デザインテンプレートは、サンプルとしてあらかじめ登録されたものを利用する他、自分で編集した好みのデザインを追加することもできます。テンプレートの一覧に追加することで、次回から簡単に呼び出して利用できます。
■操作
次の手順で操作します。
1 デザインテンプレート形式で保存する
スライドマスター機能を利用して、デザインを設定します。スライドマスター機能を利用すると、画像やテキストボックスもデザインテンプレートとして保存できます。
- [表示-マスター-スライドマスター]を選択します。
Aタイトルスライドレイアウト(タイトルスライド用)のマスター画面が表示されます。
※スライドマスターに切り替えた直後は、下図のAが表示されています。@を表示するには、左側の一覧でスクロールバーを上にドラッグしてください。
- 本文スライド用のデザインを作りたい場合は、左側の一覧で上から3つ目のタイトル/内容レイアウト(上図のB)を選択します。
本文スライド用のマスター画面が表示されます。
- 本文スライドまたはタイトルスライド用に、好みの背景やカラーセットを設定したり、画像を配置するなどの編集を行って、希望のデザインを画面上に表示します。
- [表示-マスター-マスター表示を閉じる]を選択します。
スライドマスター画面から通常表示に戻ります。
- [ファイル-名前を付けて保存]を選択します。
- [ファイルの種類]の右端の▼をクリックして、[PowerPoint 2007-2013 テンプレート(*.potx)]を選択します。
※保存する場所を変えたい場合は、[保存する場所]の右端の▼をクリックして、ファイルを保存する場所を指定します。
- [ファイル名]にファイル名を入力します。
- [保存]をクリックします。
表示しているスライドがデザインテンプレートファイルとして保存されます。
2 デザインテンプレートの一覧に追加する
1で作成したデザインテンプレートファイルを一覧に登録します。
- [書式-スライドのデザイン]を選択します。
※[リボンインターフェース]の場合は、画面右側の作業ウィンドウで[デザインテンプレート]を選択します。
- 画面右側の[デザインテンプレートの適用]作業ウィンドウで、[デザインテンプレートファイルの追加]をクリックします。
[デザインテンプレートの追加方法]ダイアログボックスが表示されます。
- [テンプレートファイルを追加]を選択して[OK]をクリックします。
[JUST Slideテンプレート]ダイアログボックスが表示されます。
- 1で保存したファイルを選択します。
※ファイル一覧に該当のファイルが表示されていない場合は、[ファイルの場所]の右端の▼をクリックして、1で指定した場所を選択しなおします。
- [開く]をクリックします。
- [デザインテンプレートの適用]作業ウィンドウで、上部にある[種類:]の右端の▼をクリックして[ユーザー設定]を選択します。
追加したデザインテンプレートが一覧にも表示されます。
◆補足
上記手順のほか、現在編集中のスライドについて、デザインテンプレート形式での保存と、デザインテンプレートの一覧に追加する操作を一緒に行うこともできます。
デザインテンプレートとして登録したいスライドを表示したまま、次のように操作します。
- [書式-スライドのデザイン]を選択します。
※[リボンインターフェース]の場合は、画面右側の作業ウィンドウで[デザインテンプレート]を選択します。
- 画面右側の[デザインテンプレートの適用]作業ウィンドウで、[デザインテンプレートファイルの追加]をクリックします。
[デザインテンプレートの追加方法]ダイアログボックスが表示されます。
- [現在のファイルをテンプレートファイルにして追加]を選択して[OK]をクリックします。
- [デザインテンプレートの適用]作業ウィンドウで、上部にある[種類:]の右端の▼をクリックして[ユーザー設定]を選択します。
追加したデザインテンプレートが一覧に表示されます。