[サポートFAQ]
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更新日:2011.03.16 - 情報番号:048941
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Q 一太郎2011で削除・変更された機能
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

一太郎2011で削除されたり、操作性が変更されたりした機能は次のとおりです。

I 削除された機能

●マルチビューフェーズ

作業フェーズの1つである「マルチビューフェーズ」を削除しました。次のコマンドや機能も削除しました。

  • [表示-作業フェーズ-マルチビュー]
  • [表示-作業フェーズ-作業フェーズ設定]の[利用する作業フェーズ]の[マルチビュー]
  • Ctrl+G(き)キーを押して表示されるメニューの[作業フェーズ-マルチビュー]
  • フェーズタブ上で右クリックして表示されるメニューの[マルチビュー]

マルチビューフェーズで保存されていた文書を開くと、基本編集フェーズのイメージ編集画面で表示されます。ビュータイプで絞り込まれた文書は、絞り込みが解除されて開きます。

●はがき作成機能(一太郎2008以前の旧データ互換用)

一太郎2008以前の一太郎のはがき作成機能で作ったはがき表面・はがき裏面のはがきファイル(.JTD/.JTDC)を、一太郎の[ファイル-開く]で開いたとき、従来は専用のツールボックスが表示され、はがきを編集・印刷することができました。一太郎2011では専用のツールボックスは表示されず、通常の文書として扱われるようになりました。
見出し文や本文、差出人や宛先は「レイアウト枠」として、イラストは「画像枠」として挿入されているので、ほかのこれらの枠と同じようにして操作・編集できます。はがきを印刷するときは[ファイル-印刷]から実行します。

※はがき編集用のサンプルデータ(テンプレート)やイラストデータ*1も搭載していません。

*1?:\JUST\イメージ\HIKKOSI/NENGA/OIWAI/RENRAKU/SHOTYUにコピーされていたデータです。

※はがき裏面のはがきファイルの編集・印刷は、[ツール-拡張機能-はがき作成(楽々はがき セレクト)]を選択すると起動する「楽々はがき セレクト」で行うことができます。

※はがき表面・裏面の作成には、楽々はがき セレクトをお使いください。

●コンセプトナビ

ジャストシステムの情報発掘ソフト「インターネットブーメラン」に連携し、蓄積した情報を一太郎から利用する機能「コンセプトナビ」を削除しました。
[ナビ-コンセプトナビ]以下のコマンドを削除しました。一太郎情報ボックスを作る機能もありません。

●オプション-従来の動作に合わせる

[ツール-オプション-オプション]の[一括設定]をクリックして表示される一覧から、一太郎2004以前の動作に合わせる項目を削除しました。
また、[表示する項目]の一覧から、一太郎2004以前に追加された機能を表示する項目を削除しました。

●文書保存時の確認メッセージ

次の文書を保存するときに表示していた確認メッセージを、表示しないようにしました。

  • 画像を含む文書を保存するときに表示されていた、画像を圧縮するかしないかを選択するメッセージ
  • 2つ以上のシートがある文書を保存するときに表示されていた、文書に複数のシートがあることを知らせるメッセージ
  • Word互換用に設定している文書*1を保存するときに表示されていた、文書がWord互換用であることを知らせるメッセージ

    *1[書式-文書スタイル]の[スタイル]シートの[文字数と行数の設定]で、[標準の文字数を使う(Word互換)]/[文字数と行数を指定する(Word互換)]/[行数だけを指定する(Word互換)]を設定している文書です。

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II 変更された機能

●シートの操作を変更

  • シートを文書内にコピーしたときに、コピー先のシート名とタブ色を設定するダイアログボックスを表示するようにしました。ここでシート名やタブ名を設定しておくと、あとから設定する必要がありません。
    ダイアログボックスの[次回から表示しない]を チェックボックスオン にすると、次のコピー時からダイアログボックスを表示しないようにできます。
  • シートタブの シートの追加-オリジナルタイプシートの追加-クラシックタイプ をクリックしたときに、[シートの追加/ファイルから追加/<アプリケーション名>]を選択するメニューを表示するようにしました。シート追加が手早く行えます。
    旧バージョンと同じように[シートの追加]ダイアログボックスからシートを追加したいときは、メニューから[シートの追加]を選択します。
  • シートタブを追加できない設定のときに*1、シートタブの シートの追加-オリジナルタイプシートの追加-クラシックタイプ を表示しないようにしました。

