花子では、AutoCADやPowerPointなど、花子以外の製品で保存されたファイルを開くことができます。
花子以外のファイルは、ファイル形式によって、読み込むときの操作が異なります。開きたいファイルに応じて操作します。
I GIFやJPEGなどの画像ファイル(イメージ)
画像や写真のデータのように、BMP・GIF・JPEG・PNGなどの形式で保存されたデータを開くときは、次のFAQを確認してください。
→JPEGやGIFなどの画像ファイル(絵や写真)を読み込みたい
※画像ファイル(イメージデータ)は、コンテンツパレットの[画像]シートからも呼び出せます。
II 他社・他形式のデータ
【DXF形式のファイル】
対応しているDXFファイルのバージョンや、データ変換時の制限について、次のFAQを確認してください。
→DXFファイルを花子に読み込んだ場合の互換について知りたい
【PowerPointやFreelanceのプレゼンテーションファイル】
→PowerPointやFreelanceのプレゼンテーションファイルを開きたい
【OpenDocument Drawing形式のファイル】
→OpenDocument Drawing形式のファイルを開く
【EPS形式のファイル】
EPS形式のファイルは、表示している図面に重ね合わせて読み込みます。
先に、図面スタイルを整えてから読み込みます。
- [ファイル-挿入読込-重ね合せ]を選択します。
- [ファイルの種類]の右端の▼をクリックして、[EPSファイル(*.eps)]を選択します。
- [ファイル一覧]から開きたいファイル名を選択します。
- [OK]をクリックします。
選択したファイルのデータが、編集中の図面に重ね合わせて読み込まれます。
▼注意
- 花子でデータを開くことができるのは、Illustrator 7J(Windows版)と花子9以降で保存したEPSファイルだけです。
それ以外のアプリケーションで保存したEPSファイルは、正しく読み込めません。 - EPSファイルを読み込むときの、注意事項などデータの互換について詳しくは、次のページをご覧ください。
【CorelDRAWのファイル】
- [ファイル-開く]を選択します。
- [ファイルの種類]の右端の▼をクリックして、[CorelDRAWファイル(*.cdr、*.cdt)]を選択します。
- [ファイル一覧]で開きたいファイル名を選択し、[OK]をクリックします。
ファイルを解析した結果を報告するダイアログボックスが表示されます。
- [開始]をクリックします。
CorelDRAWのデータを花子の図形に変換します。
変換中にエラーが発生した場合は、変換結果を報告するダイアログボックスが表示されます。 - [確認]をクリックします。
選択したファイルが花子図面に変換されて開きます。
▼注意
- 対応しているバージョンや変換の詳細については、次のFAQを確認してください。
- CorelDRAWのファイルは、参照専用で読み込まれます。
- 花子では、CorelDRAWで読み込める形式にして保存することはできません。
III テキストファイル
テキストファイル(*.TXT)やリッチテキストファイル(*.RTF)を、編集中の図面の文字枠に読み込みます。
文字枠を開いていない場合、印字領域に収まる大きさの文字枠を作成して、テキストファイルを開きます。文字枠が印字領域からあふれる場合は、そこで分割し、以降を次ページに挿入します。
■操作
- 描画パレットの をクリックします。
縦書きの文字枠を作成する場合は、描画パレットの をクリックします。
- テキストファイルを挿入したい文字枠をクリックします。
- 挿入したい位置にカーソルを合わせます。
- [ファイル-挿入読込-文書]を選択します。
- 文字コードを選択する場合は、[詳細]をクリックします。
- 文字コードを選択し、[OK]をクリックします。
[詳細]ダイアログボックスを閉じ、[挿入読込(文書)]ダイアログボックスに戻ります。
- [ファイル一覧]から文字を挿入したいファイル名を選択します。
- [OK]をクリックします。
文字枠に文字が読み込まれます。