編集中のページにファイルを挿入した直後は、HMTL ソースに「file:///」で始まるファイル名が自動的に入力されます。この現象は、ページを保存するまで HTML ファイルの場所が確定しないために起こります。
たとえば GIF 形式の画像ファイルを貼り付けた場合、画像の属性画面や、<IMG> タグの src 属性に「file:///C:/image/abc.gif」などと自動的に入力されます。このような「file:///」で始まるファイル名のことを「絶対パス」といいます。
編集中のページを保存すると、「素材ファイルをコピーして保存」ダイアログが表示されます。該当する画像ファイルの [ファイルのコピー] 欄が「する」と表示されていることを確認し、[保存]ボタンをクリックすると、HTML ファイルを起点とした「abc.gif」などというファイル名に自動的に変更されます。このような「file:///」が付かないファイル名のことを「相対パス」といいます。
◆補足
絶対パスを相対パスへ変更するには
- ページを保存していない場合は、保存します。
- 保存しても相対パスに変更されない場合は、サイトを開いた状態でサイト フォルダ外へ保存している事が考えられます。その際には、サイト フォルダ内に保存しなおすか、サイトを閉じた状態でページを保存しなおしてください。
▼注意
編集中のページにベース URL が設定されていると、保存しなおしても絶対パスのままの場合があります。ベース URL が設定されてないかご確認ください。ベース URL が設定されている場合、不要であれば削除してください。削除方法は以下の手順になります。
- メニューバーから「編集」→「属性の変更」を選択します。
※「どこでも配置モード」の場合、ページ上の何も設定されていないところをクリックしてから行います。
「属性」ダイアログが表示されます。
- [タグ] が [ページのプロパティ] になっていることを確認してください。
- [ページ情報] タブの [ベース URL] 欄に記述があれば削除し、[OK] ボタンをクリックします。