    *1[ツール-オプション-オプション]の[操作環境-操作環境]で[シートの追加を有効にする]が[しない]になっている設定のときです。

●新規作成時の作業フェーズを指定

旧バージョンの一太郎では、文書の新規作成を実行すると、実行時の作業フェーズと同じ作業フェーズで新規文書が表示されていました。一太郎2011の初期設定では、「基本編集フェーズ」で表示されるようにしました。
文書を新規作成するときの作業フェーズを何にするかは、指定することができます。[表示-作業フェーズ-作業フェーズ設定]を選択し、[新規作成時の作業フェーズ]で指定します。

※旧バージョンと同じように実行時の作業フェーズで表示されるようにするには、[新規作成時の作業フェーズ]で[前回の作業フェーズ]を選択します。

※[ツール-オプション-オプション]の[操作環境-操作環境]の[新規作成時に作業フェーズをエディタにする]を削除しました。作業フェーズをエディタにするには、[新規作成時の作業フェーズ]で[エディタ]を選択します。

●部品呼び出しの操作を変更

  • 部品を、選択中の図形と置き換え

    一太郎2011の初期設定では、文書上で図形を選択中に部品を呼び出したとき、選択中の図形を呼び出した部品に置き換えるようにしました。部品を置き換える手間が少なくなりました。
    旧バージョンと同じように、選択中の図形と置き換えないで新しい部品を挿入するように変えることもできます。[部品呼び出し]ダイアログボックスの メニュー [メニュー]をクリックし、[挿入時に選択図形と置換]を選択してチェックマークを外します。

    ※選択中の図形と置き換える設定のとき、 メニュー [メニュー]の[置換方法の指定]で呼び出す部品の大きさを指定できます。初期設定では、挿入する部品の持っている幅と高さになります。文書中で選択している図形と同じ幅にそろえたり(高さは挿入する部品の縦横比を保つように自動調整)、選択している図形と同じ幅・高さにそろえたりできます。

  • 部品をクリックしたときに部品を挿入/部品を選択

    一太郎2011の初期設定では、部品の一覧で部品をクリックしたとき、部品が文書に挿入されます。この設定を変えて、1回クリックしただけでは部品を挿入しないようにすることができます。部品一覧で右クリックして表示されるメニューから[一覧をクリックしたときの動作]を選択し[選択部品を変更]を選択します。この設定に変えると、部品の一覧で部品をクリックしたとき、クリックした部品が選択された状態になるだけです。部品を挿入するには、もう1回同じ部品をクリックします。

●図形を滑らかに表示

一太郎2011の初期設定では、アンチエイリアス機能*1が有効になっており、図形の輪郭線やグラデーションの変化が滑らかに表示されます。

*1輪郭のギザギザが目立たないように輪郭を滑らかに変化させる機能のことです。

ただし、アンチエイリアス機能が有効になっていると、線がにじんだりかすんだりして見えたり、線が太く見えたりすることがあります。そんなときは、アンチエイリアス機能を無効にします。アンチエイリアス機能を無効にするには、[ツール-オプション-オプション]の[編集-枠・図形・罫線]で[作図をアンチエイリアスで表示・印刷する]を[しない]にします。

▼注意

  • [作図をアンチエイリアスで表示・印刷する]を[しない]にすると、図形の透明度も無効になります。

●選択中の枠の表示を変更

枠を選択中・編集中に、枠の周囲に表示される枠線や枠の周りに表示される枠操作マーク(■□)のデザインや色を変えました。作図拡大ハンドル や□が表示されます。

●選択中の図形の表示、図形の操作を変更

  • 図形を選択中に、図形の周りに表示される選択マーク、拡大ハンドル、回転ハンドルのデザインや色を変えました。
    一太郎2011の新しいデザインでは、作図拡大ハンドル をドラッグして拡大/縮小、作図回転ハンドル をドラッグして回転をします。
  • 拡大/縮小時・回転時の参照線も色を変えました。

