サーバーに接続できたかどうかを確認するには、ファイル転送 (FTP ツール) が有効です。
確認方法は以下のとおりです。
※以下の画面はホームページ・ビルダー12のものですが、ホームページ・ビルダー13以降のバージョンでも、ほぼ同様の操作で行うことができます。
■操作
- ファイル転送(FTP ツール)を起動します。
【例】ホームページ・ビルダーのメニューバーから起動する場合
「ファイル転送」画面が表示されます。
- 使用する転送設定が選択されていることを確認します。
※設定された内容を確認するには、[設定] ボタンをクリックしてください。
- [接続] ボタンをクリックします。
[接続] ボタンが [切断] ボタンへ変わり、隣の緑色のランプがすべて点灯します。
また、サーバーの内容が右側に表示されます。
◆補足
接続できない時には
- [接続] ボタンをクリックした後、「サーバー xxx.xxx.xx.xx へ接続できませんでした」や「指定されたサーバーへの接続に失敗しました」、「サーバーへの接続に失敗しました」など、サーバーへの接続がうまくできないということを表現するようなメッセージが表示される場合は、「FTP サーバー名」を重点的に確認してください。
- 「ユーザー ID もしくはパスワードが正しくありません」のように、ユーザー ID やパスワードの誤りを指摘するようなメッセージが表示される場合は、「FTP アカウント名」と「FTP パスワード」を重点的に確認してください。
- 「フォルダ 「xxxx」 へ移動できませんでした」のように、転送先フォルダの誤りを指摘するようなメッセージが表示される場合は、「サーバーの初期フォルダの設定」を重点的に確認してください。
- 「FTP サーバー名」、「FTP アカウント名」、「FTP パスワード」、「サーバーの初期フォルダの設定」が問題なく設定されているにもかかわらず、「接続できませんでした」や「ファイルの一覧を取得できませんでした」などのエラーでサーバーへ接続できない場合は、以下の項目を確認してください。
※転送先の「FTP サーバー名」、「FTP アカウント名」、「FTP パスワード」、「転送先フォルダ」等の再確認が必要な場合は、プロバイダまたはサーバー管理者に確認してください。
- パッシブモードの ON/OFF
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※パッシブモード (passive mode) について
FTP (ファイル転送プロトコル) を利用するときには、プロトコル上で独立した2つの接続が確立されます。
1つは FTP のコマンド (要求や返答) をやり取りするための接続で、もう 1つは実際のデータを送信するためのものです。
通常は、コマンド用の接続はパソコン側から確立し、データ送信用の接続はサーバー側から確立されます。
しかし、「パッシブモード」の場合は、データ用の接続もパソコン側から確立されるようになります。
ADSL、光ケーブルなどで常時接続している環境や「Microsoft(R) Windows(R) XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」を適用した環境では、パッシブモードの ON/OFF が有効な場合が多く報告されています。 - セキュリティ ソフトなどが外部接続を制限していないか
- セキュリティ ソフトなどで外部接続を制限している環境の場合、外部に接続するプログラムを監視している場合があります。プログラムを監視するタイプのセキュリティ ソフトでは、各プログラムへ対するアクセス制御を設定することができる場合があります。ご利用の環境に合わせてプログラムを設定することで問題が回避される場合があります。ご利用のセキュリティ ソフトなどの詳細設定は、ご利用のソフトのメーカーへ確認してください。また、プログラムを監視するタイプではない場合も、有効な対処方法があるかを、ご利用のセキュリティ ソフトのメーカーへ確認してください。
- ホームページ・ビルダーの設定をリセットしてみてどうか
- 「hpbclean.exe」というツールを利用すると、アプリケーション設定やサイト設定をリセットすることができます。
操作方法詳細は、以下のFAQを参照してください。
■関連情報