ラベルマイティ プレミアム(ラベルマイティEXのプログラム)、ラベルマイティ ビジネス編をご利用の場合は、ラベルにカスタマバーコードを貼り付けることができます。
「カスタマバーコード」とは、郵便番号や住所の情報が入ったバーコードです。一定通数以上、一定の条件で差し出された郵便物にカスタマバーコードを印刷しておくと、郵便料金が割り引きされます。
ここでは、住所・氏名・カスタマバーコードなどを入力した表計算ファイルを作って、複数枚のラベルにまとめて宛名を印刷する操作を説明します。
操作は、次の流れで行います。
- <手順1>ラベル用紙やプリンターを準備する
- <手順2>住所録データのファイルを読み込んで、宛名ラベル作りを始める
- <手順3>1枚目のラベルをデザインし、カスタマバーコードの枠を作る
- <手順4>ラベル上の枠に、住所録のデータを関連付ける
- <手順5>複数のラベルに、宛名を印刷する
- こんなときは
▼注意
- 使用条件や使用できるラベルの大きさ、印刷時の注意事項など、詳しくは、日本郵便のホームページをご覧になるか、郵便局にお問い合わせください。
- お使いのプリンター・用紙・バーコードリーダーによっては、バーコードが正しく読みとれない場合があります。
<手順1>ラベル用紙やプリンターを準備する
- カスタマバーコードを印字するラベルは、下地が、白色または地模様のない淡い色のものを使います。
- カスタマバーコードを印字するラベルは、反射率50%以上の紙を使い、印字面とカスタマバーコードのPCS(Print Contrast Signal)が、0.5以上になるようにします。
クラフト紙(茶色または淡い茶色のものに限ります)を使う場合は、反射率が40%以上50%未満のときは、印字面とカスタマバーコードのPCS値は0.7以上になるようにします。
なお、カスタマバーコードにはインクのにじみやかすれなどが極力ないようにします。 - カスタマバーコードの印字に使うインクは、黒または濃い青色とします。
▼注意
- 使用できるラベルの大きさ、印字位置など、詳しくは、日本郵便のホームページをご覧になるか、郵便局にお問い合わせください。
- バーコードの作成途中や作成後にプリンターを変えると、バーコードの表示が変わる場合があります。
ラベルを作る前に、プリンターの設定を行うことをお勧めします。
<手順2>住所録データのファイルを読み込んで、宛名ラベル作りを始める
■操作
<手順3>1枚目のラベルをデザインし、カスタマバーコードの枠を作る
▼注意
バーのサイズ、印字位置など、詳しくは、日本郵便のホームページをご覧になるか、郵便局にお問い合わせください。
■操作
1 ラベルのデザインを選ぶ
- コマンドバーの[デザイン]をクリックします。
画面右側にデザイン設定画面が表示されます。
- デザインサンプルの一覧で、利用するデザインをクリックします。
2 カスタマバーコードの枠を作る
- コマンドバーの
をクリックします。
画面右側にバーコード設定画面が表示されます。
- バーコード設定画面で、[種類]の右端の▼をクリックして、[カスタマバーコード]を選びます。
- [コード]は、空欄のままにしておきます。
- [バーのサイズ]で、バーのサイズを設定します。
- 縦書きにする場合は、[縦書き]を
にします。
をクリックします。
編集画面にカスタマバーコードのバーコード枠が貼り付けられます。
- バーコード枠の位置を変えたり、大きさを変えたりして配置を整えます。
カスタマバーコードの上下左右には、2mm以上の空白が必要です。
また、カスタマバーコードは、郵便物の表面の縁から10mmおよび消印領域を除いた範囲内に印字される必要があります。
<手順4>ラベル上の枠に、住所録のデータを関連付ける
■操作
- コマンドバーの
をクリックします。
画面右側に差込・連番設定画面が表示されます。
- 画面左側の編集画面で、手順2で作ったバーコード枠をクリックします。
- 画面右側の[差込]シートで
をクリックします。
[関連付ける]ダイアログボックスが表示されます。
- [項目一覧]でカスタマバーコードのデータが入力されている項目を選び、[OK]をクリックします。
操作1.で選んだバーコード枠に、1件目のバーコードのデータが反映されます。
これで、用紙内の次のラベルには2件目のデータ、次のラベルには3件目のデータ、…というように、データが順番に入力されるようになりました。