●斜線・括弧の端点マークの表示を変更

斜線や括弧の端点に表示されるマークの色やデザインを変えました。斜線・括弧の端点 が表示されます。

●ヘッダー・フッター領域に名称を表示

ヘッダー・フッターの領域に「ヘッダ」「フッタ」などの文字列を表示するようにしました。奇数ページ・偶数ページで別々の文字を表示するようにしているときは、「奇数ページ−ヘッダ」のように表示されます。

●ESCメニューをESCキーで閉じる

一太郎2011の初期設定では、ESCメニューの第1階層を開いているときにESCキーを押したとき、ESCメニューを閉じるようにしました。
ESCキーを押してもESCメニューが閉じないようにするには、[ツール-オプション−オプション]の[操作環境-コマンド操作]で[ESC メニューをESC キーで閉じる]を[閉じない]にします。

●文書にカーソル位置を記憶する

一太郎2011の初期設定では、文書の保存時にカーソル位置も保存し、次に文書を開いたときにカーソル位置の部分を表示するようになっています。この設定を変えて、文書を開いたときに、常に文書の先頭を表示するようにできます。
[ツール-オプション-オプション]の[ファイル操作-ファイル操作]で[文書のカーソル位置を読込/保存する]を[しない]にします。

●罫線描画や罫線セル属性のマウス操作を変更

  • 罫線/斜線/括弧を描き始めるとき、マウスのクリックで始点の描画を開始するように変えました。旧バージョンでは、ドラッグで描画を開始していました。
  • 文字揃え/塗りつぶし(罫線セル属性)の始点を指定するとき、マウスのクリックで始点の指定を開始し、続けて終点を指定できるように変えました。旧バージョンでは、ドラッグで始点から終点までを指定していました。

●カラースキーマの画面を変更

スタイルセットの色調を変える[カラースキーマ]ダイアログボックスは、旧バージョンでは、ダイアログボックスの下部で、色相/彩度/明度と赤/緑/青の設定をしていました。一太郎2011では、色相/彩度/明度(HSV)を設定するか赤/緑/青(RGB)を設定するか、設定する項目の表示を切り替えるようにしました。初期設定では、HSVで設定するようになっており、ダイアログボックス上には、色相/彩度/明度の項目が表示されます。RGB [RGB]をクリックすると、赤/緑/青の項目に切り替わります。HSV [HSV]をクリックすると、色相/彩度/明度の項目に切り替わります。

●常用漢字チェックのチェック基準を変更

常用漢字チェックのチェック基準を、2010年11月内閣告示の「常用漢字表」に更新しました。「俺」「挨拶」などが指摘されなくなり、「勺」「花一匁」などが指摘されるようになりました。

●画像ファイルの選択ダイアログボックスを変更

文書の背景画像/シートの背景画像、リラックスビューの画像、段落記号の画像、個条書きの画像記号やアウトラインの画像を選択するときのダイアログボックスを、OS標準のファイル選択ダイアログボックスに変えました。画像を探しやすくなりました。

●カラーパレットの初期設定を変更

文字飾りや罫線線種などの色を設定するときに使うカラーパレット(色の一覧)の初期設定を、「スタンダード」から「ハイカラー」に変えました。

※カラーパレットの設定は、[ツール-オプション-カラーパレット]で切り替えることができます。

●ツールボックスのアイコンデザインを変更

[標準]ツールボックスなどに割り付けられている、次のアイコンのデザインを変えました。

  • 貼り付け [貼り付け] → 貼り付け [貼り付け]

※[標準]ツールボックスは、オリジナルタイプでは使用できないツールボックスです。

●マウスジェスチャの割付機能を変更

次の操作に割り付けられている機能を変更しました。

  • マウスを左に動かす

    (一太郎2010以前)作業フェーズを切り替え:1つ左へ → (一太郎2011)1つ右へ

  • マウスを右に動かす

    (一太郎2010以前)作業フェーズを切り替え:1つ右へ → (一太郎2011)1つ左へ

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III 一太郎2011の画面タイプ(オリジナルタイプ)と一太郎2010(一太郎2011のクラシックタイプ)との違い

