HTML クリーンアップ機能では、HTML ソースをチェックし、Web ブラウザ上での見栄えに影響しない冗長なタグを取り除くなどして HTML ソースを最適化することができます。
HTML ソースを最適化することでファイル容量を圧縮し、読み込みを軽くすることができます。
※ページを開かないと「HTMLクリーンアップ」項目は表示されません。必ずページを開いた状態で操作を行なってください。
▼注意
下記操作を行うとレイアウトが変更になる場合があります。必要に応じてバックアップを取ってから操作をしてください。
I HTML クリーンアップを実行する
■操作
- メニューバーから「ツール」→「HTML クリーンアップ」→「クリーンアップ」を選択します。
「HTML クリーンアップ」ダイアログが表示され、削除可能な項目のリストが表示されます。
- リストに表示された項目を選択すると [修正] 領域に [削除](もしくは [結合]) と [そのまま残す] のラジオ ボタンが表示されます。項目を削除したい場合は、[削除] を選択し、[適用] ボタンをクリックして、項目を削除に設定します。
※[全て削除] ボタンをクリックすると、すべての項目が [削除] に設定されます。
- [OK] ボタンをクリックすると、[削除] に設定された項目が削除されます。
※[適用] ボタンをクリックした段階ではまだ編集中のページには変更は加えられておらず、編集中のページは [OK] ボタンをクリックしたときに変更されます。
II HTML クリーンアップする項目を設定する
■操作
- メニューバーから「ツール」→「HTMLクリーンアップ」→「設定」を選択します。
「HTML クリーンアップ設定」ダイアログが表示されます。
- HTMLクリーンアップ機能の対象としたい項目にチェック マークを付けます。各項目の詳細については、「III HTML クリーンアップで設定できる項目について」を参照してください。
※[すべて] ボタンをクリックすると、すべての項目にチェック マークが付きます。
[標準設定] ボタンをクリックすると、[標準設定] 領域の項目すべてにチェック マークが付きます。
[クリア] ボタンをクリックすると、すべての項目のチェック マークが外れます。 - [OK] ボタンをクリックします。
III HTML クリーンアップで設定できる項目について
- 標準設定
初期状態では、標準設定のグループに属する項目はチェック マークが付けられています。必要に応じてチェック マークを外してください。
- 「空のタグ」
空のタグが使用されているかチェックします。
【例】<B></B>
- 「隣接した結合可能なタグ」
隣接したタグが結合可能かチェックします。
【例】<U>隣接タグの</U><U>結合</U> → <U>隣接タグの結合</U>
- 「ネストされた結合可能なタグ」
ネストされたタグが結合可能かチェックします。
【例】<FONT color="red"><FONT size="+1>ネストされたタグ</FONT></FONT> → <FONT color="red" size="+1">ネストされたタグ</FONT>
- 「冗長なテーブルの属性」
テーブル(表)で冗長な属性(背景色、セルの幅・高さ)が使用されているかチェックします。
【例】<TABLE bgcolor="blue"><TBODY><TR><TD bgcolor="blue">セル</TD></TR></TBODY></TABLE>
- 「空のタグ」
- オプション
初期状態では、オプションのグループに属する項目はチェック マークが外れています。必要に応じてチェック マークを付けてください。
- [Word固有のタグ・属性]
Microsoft Word で出力された HTML には、Word で再編集するのに必要な固有の情報が多く含まれています。これらは Web ブラウザ上でのページの表示にはほとんど影響しません。固有のタグを削除することでファイルサイズを大幅に削減することができます。Word で出力された HTML ファイルの場合、チェック マークを付けて不要なタグ・属性がないかチェックすることをお勧めします。
- [P タグ]
ページで使用されている P タグを全て削除したい場合は、チェック マークを付けてください。ページの表示がなるべく変わらないように、P タグを削除すると、BR タグ (改行を表すタグ) が代わりに挿入されます。
※P タグを削除すると、ページの見栄えが変わってしまう場合があります。
- [FONT タグ]
ページで使用されているFONT タグを全て削除したい場合は、チェック マークを付けてください。スタイルシートを適用する際に、スタイルが効かない文字がある場合に適用すると効果的です。
※FONT タグを削除すると、ページの見栄えが変わってしまう場合があります。
- [Word固有のタグ・属性]
IV 関連情報
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