矢印は、文字として入力したり、罫線モードや簡易作図モードで描いたりすることができます。
次の3とおりの方法があります。
■文字として入力する
日本語入力システム（IME）にATOKを使っている場合は、簡単に「→」のような文字を入力できます。
■操作
- 矢印を入力したい位置で、「やじるし」と入力します。
- スペースキーを押して、変換候補の中から「→」（または「←」／「↑」／「↓」）を選択します。
- Enterキーを押して確定します。
■罫線モードで矢印を描く
■操作
【Ctrlキーを使って描く場合】
- ［罫線-斜線］を選択します。
罫線モードになります。
- 矢印を付けたい部分でCtrlキーを押したまま、ドラッグします。
始点でCtrlキーを押したままクリックすると始点に矢印を、終点でCtrlキーを押したままボタンを離すと終点に矢印を付けることができます。
【［罫線描画線種］ダイアログボックスで設定して描く場合】
- ［罫線-斜線］を選択します。
罫線モードになります。
- ［罫線-描画する斜線の線種］を選択します。
［罫線描画線種］ダイアログボックスが表示されます。
- ［斜線の始点に矢印を付ける］／［斜線の終点に矢印を付ける］を任意に設定します。
［罫線描画線種］ダイアログボックスでは、斜線の色やパターンも指定できます。
- ［OK］をクリックします。
- マウスをドラッグして斜線を引きます。
※罫線モードを終了して文字を入力するモードに戻るには、［罫線-罫線モード終了］を選択します。
■簡易作図モードで矢印を描く
■操作
【オリジナルタイプの場合】
- ［挿入-作図-簡易作図開始］を選択します。
簡易作図モードになり、画面右側に作図ツールパレットが表示されます。
をクリックします。
矢印の向きを選択するアイコンが表示されます。
- 表示されたアイコンから矢印の向きを選択します。
［矢印（終点）］…終点に矢印を付けます。 
［矢印（始点）］…始点に矢印を付けます。 
［矢印（両方）］…両端に矢印を付けます。
- 必要に応じて、作図ツールパレットの［線］シート／［矢印］シートを選択し、設定をします。
- 矢印の始点から終点までをドラッグして矢印を描きます。
※テンプレート図形の矢印を使用する場合は、
をクリックし、ブロック矢印の一覧から好きなデザインを選択します。※簡易作図で描いた矢印の色などを変更したい場合は、
［図形指定（ボックス掛）］をクリックしてから、矢印の図形を選択し、その状態で［線］シート／［塗り］シートを選択して設定します。※簡易作図モードを終了して文字を入力するモードに戻るには、［挿入-作図-簡易作図終了］を選択します。
【クラシックタイプの場合】
- ［挿入-作図-簡易作図開始］を選択します。
簡易作図モードになり、作図ツールボックス
が表示されます。 - ツールボックスの中から
［直線］の右下にある三角マーク部分をクリックします。 - 矢印の向きを選択するアイコンが表示されます。
- 表示されたアイコンから矢印の向きを選択します。
［矢印(終点)］…直線の終点に矢印を付けます。 
［矢印(始点)］…直線の始点に矢印を付けます。 
［矢印(両方)］…直線の両端に矢印を付けます。
- 必要に応じて作図ツールボックスの［図形線種］／［図形線サイズ］を選択します。
- 矢印の始点から終点までをドラッグして矢印を描きます。
※テンプレート図形の矢印を使用する場合は、
［テンプレート図形（矢印）］をクリックし、矢印ツールボックスの中から好きなデザインを選択します。
※簡易作図で描いた矢印の色などを変更したい場合は、
［図形指定（ボックス掛）］をクリックしてから、矢印の図形を選択し、その状態で 
［図形属性（塗りつぶし、色、線種）］をクリックして設定します。
※簡易作図モードを終了して文字を入力するモードに戻るには、［挿入-作図-簡易作図終了］を選択します。