一太郎2011の画面タイプ(オリジナルタイプ)は、一太郎2010(一太郎2011のクラシックタイプ)とでは次の点が異なります。

●画面全体

オリジナルタイプでは、次の機能が使用できなかったり、初期設定で非表示になっていたりします。また、実行できる機能が違っていたりします。

  • タイトルバーは常にWindowsのデザインで表示されます。
  • メニューバーのアクセスキーは、初期設定では非表示になっています。

    ポインターを合わせたりAltキーを押したりすると、アクセスキーが表示されます。

    ※常にアクセスキーを表示するように変えることもできます。[ツール-オプション-オプション]の[操作環境-操作環境]で[メニューバーにアクセスキーを表示する]を[する]にします。

    ※特定の画面設定をしているOS上では、常にアクセスキーが表示されます。

  • メニューは、初期設定では、厳選されたメニューが表示されるようになっています。

    一太郎2010とほぼ同じメニューに切り替えることもできます。[表示-補助-クラシックタイプのメニューを使う]を選択して、クラシックタイプのメニューに切り替えます。元の厳選されたメニューに切り替えるには、[表示-オリジナル-オリジナルタイプのメニューを使う]を選択して、オリジナルタイプのメニューに切り替えます。

  • ツールボックスは非表示になっています。

    ツールバー・コマンドバー・ツールパレットをお使いください。

    ※一部のツールボックスは、機能を実行すると自動的に表示されます。

    ※一部のツールボックスは、表示するように設定して使用できます。

    ※一部のツールボックスは、使用できません。

  • ナレッジウィンドウは使用できません。

    ツールバー・コマンドバー・ツールパレットをお使いください。

  • フェーズタブはありません。

    作業フェーズは、コマンドバーで切り替えられます。

  • ファンクションキー表示は、初期設定では非表示になっています。

    ※ファンクションキーを表示するには、[表示-ファンクションキー表示]を選択してチェックマークが付いた状態にします。

  • コマンドバーは、基本編集フェーズにも専用のものが用意されています。
    また、作業フェーズに応じて切り替わるだけでなく、罫線や簡易作図などの編集モードや画面・状況に応じて自動的に切り替わります。
  • リラックスビュー・カラーバリエーションは、使用できません。

    代わりに「背景デザイン」の機能が用意されています。背景に、自分で持っている画像を使うこともできます。[表示-背景デザイン]*1で設定します。

    *1「クラシックタイプのメニューを使う」設定になっているときは、[表示-オリジナル-背景デザイン]です。

    用紙外領域で表示されるポップアップコマンドも リラックスビュー [リラックスビュー]の代わりに、背景デザイン [背景デザイン]が割り付けられています。

    ※背景デザインでは、用紙部分とそれ以外の部分とで、画像の表示方法を変えたり別の画像を設定したりすることはできません。

  • Altコマンド・F1コマンドは使用できません。

●コマンドバー

オリジナルタイプで表示される「コマンドバー」は、一太郎2010(一太郎2011のクラシックタイプ)のコマンドバーと次の点が異なります。

  • 基本編集フェーズにも専用のコマンドバーが用意されています。また、作業フェーズに応じて切り替わるだけでなく、罫線や簡易作図などの編集モードや画面・状況に応じて自動的に切り替わります。
  • 提供されていた機能の一部は、ツールバーやツールパレットから実行するように変更されたり、削除されたりしています。
    エディタ
    • [新規作成]/[文書を開く]/[上書保存]/[文書をテキスト形式で保存]*1/[印刷]/[印刷プレビュー]*2/[切り取り]/[コピー]/[貼り付け]の機能は、ツールバーから実行します。

