単語登録機能で登録した単語は、ユーザー辞書に登録されています。
旧バージョンのATOKの辞書は、ATOK 2010ではそのまま利用できません。
それぞれの場合に応じて操作します。
旧バージョンのユーザー辞書がATOK 2010と同じパソコンにある場合
■操作
１ 登録単語が正常に変換できるかどうか確認する
旧バージョンのATOKを使用していたパソコンに、ATOK 2010をセットアップした場合は、ATOK 2010をセットアップしたあとに自動的に表示されるスタートアップツールを実行することで、辞書を引き継ぐことができます。
旧バージョンのATOKで登録していた単語が正しく変換できるかどうか確認します。
正常に変換できた場合は、以降の操作は不要です。
変換できない場合は、以下の２ を確認してください。
２ 辞書の合併を行う
辞書の引き継ぎが行えていなかった場合、スタートアップツールを途中で終了したなどの理由により、辞書の引き継ぎが完了していないことが考えられます。以下の手順で、旧バージョンのATOKで登録した単語を現在のユーザー辞書に合併します。
▼注意
- 単語数が多い場合は、辞書合併に時間がかかることがあります。
- 常に現在開いている辞書の単語が優先されます。開いている辞書と［読み出し辞書］に同じ単語がある場合は、［読み出し辞書］の単語は登録されません。
- ［読み出し辞書］に記憶されている単語の並び順などの学習情報は、現在開いている辞書には反映されません。
- ATOKパレットの
［メニュー］をクリックして、基本のメニューから［辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ］を選択します。
辞書ユーティリティは、ユーザー辞書（ATOK23U1.DIC）を開いた状態で起動します。
※通常は、ATOK23U1.DICに登録します。別の辞書に登録したい場合は、登録したい辞書を開きます。
- ［ツール-辞書の合併］を選択します。
- ［辞書合併］シートを選択し、［読み出し辞書］の［参照］をクリックします。
- ［辞書ファイルを指定する］を選択し、［参照］をクリックします。
- 旧バージョンのATOKユーザー辞書を選択して、［開く］をクリックします。
【例】Windows 7／VistaでATOK 2009を使用していた場合
?:\Users*1\<各ユーザー名>\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK22\ATOK22U1.DIC*1エクスプローラなどでは「ユーザー」と表示されます。
※?には、Windowsの存在するハードディスクドライブ名が入ります。
【例】Windows XPでATOK 2009を使用していた場合
?:\Documents and Settings\<各ユーザー名>\Application Data\Justsystem\ATOK22\ATOK22U1.DIC※?には、Windowsの存在するハードディスクドライブ名が入ります。
- ［開く］をクリックします。
- ［実行］をクリックします。
単語の登録を開始します。
- 「終了しました。」と表示されたら、［閉じる］をクリックします。