・フォルダを選びます。
- [ファイル名]や[見出し]を入力します。
あとからはがきファイルを開くときに、おもて面かうら面かわかるようなファイル名を付けておくことをおすすめします。
- [OK]をクリックします。
はがきのおもて面が保存されます。
こんなときは
【連名の配置など、レイアウトを変更する】
住所の折り返し方や連名のそろえ方、各項目の先頭の位置や長さ・幅など、レイアウトについて設定できます。
- はがきレイアウト画面で、差出人/宛先の氏名や住所の枠をクリックして選びます。
- 差出人のレイアウトを変更するときは、ツールボックスの
をクリックします。
宛先のレイアウトを変更するときは、ツールボックスの
をクリックします。
- 各シートで、連名の配置や項目の並びなどを設定します。
例えば、姓と名の間隔を縮めるときは、[レイアウト調整]シートで[幅・間隔]を選び、[姓⇔名]の[−]をクリックします。
レイアウトを調整して項目の長さや幅が変わると、文字のサイズも自動的に調整されます。 - [OK]をクリックします。
【フォントや文字のサイズを変える】
- はがきレイアウト画面で、差出人/宛先の氏名や住所の枠をクリックして選びます。
- ツールボックスの
をクリックします。
- フォントやサイズを設定します。
フォントを変更するときは、設定したいフォントに応じて[和文フォント]シートまたは[欧文フォント]シートを選び、一覧から使いたいフォントを選びます。
[宛先住所/宛先氏名/差出人共通で使用する]をクリックしてにすると、差出人と宛先の住所・氏名の設定が同じになります。
ここでの設定は、差出人と宛先の郵便番号枠には反映されません。 - [OK]をクリックします。
【保存したはがきファイルを利用する】
- はがきレイアウト画面で、[ファイル-開く]を選びます。
- [場所]を確認します。
場所を変更するときは、右端の▼をクリックして、はがきファイルを保存しているドライブ・フォルダを選びます。
- 表示されたファイルの一覧から、開きたいはがきファイルを選びます。
- [OK]をクリックします。
選んだはがきファイルが開いて、はがきレイアウト画面に表示されます。