      *1[名前を付けて保存]の右にある▼をクリックして、[テキスト形式で保存]を選択します。

      *2[印刷]の右にある▼をクリックして、[印刷プレビュー]を選択します。

    • [画面表示設定]を実行するには、[表示-画面表示設定]を選択します。
    アウトライン
    • [本文位置:固定]/[本文位置:連動]/[文章を解析し、一括してアウトラインレベルを設定]/[絞込レベルを変更]/[注釈行の設定/解除]/[注釈行の表示/非表示]/[注釈行の全削除]/[画像枠の表示/非表示]は、アウトラインツールパレットの[アウトライン]パレットから実行します。
    • [文字抽出の対象となる文書種類の設定]/[文字抽出の対象となるタグの挿入/変更]/[フォルダ内の文書から、指定したタグ以降の文字データを抽出]は、オリジナルタイプでは実行できません。クラシックタイプに切り替えて、アウトラインフェーズのコマンドバーから実行します。
    提出確認
    • [[文書校正を実行]の機能は、提出確認ツールパレットの[校正]パレットから[文書校正]の[実行]をクリックして実行します。または[ツール-文書校正-文書校正の実行]を選択します。
    ビューア
    • [印刷]の機能は、ツールバーから実行します。
    ページ一覧(提出確認/ビューア)
    • [印刷]の機能は、ツールバーから実行します。
  • フェーズ切り替えの機能が割り付けられています。
  • 一太郎2010(一太郎2011のクラシックタイプ)のツールボックスで提供されていた機能の一部が、コマンドバーから実行するように変更されています。

●画像の挿入

オリジナルタイプで画像を挿入するとき、一太郎2010と次のような違いがあります。

  • 初期設定では、画像を挿入したとき[画像サイズ指定]ダイアログボックスは表示されません。
    表示されるように設定を変えるには、基本編集ツールパレットの[挿入]パレットの メニュー [メニュー]をクリックし、[挿入時のサイズ指定]で[する]を選択します。

    ※画像パレットの メニュー [メニュー]をクリックし、[挿入時のサイズ指定]*1で[する]を選択するのも同じです。

    *1一太郎の画面タイプにより、表示されるコマンドが変わります。オリジナルタイプのときは[挿入時のサイズ指定]と表示され、指定するかしないかを設定します。クラシックタイプのときは[挿入時のサイズ指定オプション]と表示され、一定の大きさ以上のときにだけサイズを指定するように設定することができます。

  • 「画像のデータサイズ縮小]を実行するかを確認するメッセージは表示されません。
    代わりに、枠操作ツールパレットの[画像枠の操作]パレットに、「画像のデータサイズを小さくしますか」というツールチップが表示されます。必要に応じて、[画像枠の操作]パレットの[データサイズを縮小]をクリックしてデータサイズを縮小します。

ツールバーとツールボックスとの違い

オリジナルタイプでだけ使用できる「ツールバー」は、「ツールボックス」としくみが異なります。
主な違いは次のとおりです。

  • 用意されているツールバーは1種類だけです。通常/シンプルの区別はありません。作業フェーズや編集モードによる違いもありません。
  • ツールバーを新しく作ることはできません。
  • 常に画面の上部に配置されます。画面の下や左右の端に沿って配置させたり、画面上の自由な位置に配置させたりすることはできません。
  • 内容をカスタマイズすることはできます。[表示-ツールバー-カスタマイズ]から行います。
    ただし、カスタマイズして割り付けできる機能は、ツールボックスに比べて限定されています。
  • ツールバーの右のほうに表示される、モード表示/切替やヘルプの部分は、カスタマイズできません。
  • ツールバーのアイコンをドラッグ&ドロップしてカスタマイズすることはできません。
  • カスタマイズした内容は、「ツールバー登録ファイル」に記憶されます。
  • ツールヒントは常に表示されます。全画面表示にしたときは、ツールバーは表示されません。

ツールパレットとナレッジウィンドウとの違い

オリジナルタイプでだけ使用できる「ツールパレット」は、クラシックタイプでだけ使用できる「ナレッジウィンドウ」とは位置づけが異なります。
そのため、操作性も多少異なります。

  • ナレッジウィンドウには、文書作成を補完するためのさまざまな機能や情報が用意されています。ツールパレットには、文書作成に直結したさまざまな機能が用意されています。
  • ツールパレットは、作業フェーズに応じて切り替わる以外に、編集モード(罫線モード/簡易作図モード)に応じても切り替わります。
    罫線モードや簡易作図モードで表示されるツールパレットには、主に、旧バージョンの一太郎でツールボックスから実行していた機能が割り付けられています。
  • 内容をカスタマイズすることができます。ツールパレットの右上にある メニュー をクリックし[オプション]を選択して行います。表示するパレットを変えたり、表示位置を変えたりできます。
  • ツールパレット内の各パレットは、ドラッグ&ドロップして並べ替えることができます。
  • ツールパレットは、画面の左右に配置できます。上下に配置することはできません。

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