マーキー タグを使い、文字を左右や上下にスクロールさせることができます。
▼注意
マーキー(<MARQUEE> タグ)は、ブラウザーの種類やバージョンによっては、サポートされていない場合があります。
※〔かんたん〕 では、以下の操作はできません。編集スタイルを 〔スタンダード〕 または、〔エディターズ〕 に変更してから操作を行ってください。
I 挿入方法
■操作
- メニューバーから「挿入」→「その他」→「マーキー」を選択します。
「属性」ダイアログボックスが表示されます。
- [表示文字列]に文字を挿入し、[OK]ボタンをクリックします。
ページ編集画面にマーキーが挿入されます。
II マーキーにサイズ、色、書体を設定する方法
■操作
【書式で設定する方法(「標準モード」のみ)】
- マーキーに設定した文字の上でマウスをダブルクリックして、文字を反転させます。
- メニューバーから「書式」→「フォント」を選択します。
「フォント」ダイアログボックスが表示されます。
- [サイズ]、[色]、[書体]を設定します。
※その他、[文字飾り]を設定することもできます。
※「どこでも配置モード」をご利用の場合は、上記手順でサイズや色、書体の変更はできません。以下の「スタイルで設定する方法」の手順を参照してください。
【スタイルで設定する方法】
スタイルの設定を行うことによって、マーキーのサイズ、色、書体、背景画像などの設定を行うことができます。
- マーキーを右クリックし、表示されるメニューから「スタイルの設定」 を選択します。
「スタイルの設定」ダイアログボックスが表示されます。
※ページ内の <MARQUEE> タグすべてに適用されるスタイルを設定する場合は、[スタイルシート マネージャで編集]ボタンをクリックします。
「スタイルシート マネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
[ルール情報]の[追加]ボタンをクリックします。
「スタイルの設定」ダイアログボックスが表示されます。 - [フォント]タブでフォント、サイズなどを設定します。
- [色と背景]タブで好みの色、または背景画像や属性などを設定します。
- [OK]ボタンをクリックします。
※[スタイルシート マネージャで編集]ボタンをクリックして設定を行った場合は、「スタイルシート マネージャ」ダイアログボックスに戻ります。
「スタイルシート マネージャ」ダイアログボックスの[ルール情報]にタグ名が追加されたのを確認し、[閉じる]ボタンをクリックします。
「スタイルの設定」ダイアログボックスに戻りますので、[OK]ボタンをクリックします。
III 表示文字列の速度と移動量を設定する方法
■操作
- ページ編集画面内に挿入したマーキーを選択し、メニューバーから「編集」→「属性の変更」を選択します。
「属性」ダイアログボックスが表示されます。
※「どこでも配置モード」の場合は「レイアウト枠に含まれるマーキー」ダイアログボックスが表示されます。
- [表示速度]の項目で[指定した速度で表示する]にチェックを入れ、[遅延時間]と[移動量]を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- [遅延時間]
マーキー文字列が、表示される間隔をミリ秒単位で指定します。
省略時は、85(ミリ秒)となります。 - [移動量]
マーキー文字列が、[遅延時間]で設定した間隔に移動する量をピクセル単位で指定します。
省略時は、6(ピクセル)となります。
※i モード携帯端末では、[遅延時間]と[移動量]の設定はできません。
※[遅延時間]で 60(ミリ秒)以下を指定した場合に、[指定した速度で表示する]のチェックボックスにチェックがない状態では、その値は無効となります。指定した[遅延時間]および、[移動量]でマーキー文字列を表示させるには、このチェック ボックスにチェックを入れる必要があります。
- [遅延時間]
IV 2行以上にわたる文字列にマーキーをかける方法
複数行の文字列にマーキーをかけたい場合、改行を含む文字列をドラッグしてマーキー タグの挿入を行っても、1行になってしまいます。
以下の手順で改行させることができます。
■操作
- メニューバーから「挿入」→「その他」→「マーキー」を選択します。マーキーを作成済みの場合は、マーキーを右クリックし、表示されるメニューから「属性の変更」を選択してください。
- 「属性」ダイアログボックスの[表示文字列]で、改行したい部分に <BR> タグを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
【例】あいうえお<BR>かきくけこ
プレビュー画面やブラウザー上で確認すると、以下のような表示になります。
あいうえお
かきくけこ※ページ編集画面では、「あいうえお<BR>かきくけこ」と表示されるので、マーキーの動作はプレビュー画面やブラウザーで確認してください。
※マーキーに <BR> タグを挿入した後、ファイルを閉じるとマーキーに挿入した文字の再編集はできなくなります。再編集が必要な場合は、マーキーを挿入しなおしてください。