このFAQは、医療辞書2010 for ATOKのJ-License専用作業ディスクをご使用のお客様で、システム管理者の方を対象としています。
医療辞書2010 for ATOKを導入する際、以下の手順で操作すると、セットアップ画面を表示することなくセットアップ(サイレントセットアップ)を行うことができます。
※サイレントセットアップはWindows版ATOKで利用可能です。
操作は次の流れで行います。
▼注意
- 医療辞書2010 for ATOKのセットアップは、対応したATOK*1をセットアップしたあとで行います。
*1ATOK 2007 for Windows以降に対応しています。
- 1つの辞書セットに登録できる辞書の数は、最大10個までです。
登録できる省入力データの数は、最大30個までです。
医療辞書2010 for ATOKのセットアップでは標準辞書セットに1個、オプション辞書セットに6個の辞書と、省入力データを4個追加します。それぞれに空きがない場合は、セットアップできません。
I セットアップを行う前に
II.以降の操作を行う前に、次の点について確認します。
- 管理者(Administrator)権限でコンピュータにログオンします
Windows XP/2000で、医療辞書2010 for ATOKをセットアップするには、Administratorsグループに所属しているユーザーや、「コンピュータの管理者」のユーザーでログオンする必要があります。
- 起動しているアプリケーションはすべて終了します
一太郎など起動しているアプリケーションがある場合はすべて終了してから操作を行います。
II サイレントセットアップを行う
以下の流れでサイレントセットアップを行います。
■操作
1 医療辞書2010 for ATOKのCD-ROMをサーバーにコピーする
サーバー上に任意のフォルダを作成し、医療辞書2010 for ATOKのCD-ROMの内容すべてをコピーします。
※以降の手順は、サーバーAに<IRYO>フォルダを作成し、<IRYO>フォルダ以下にコピーした場合を例として説明します。
2 ローカルクライアントでサイレントセットアップを実行する
以下の操作はローカルクライアントで行います。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-アクセサリ-ファイル名を指定して実行]*1を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[ファイル名を指定して実行]です。
- [参照]をクリックします。
- 画面左側の[ネットワーク]を選択し、サーバーAを選択します。
※Windows XP/2000の場合、[ファイルの場所]の右端の▼をクリックし、サーバーAを選択します。
- <IRYO>フォルダをダブルクリックします。
- 「setup.exe(またはsetup)」を選択し、[開く]をクリックします。
- 「setup.exe」の後ろに「/s」と入力します。
\\A\IRYO\setup.exe▲/s ※「▲」は半角スペースを表します。スペースキーを1回押してください。
※「s」は大文字でも小文字でも構いません。
- [OK]をクリックします。
- 画面に表示されませんが、セットアップがはじまります。
- [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されたら、[はい]または[続行]をクリックします。管理者アカウント以外でログオンしている場合は、管理者アカウントのユーザー名やパスワードを入力し、[はい]または[OK]をクリックします。
※ご使用のOSや設定によっては、[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスは表示されません。
III こんなときは
- 医療辞書2010 for ATOKが正常にセットアップできたかどうか確認する場合
操作II.の2 -手順6.において、引数の「/s」に続き、「=[ログファイルのパス]」を入力すると、指定した場所にログファイルを出力することができます。
【例】ローカルクライアントのCドライブに「setup.log」というファイル名で出力する場合
\\A\IRYO\setup.exe▲/s=C:\setup.log ※「▲」は半角スペースを表します。スペースキーを1回押してください。
※「s」は大文字でも小文字でも構いません。
※「=」は半角です。