インライン フレームとは、通常のページの中に別のページなどを表示させるためのフレームのことです。<IFRAME> タグを挿入し、インライン (フローティング) フレームを挿入することができます。
▼注意
<IFRAME> タグは、ご利用のWebブラウザの種類やバージョンによっては、正常に表示されない場合があります。
インライン フレームを作成する場合、あらかじめ以下の内容を決めているとスムーズに作成することができます。
- 何を表示するのか
→他のホームページを表示するのか、自分で作成したページを表示するのかといったものです。
- どこに表示するのか
(「どこでも配置モード」の場合は移動することができます。)
- 大きさはどのくらいにするのか
→あらかじめ幅と高さを決めておくと、インライン フレーム内に表示するページの作成が容易になります。
■操作
※〔かんたん〕 では、以下の操作はできません。編集スタイルを 〔スタンダード〕 または、〔エディターズ〕 に変更してから操作を行ってください。
1 インライン フレーム内に表示するページを作成する
※Web 上のページをフレーム内ページとして利用する場合はこの作業は不要です。
インライン フレーム内のページを作成する際は、インライン フレームの幅や高さを意識したページを作成する必要があります。
特に表や画像など、横幅を固定するコンテンツを使用する場合は、注意が必要です。
インライン フレームの幅よりも大きな画像を使用すると、横スクロールの必要性が発生します。
※インライン フレームの幅や高さをあらかじめ決めている場合は、メニューバーから「ツール」→「オプション」で任意の設定の編集画面を作成することができます。
詳しい設定方法などは、以下のFAQを参照してください。
2 インライン フレームのページを作成する
- インライン (フローティング) フレーム (<IFRAME> タグ) を挿入する位置にカーソルを点滅させます。
※「どこでも配置モード」の場合も挿入位置を指示する必要があります。テキスト ボックスまたはレイアウト枠を挿入し、カーソルを点滅させておいてください。
- メニューバーから「挿入」→「その他」→「HTML タグ」を選択します。
「タグの挿入」ダイアログが表示されます。
※メニューバーから「挿入」→「その他」→「インラインフレーム」を選択した場合は、4.に進みます。
- [タグ] の [IFRAME] をクリックし、[挿入] ボタンをクリックします。
「属性」ダイアログが表示されます。
- 必要な項目を設定します。フレーム名も入力できます。
- フレーム内に表示したい HTML ファイルまたは URL を入力します。ローカルに保存してある HTML ファイルを参照するには、[参照] ボタンをクリックします。
- リンクでインライン フレーム内を指定するときなどに必要なフレーム名を設定します。名称は半角英数で設定してください。
- サイズが決定しているときには、幅、高さを指定します。挿入後ドラッグで大きさを変更することもできます。
- スクロール バーの表示を [自動]、[あり]、[なし] から選択します。初期値は [自動] になっています。
- インライン フレームの表示位置をあらかじめ設定したい場合は [位置揃え] で設定します。
- <IFRAME> に対応していないブラウザのためのメッセージを記述します。
[例]お使いのブラウザーがインライン フレームに対応していません。
- [OK] ボタンをクリックし、ページに挿入します。
ページに挿入されます。
(以下はプレビュー画面のイメージです。ページ編集画面では、フレーム枠は表示されますが、フレーム内ページは表示されません。)
■関連情報