グリッドや補助線を表示することで、座標値にあわせて編集したり、一定間隔で描画するなどの作業がしやすくなります。
それぞれの機能特徴にあわせて、ご利用ください。
I グリッドを利用する
一定間隔の格子点(線)を表示します。あらかじめ用意された種類(方眼紙・十字・ドット)の中から希望のものを選択して、簡単に画面に表示することができます。
また、次回起動時にグリッドを表示するよう、記憶することもできます。
▼注意
次のような機能はグリッドにはありません。このような用途がある場合は、補助線を利用します。
- グリッドを印刷することはできません。
- 斜線のように、角度を設定した線は表示できません。
■操作
- [表示-表示設定-グリッドの設定]を選択します。
- グリッドを表示するための詳細を設定します。
- [グリッドの種類]
画面上に表示するグリッドの形状を選択します。
- [グリッドの表示]
グリッドを表示させるには、クリックして
にします。
- [グリッドにスナップ]
グリッドに対して、スナップする(マウスのポインタを自動的にグリッドに合わせる)かしないかを設定します。
- [グリッド原点]
グリッドの原点にする座標を設定します。グリッドの基点を特定の座標値に指定したいようなケースでは、その座標値を入力します。それ以外は、0のままにします。
- [グリッド間隔]
グリッドを表示する間隔をX軸、Y軸それぞれに設定します。初期設定では10mmになっています。
- [グリッド間分割]
2以上を設定すると、[グリッド間隔]で設定した間隔を、さらにここで設定した数で分割します。[グリッド間隔]が10mmでこの値を5に設定した場合、2mm間隔で分割されます。
- [グリッド色]
[グリッド間隔]、[グリッド間分割]を示す線や点を何色で表示するかを設定します。右端の▼をクリックしてカラーパレットから選択します。
※花子の起動時に常にグリッドを表示したい場合は、[記憶]をクリックします。
- [グリッドの種類]
- [OK]をクリックします。
◆補足
画面の表示倍率が小さい場合、グリッドの間隔によってはグリッドが表示されません。画面上の表示倍率を大きくするか、グリッドの間隔を広くすると、表示されます。
II 補助線を利用する
画面に、任意の範囲・間隔・角度を持つ線を表示します。
グリッドとは違い、角度を設定した斜線を一定間隔で配置したり、特定の範囲にのみ表示するなどして利用できます。また、印刷することもできます。
▼注意
花子の起動時に常に補助線を表示することはできません。起動してから表示設定の操作が必要です。
起動した時点で表示しておきたい場合は、グリッドを利用します。
■操作
- [表示-補助線登録と編集-登録]を選択します。
- [補助線名]を入力します。
- 補助線を表示するための詳細を設定します。
- [X軸]、[Y軸]
それぞれの、補助線の[角度]・[線種]・[線色]を設定します。
- [方法]
補助線を一定の間隔で表示したい場合は、[間隔]を選択し、X軸、Y軸それぞれの間隔を入力します。
補助線を引く領域内を指定した数で分割したい場合は、[分割]を選択し、いくらに分割するかを入力します。
※図面上の一部の範囲にのみ補助線を表示したい場合は、[領域指定]をクリックして
にし、補助線を表示したい領域について始点・終点の座標を設定します。
※設定した補助線の設定を記憶させたい場合は[記憶]をクリックします。ただし、次回起動時に補助線を表示するには、[表示-補助線登録と編集-登録]を選択する必要があります。
- [X軸]、[Y軸]
- [OK]をクリックします。
◆補足
- 補助線の交点にマウスのポインタを自動的に吸着(スナップ)させたい場合は、[表示-スナップ-補助線の交点にスナップ]を選択します。
- 補助線を印刷したい場合は、次のFAQを確認してください。