ホームページ・ビルダーでは、パソコン上に仮想の「サイト」を作る機能を提供しています。「サイト」を作ると、ホームページで使われているファイルの構成・ページ間のつながり(リンク)など、ホームページ全体の構造を把握できるようになるので、ホームページの管理が容易になります。サイトを作るには、まず自分のパソコン上にホームページ専用のフォルダーを作成し、その中にホームページを構成するすべてのファイルを入れておきます。そのフォルダー内にあるファイルがサイトの構成要素として認識されます。
パソコン上にサイトを作っておくと、ホームページ・ビルダーの「サイト転送」機能で、サイトに必要なファイルを一括してサーバーに転送することができるようになります。また、ホームページを更新した場合には、更新されたファイルだけをサーバーに転送することができるようになるなど、サイトを作成することにより、次の利点があります。
- サイト内のファイルのリンク状況が一目でわかります
- ファイルの名前や場所を変更した場合に、リンク情報が自動的に更新されます
- サイトを構成しているファイルをすべて一括して転送できます。(サイト転送)
- 2回目の転送からは、サイト内で更新されたファイルだけを自動的に転送できます
I サイト内のファイルのリンク状況が一目でわかります
- ビジュアルサイトビューでのツリー構成
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- サイト ビューでのツリー構成
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→ビジュアルサイトビューにあるアイコンやツリーアイテムについて
II ファイルの名前や場所を変更した場合に、リンク情報が自動的に更新されます
Windows のエクスプローラーなどでファイル名を変更すると、リンク先へジャンプできない、画像が表示されなくなるという問題が生じてしまいます。サイトビューまたはビジュアルサイトの中でファイル名を変更することにより、リンクの不整合や画像が表示されないトラブルを防ぐことができます。
- Windows 上で画像ファイル名を変更してしまうとホームページで画像が表示されなくなってしまいます
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- Windows 上で HTML ファイルのファイル名を変更すると、リンク切れを起こします
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III サイトを構成しているファイルをすべて一括して転送できます。(サイト転送)
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