ATOK 2010で登録した単語を、別のパソコンのATOK 2010で使用したい場合は、移行元のユーザー辞書を、移行先にコピーして利用します。
操作は次の流れで行います。
▼注意
- 下記の操作を行うと、移行先のATOKで登録した単語や学習内容は、移行元の内容に置き換わります。移行先のATOKでまだ単語を登録していない場合や移行元の辞書の内容に置き換えてよい場合は下記の操作を行います。
- 移行先のATOKですでに単語を登録している場合は、III こんなときは を確認してください。
I 移行元のパソコンにあるユーザー辞書ファイルをコピーする
移行したいATOK 2010のユーザー辞書をUSBメモリなどのメディアに保存します。
■操作
- ファイルの拡張子を表示させる設定をします。
- USBメモリなどのメディアをパソコンにセットします。
- ATOKパレットの [メニュー]をクリックして、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- [学習]の[詳細設定]をクリックします。
[学習・登録詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 画面下の[ユーザー辞書設定]の[ユーザー辞書]に表示されている、ユーザー辞書名(【例】ATOK23U1.DIC)と格納先(ユーザーフォルダの場所)を確認します。
※確認した内容を必要に応じてメモをとります。
※[ユーザー辞書]欄の内容をすべて表示させて確認するには、枠内をクリックしてカーソルを置き、先頭が表示されるまで[←]キーを押します。
初期設定では次のようになっています。
- Windows 7/Vistaの場合
?:\Users*1\<各ユーザー名>\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK23\ATOK23U1.DIC
*1エクスプローラなどでは「ユーザー」と表示されます。
- Windows XPの場合
?:\Documents and Settings\<各ユーザー名>\Application Data\Justsystem\ATOK23\ATOK23U1.DIC
※?には、Windowsの存在するドライブ名が入ります。
※<各ユーザー名>にはログインユーザー名が入ります。
- Windows 7/Vistaの場合
- [キャンセル]をクリックして[学習・登録詳細設定]ダイアログボックスを閉じます。
- [キャンセル]をクリックして[ATOKプロパティ]を閉じます。
- 手順6.で確認した格納先(ユーザーフォルダの場所)を以下のように開きます。
【例】「abc」というユーザー名でログオンしている場合
- Windows 7/Vistaの場合(C:\Users\abc\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK23)
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コンピュータ]を選択します。
※デスクトップ上にある[コンピュータ]をダブルクリックするのも同じです。
- ハードディスクドライブ(Cドライブ)の<ユーザー>→<abc>→<AppData>→<Roaming>→<Justsystem>→<ATOK23>の順にダブルクリックします。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コンピュータ]を選択します。
- Windows XPの場合(C:\Documents and Settings\abc\Application Data\Justsystem\ATOK23)
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[マイコンピュータ]を選択します。
※デスクトップ上にある[マイコンピュータ]をダブルクリックするのも同じです。
- ハードディスクドライブ(Cドライブ)の<Documents and Settings>→<abc>→<Application Data>→<Justsystem>→<ATOK23>の順にダブルクリックします。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[マイコンピュータ]を選択します。
- Windows 7/Vistaの場合(C:\Users\abc\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK23)
- 手順6.で確認したユーザー辞書(【例】ATOK23U1.DIC)をクリックして選択し、[編集*2-コピー]を選択します。
*2メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[(マイ)コンピュータ]を選択します。
- USBメモリなどのメディアをセットしたドライブをダブルクリックします。
- [編集*3-貼り付け]を選択します。
*3メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
II 移行先のパソコンのユーザー辞書ファイルを置き換える
以降の操作は、移行先のパソコンで行います。
■操作
1 USBメモリなどのメディアに保存したユーザー辞書をコピーする
- ファイルの拡張子を表示させる設定をします。
- ユーザー辞書を保存したUSBメモリなどのメディアをパソコンにセットします。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[(マイ)コンピュータ]を選択します。
- USBメモリなどのメディアをセットしたドライブをダブルクリックします。
- I-手順13.で貼り付けたユーザー辞書(【例】ATOK23U1.DIC)をクリックして選択し、[編集*1-コピー]を選択します。
*1メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
2 上記1 でコピーしたユーザー辞書を貼り付ける
- ATOKパレットの [メニュー]をクリックして、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- [学習]の[詳細設定]をクリックします。
[学習・登録詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 画面下の[ユーザー辞書設定]の[ユーザー辞書]に表示されている、ユーザー辞書名(【例】ATOK23U1.DIC)と格納先(ユーザーフォルダの場所)を確認します。
※確認した内容を必要に応じてメモをとります。
※[ユーザー辞書]欄の内容をすべて表示させて確認するには、枠内をクリックしてカーソルを置き、先頭が表示されるまで[←]キーを押します。
初期設定では次のようになっています。
- Windows 7/Vistaの場合
?:\Users*1\<各ユーザー名>\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK23\ATOK23U1.DIC
*1エクスプローラなどでは「ユーザー」と表示されます。
- Windows XPの場合
?:\Documents and Settings\<各ユーザー名>\Application Data\Justsystem\ATOK23\ATOK23U1.DIC
※?には、Windowsの存在するドライブ名が入ります。
※<各ユーザー名>にはログインユーザー名が入ります。
- Windows 7/Vistaの場合
- [キャンセル]をクリックして[学習・登録詳細設定]ダイアログボックスを閉じます。
- [キャンセル]をクリックして[ATOKプロパティ]を閉じます。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[(マイ)コンピュータ]を選択します。
- II-2 -手順4.で確認した格納先(ユーザーフォルダの場所)を以下のように開きます。
【例】「abc」というユーザー名でログオンしている場合
- Windows 7/Vistaの場合(C:\Users\abc\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK23)
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コンピュータ]を選択します。
※デスクトップ上にある[コンピュータ]をダブルクリックするのも同じです。
- ハードディスクドライブ(Cドライブ)の<ユーザー>→<abc>→<AppData>→<Roaming>→<Justsystem>→<ATOK23>の順にダブルクリックします。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コンピュータ]を選択します。
- Windows XPの場合(C:\Documents and Settings\abc\Application Data\Justsystem\ATOK23)
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[マイコンピュータ]を選択します。
※デスクトップ上にある[マイコンピュータ]をダブルクリックするのも同じです。
- ハードディスクドライブ(Cドライブ)の<Documents and Settings>→<abc>→<Application Data>→<Justsystem>→<ATOK23>の順にダブルクリックします。
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[マイコンピュータ]を選択します。
- Windows 7/Vistaの場合(C:\Users\abc\AppData\Roaming\Justsystem\ATOK23)
- [編集*2-貼り付け]を選択します。
*2メニューが表示されていない場合は、[Alt]キーを押します。
- 「ファイルの上書きの確認」メッセージが表示された場合は、ファイルを上書きします。*3
*3ご使用のOSによって「はい」または「コピーして置き換える」を選択します。
III こんなときは
移行先のATOKですでに単語を登録している場合、辞書合併を行います。手順について詳しくは、次のFAQを確認してください。