違う画像なのに、前と同じ名前を付けて保存してしまったために、思わぬところの画像まで入れ替わってしまうことがあります。
こんなことが起きないように、ページを保存するときに表示される「素材ファイルをコピーして保存」でファイルの名前を変更しましょう。
▼注意
ホームページで使うファイルの名前には、必ず半角の英数字を使ってください。全角やカタカナは使わないでください。サーバーの OS によっては大文字と小文字が区別されますので、小文字で統一することをお勧めします。また、スペースや「!」や「?」などの記号は使わないでください。HTML ファイルの名前だけでなく、画像などの素材ファイルの名前も同様です。
■操作
- メニューバーから「ファイル」→「上書き保存」を選択し、編集中のページを保存します。
- このページをはじめて保存する場合は、「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。
ここでは、「Documents (Windows XP の場合は、My Documents)」フォルダの中に作成した「tenki」フォルダに「index.htm」というファイル名で保存します。
- ページに挿入された画像ファイルの保存先とファイル名を指定します。
「素材ファイルをコピーして保存」ダイアログが表示されます。
そのまま [保存] ボタンをクリックすると、画像ファイルが指定された保存先のフォルダ (「Documents (Windows XP 以前の OS では、My Documents)」フォルダの中に作成した「tenki」フォルダ) に保存されます。
ここで画像のファイル名を変更するには、[保存] ボタンをクリックする前に以下の操作をします。例えば4番目の「image2.gif」を、「title.gif」という名前にしてみます。
「image2.gif」を選択し、[プレビュー] で画像を確認したら、[ファイル名] 欄に「title.gif」と入力して [保存] ボタンをクリックします。 - 保存先のフォルダを開いてみると、保存結果は以下のようになります。
「index.htm」と、そのページに挿入されている画像ファイルを確認できます。「image2.gif」ファイルは「title.gif」として保存されています。
◆補足
以下は上書きをしてしまった失敗例のご紹介です。
「index.htm」ファイルの次に、サブページの作成をしました。
以前に作成して「Documents (Windows XP の場合は、My Documents)」フォルダに保存してあった「title.gif」という名前のファイルをページに挿入しました。
北海道の画像が「title.gif」です。
ページを保存するときに表示される「素材ファイルをコピーして保存」で、そのまま[保存]ボタンをクリックすると、以下の上書きコピー確認のメッセージが表示されます。
[はい] ボタンをクリックしてしまうと、前に作成した「index.htm」に挿入されていた「title.gif」が新しく挿入した「title.gif」に入れ替わり、このようなことが起きてしまいます。
※このような失敗をしないように、「素材ファイルをコピーして保存」でファイルの名前を変えるか、あらかじめ [上書き時に自動的にファイル名を変更する] にチェック マークを付けておきます。[上書き時に自動的にファイル名を変更する] にチェック マークを付けておくと、ページに含まれる画像ファイルなどのファイル名が保存先のものと重複する場合に自動的に別のファイル名をつけて保存してくれます。
[上書き時に自動的にファイル名を変更する] にチェック マークを付けた場合、ファイル名に数字が入り「title1.gif」として保存されます。
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