差分バックアップでは、指定されたバックアップイメージが作成された時点から、更新されたセクタを差分としてバックアップすることができます。
▼注意
- 差分バックアップを行うには、起点となるバックアップイメージが必要です。
- 差分バックアップを作成する際には、単一ボリューム(パーティション)のバックアップイメージのみ選択することができます。ハードディスク全体のバックアップイメージを選択することはできません。
■操作
- Paragonを起動します。
- エクスプレスランチャー画面で、画面左側の[オプション]をクリックし、画面右側の[Paragon Hard Disk Manager Suite]*1をクリックします。
*1Paragon Drive Backupの場合は、[Paragon Drive Backup]です。
メイン画面が起動します。
※Paragonのメイン画面が表示されている場合は、3.へ進みます。
- メイン画面のメニューから、[ウィザード(バックアップ・ウィザード)詳細-差分バックアップ]を選択します。
- [差分バックアップウィザードにようこそ]の画面が表示されるので、[次へ]をクリックします。
- [バックアップイメージの参照]の画面で、差分バックアップの起点となるバックアップイメージを選択し、[次へ]をクリックします。
- [バックアップイメージの内容]の画面で、バックアップするパーティションの詳細が表示されますので、内容を確認して、[次へ]をクリックします。
- バックアップ先を選択する画面が表示されるので、[バックアップ カプセルに保存する]*2[ローカル/ネットワークドライブに保存する]、[FTPにデータを保存する]、[CD/DVD/BDに書き込む]のいずれかを選択し、[次へ]をクリックします。
*2バックアップ カプセルがない場合は、表示されません。
- 8.で選択した項目に応じて操作します。
- [バックアップ カプセルに保存する]を選択した場合
- 必要に応じて[バックアップイメージ名]を変更します。
- 画面下に表示される[推定バックアップイメージサイズ]が[バックアップ先で利用可能な領域]より小さいことを確認して、[次へ]をクリックします。
- [ローカル/ネットワークドライブに保存する]を選択した場合
- [バックアップイメージの場所]でバックアップデータを保存する場所を設定します。
- 必要に応じて[バックアップイメージ名]を変更します。
- 画面下に表示される[推定バックアップイメージサイズ]が[バックアップ先で利用可能な領域]より小さいことを確認して、[次へ]をクリックします。
- [FTPにデータを保存する]を選択した場合
をクリックします。
- [FTP/SFTPロケーションの作成]画面が表示されたら、FTPサーバーのIPアドレス、ログインID、パスワードなどを入力して、[接続]をクリックします。
- バックアップの保存先のフォルダー、イメージ名などを指定して、[次へ]をクリックします。
- [CD/DVD/BDに書き込む]を選択した場合
- バックアップデータを書き込むドライブを選択します。
- 必要に応じて[バックアップイメージ名]を変更します。
- 画面下に表示される[推定バックアップイメージサイズ]を確認して、[次へ]をクリックします。
- [バックアップ カプセルに保存する]を選択した場合
- [バックアップ コメントとバックアップモード]の画面が表示されるので、必要に応じてコメントを入力します。
復元時にわかりやすいコメントを入力しておくことをおすすめします。
- [今すぐバックアップする]を選択して、[次へ]をクリックします。
- [バックアップの概要]の画面が表示されるので、これまでの設定内容を確認し、[次へ]をクリックします。
- [差分バックアップウィザードの完了]と表示されたら、[完了]をクリックします。
※初期の設定では、仮想モードが有効になっています。仮想モードが有効になっている場合、画面上部の[適用]をクリックするまで操作は実行されません。
- 画面上部の
をクリックします。
- 「保留中の変更を適用しますか?」と表示されたら、[はい]をクリックします。
処理が開始され、詳細が表示されます。
▼注意
バックアップには時間がかかる場合があります。処理中に画面が停止(フリーズ)したように見えることがありますが、内部的な処理は行われています。操作中に電源を切るとデータを消失してしまう可能性がありますので、電源は切らないでください。また、[Esc]キーなどにより処理を強制的に中断した場合もデータを消失する可能性がありますので、処理は中断しないでください。
- 処理が完了したら、[閉じる]をクリックします。
■関連情報