画面解像度の低いパソコンに合わせて見栄え良く表示されるようにしたり、ウィンドウの幅を固定して表示する場合やインラインフレームの中に収めるページを作成する場合など、編集領域の大きさを制限して作成したい場合などに設定します。ホームページ・ビルダーでは、横幅を制限することはできませんが、目安として設定幅を超える範囲をグレーで表示させることができます。編集領域の設定や Web ブラウザにあわせたタグチェックを行う設定を「ターゲット ブラウザ設定」といいます。
◆補足
- ターゲット ブラウザは「標準モード」でのみ設定できます。
「どこでも配置モード」の場合は、ページサイズ設定で編集領域のサイズを変更することができます。詳しくは、関連情報を参照してください。
- 設定した幅を制限して表示する機能ですので、制限された範囲を表示するには設定した幅を超える画面の解像度が必要です。たとえば、横 800 ピクセルを指定する場合画面の解像度が 1024×768 以上必要となります。
また、[サイト] ビューや [素材] ビューなどが画面右や左にあると 1024×768 でもグレーの枠が表示されない場合があります。
■操作
1 任意のターゲット ブラウザ設定を作成する
- メニューバーから「ツール」→「オプション」を選択します。
「オプション」ダイアログが表示されます。
- [ターゲット ブラウザ] タブをクリックします。
- [追加] ボタンをクリックします。
「ブラウザ/デバイス設定」ダイアログが表示されます。
- [名称] 欄に任意の名称を入れてください。
- [幅を指定する] にチェック マークを付けて数値を入力します。
- [高さを指定する] にチェック マークを付けて数値を入力します。
- [幅と高さの単位] のリストで [ピクセル] を選びます。
- 必要に応じて [フォント] タブでフォントの設定を行い、[OK] ボタンでダイアログを閉じます。
「オプション」ダイアログに戻ります。作成したターゲット ブラウザが一覧に表示されることを確認します。
- [OK] ボタンで閉じます。
- 設定したターゲット ブラウザに設定を変更します。
※詳しくは下記の2 を参照してください。
2 設定したターゲット ブラウザに変更する
【かんたんスタイルの場合】
- メニューバーから「編集」→「ページのターゲット ブラウザ」→「変更」 を選択します。
「ターゲット ブラウザの変更」ダイアログが表示されます。
- 上記の手順1 -4. で設定したターゲット ブラウザの名称を選択し、[OK] ボタンでダイアログを閉じます。
開いているページに、設定したターゲットブラウザが反映されます。
【スタンダード/エディターズスタイルの場合】
- メニューバーから「編集」→「ページのターゲット ブラウザ」で表示されるメニューから、上記の手順1 -4. で設定したターゲット ブラウザの名称を選択します。
開いているページに、設定したターゲットブラウザが反映されます。
※ターゲット ブラウザの変更は、[ページ編集] タブの右の方にある ▼ からも変更できます。
■関連情報
→「どこでも配置モード」でページサイズを指定してページを作成したい
→ワープロソフトのように、用紙サイズなどのページ設定をしたい