- 郵便番号・住所・氏名などについても、操作1.〜3.の手順で、枠にデータを関連付けます。
●こんなときは
- 枠と項目の関連付けを解除するには、編集画面で解除したい枠をクリックし、[差込]シートの
をクリックします。
<手順5>複数のラベルに、宛名を印刷する
▼注意
- 実際に印刷する前に、入力したデータが正しいかどうかを必ずご確認ください。
- 作成したカスタマバーコードが所定の規格に合致しているかどうかについて、郵便局に確認をとる必要があります。
詳しくは、郵便のホームページをご覧になるか、郵便局にお問い合わせください。 - お使いのプリンター・用紙・バーコードリーダーによっては、バーコードが正しく読みとれない場合があります。
■操作
1 印刷しないデータを選んだり、印刷するデータの枚数を設定する
- 差込・連番設定画面の[差込]シートの表で、印刷しないデータの[印刷]のセルをクリックします。
クリックしたデータは、[×]に変わります。再度クリックすると、[○]に戻ります。
- レコードごとに印刷する枚数を設定します。
2 印刷される内容を確認する
- コマンドバーの[印刷]をクリックします。
画面右側に印刷設定画面が表示されます。
画面左側に、データが差し込まれたラベルが一覧表示されます。 - 画面左側で、各ラベルに印刷されるデータ内容を確認します。
3 差込方法や印刷ページの設定をする
- 画面右側の印刷設定画面で、[差込]シートをクリックします。
- 目的に応じて、データの差込方法を選びます。
[連続]/[指定枚数]
- 差込・連番設定画面の[差込]シートで、各レコードごとに印刷する枚数を設定していない場合、[連続]が表示されます。差込データを、1件につきラベル1枚ずつ連続して印刷します。
各レコードごとに印刷する枚数を設定している場合、[指定枚数]が表示されます。各レコードごとに設定した枚数を印刷します。 [繰り返し]
- データを、[繰り返し数]で設定した数ずつ印刷します。
[用紙ごと]
- データを、1件につき用紙1ページずつ印刷します。
- [印刷範囲]で、印刷するページを設定します。
4 印刷を実行する
- 使いたいプリンターが選ばれ、用紙がセットされていることを確認して、
をクリックします。
印刷が実行されます。
※別のプリンターを使いたいときは、 をクリックしてプリンターを変えます。
こんなときは
作ったラベルを保存したい場合、使ったデータまたはデータのファイル名をいっしょに保存することができます。
いっしょに保存しておくと、次にラベルファイルを開いたとき、そのデータを読み込んだり、ファイルを選んだりする手間が省けて便利です。
■操作
【差込データをラベルファイルに保存する】
- コマンドバーの[保存]をクリックします。
[保存]ダイアログボックスが表示されます。
- [保存する場所]に、ラベルファイルを保存するフォルダーを設定します。
- [ファイル名]に、保存するラベルファイル名を入力します。
- [差込レコード]で、[ラベルファイルに保存する]を選びます。
- [OK]をクリックします。
ラベルファイルに差込データもいっしょに保存されます。
【差込データのファイル名をラベルファイルに保存する】
- コマンドバーの[保存]をクリックします。
[保存]ダイアログボックスが表示されます。
- [保存する場所]に、ラベルファイルを保存するフォルダーを設定します。
- [ファイル名]に、保存するラベルファイル名を入力します。
- [差込レコード]で、[読み込む外部ファイル名を保存する]を選びます。
- [外部ファイル名]に、このラベルファイルで使いたい差込データのファイル名を設定します。
をクリックして表示されるダイアログボックスで、ファイル名を選んで設定することもできます。
- [シート名]に、このラベルファイルで使いたい差込データのシート名を設定します。
※[外部ファイル名]で設定したファイルにシートがない場合は、シート名の設定は不要です。
- [先頭行を項目行として読み込む]で、データの先頭行の扱いを選びます。
差込データの先頭行が「郵便番号」「氏名」「商品名」などの項目名の場合は、
にします。
- [OK]をクリックします
ラベルファイルに差込データのファイル名が保存されます。
※[ファイル-名前を付けて保存]でも同じことができます。
▼注意
CD/DVD/BD-RやCD/DVD-RW・BD-REなどへ直接データを保存することはできません。各メディアに応じた書き込み専用のソフトウェアをご利用ください。