動きのあるページを作るための新しい技術にダイナミック HTML があります。ダイナミック HTML は、従来の Java スクリプトやスタイルシート、イベントなどを利用して HTML ファイルだけで動きのあるページを作成することができます。ここでは、レイアウト枠にダイナミック HTML の効果を設定し、レイアウト枠内に挿入された文字や画像に動きを付ける方法を説明します。
「どこでも配置モード」では、ページ内に挿入したすべての部品 (文字や画像) は自動的にレイアウト枠で囲まれてるので、どの部品にも動きを付けることができます。操作方法は以下のとおりです。
■操作
- ページ上の動きを付けたい部品 (文字または画像) を選択します。
- メニューバーから「編集」→「属性の変更」を選択します。
選択した部品が文字の場合は「レイアウト枠」ダイアログ、画像の場合は「レイアウト枠に含まれる画像」ダイアログが表示されます。
- [エフェクト] タブをクリックします。
- [エフェクト] から設定したい動きを選択し、[パターン] で動く方向を選択します。
- [OK] ボタンをクリックし、「レイアウト枠に含まれる画像」ダイアログまたは「レイアウト枠」ダイアログを閉じます。
- [プレビュー] タブをクリックし、動きを確認します。
◆補足
- [サンプル表示] ボタンをクリックすると、選択したエフェクトの動きを確認することができます。また、[サンプル表示] 欄は選択した「エフェクト」により変わりますが、「パターン」や「スピード」、「ループ」での変更内容は [サンプル表示] 欄では反映されません。
- 同じ動きを繰り返すように設定したい場合は、[繰り返す] にチェック マークを付けます。動きの速度を調整したい場合は、[スピード] のスライダーをドラッグして3段階で設定することができます。
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