原稿用紙印刷とは、原稿用紙の升目が表示された画面で文章を入力し、升目と文章を同時に印刷することができる機能です。
原稿用紙のテンプレートを利用するか、原稿用紙の文書スタイルを利用します。
それぞれの場合に応じて操作します。
I 原稿用紙のテンプレートを利用する
■操作
- ［ファイル-テンプレートを開く-テンプレートを開く］または［ナビ-よく使うテンプレート-テンプレートを開く］を選択します。
- ［パーソナル］シートを選択します。
- 左側のカテゴリの一覧から、「原稿用紙」を選択します。
- 右側のテンプレートの一覧で、利用したい原稿用紙を選択します。
- ［開く］をクリックします。
- 文書を作り、必要に応じて文書を保存します。
- 原稿用紙または白紙をプリンターにセットします。
- ［ファイル-印刷］を選択します。
※必要に応じて、［設定］シート／［詳細］シートで各項目を設定します。
- ［OK］をクリックします。
［原稿用紙設定］ダイアログボックスが表示されます。
- 原稿用紙の升目を印刷したい場合は、［升目を印刷する］をクリックして
にし、［色］の右端の▼（画像）をクリックして色を選択します。 - 升目のある原稿用紙に印刷する場合は、［升目を印刷する］を
にします。
- 原稿用紙の升目を印刷したい場合は、［升目を印刷する］をクリックして
- ［OK］をクリックします。
印刷が実行されます。
●こんなときは
- タイトルに［名入］の付くテンプレートを使うと、原稿用紙に自分の名前が入る「名入れ原稿用紙」にすることができます。
テンプレートを開くと［原稿用紙のカスタマイズ］ダイアログボックスが表示されるので、［名入れ］の右の入力欄に自分の名前を入力します。名前を入れたくないときは、入力欄の文字を削除します。
あとから名前を変更・入力するには、［ファイル-文書スタイル-原稿用紙のカスタマイズ］を選択します。 - 原稿用紙に名前を入れている場合、上記9.で升目を印刷しないように設定しても名前は印刷されます。
- ［ファイル-文書スタイル-原稿用紙のカスタマイズ］で［升目の色］を変更しても、上記9.の［色］では［現在の色］と表示されます。
▼注意
- 市販の原稿用紙に印刷する前には、お使いのプリンターが原稿用紙に対応しているかどうかをご確認ください。原稿用紙は紙が薄いため、紙詰まりを起こしたり、給紙できなかったりすることがあります。
このような場合は、白紙の用紙に原稿用紙の升目を印刷することをおすすめします。 - お使いのプリンターによっては、印刷できる用紙サイズに制限がある場合があります。
II 原稿用紙の文書スタイルを利用する
原稿用紙の設定と、原稿用紙の升目に合わせて文字を入力できるような設定が、あらかじめビジュアルスタイルに登録されているので、それを呼び出すだけで簡単に原稿用紙印刷ができます。原稿用紙に文字だけを印刷することもできます。
■操作
- ［書式-文書スタイル］を選択します。
- ［スタイル］シートを選択します。
- ［呼出］をクリックします。
［ビジュアルスタイル］ダイアログボックスが表示されます。
- 原稿用紙のスタイルが設定されているビジュアルスタイルのどれかを選択します。
使う用紙種類（コクヨ） ビジュアルスタイルの登録名 ケ-75A4原稿用紙ヨコ書(20×20) → A4原稿用紙(20×20)縦方向・横組 ケ-70A4原稿用紙タテ書(20×20) → A4原稿用紙(20×20)横方向・縦組 ケ-35B5原稿用紙ヨコ書(20×20) → B5原稿用紙(20×20)縦方向・横組 ケ-31B5原稿用紙タテ書(20×20) → B5原稿用紙(20×20)横方向・縦組 ケ-30B5原稿用紙タテ書(20×10) → B5原稿用紙(20×10)縦方向・縦組 ケ-236B5原稿用紙ヨコ書(20×10) → B5原稿用紙(20×10)横方向・横組 ケ-60B4原稿用紙ヨコ書(20×20) → B4原稿用紙(20×20)横方向・縦組 - ［OK］をクリックします。
［文書スタイル］ダイアログボックスに戻ります。
- ［OK］をクリックします。
原稿用紙の升目が画面に表示されます。
- 文書を作り、必要に応じて文書を保存します。
- 原稿用紙または白紙をプリンターにセットします。
- ［ファイル-印刷］を選択します。
※必要に応じて、［設定］シート／［詳細］シートで各項目を設定します。
- ［OK］をクリックします。
［原稿用紙設定］ダイアログボックスが表示されます。
- 原稿用紙の升目を印刷したい場合は、［升目を印刷する］をクリックして
にし、［色］の右端の 
をクリックして［黒色〜茶色］のどれかを選択します。 - 升目のある原稿用紙に印刷する場合は、
にします。
- 原稿用紙の升目を印刷したい場合は、［升目を印刷する］をクリックして
- ［OK］をクリックします。
印刷が実行されます。
▼注意
- エディタの画面／アウトラインの画面／ドラフト編集画面では、画面上に原稿用紙の升目は表示されません。原稿用紙の升目を表示しながら文書を作るには、イメージ編集画面／印刷イメージ画面／提出確認の画面に切り替えます。
- 市販の原稿用紙に印刷する前には、お使いのプリンータが原稿用紙に対応しているかどうかをご確認ください。原稿用紙は紙が薄いため、紙詰まりを起こしたり、給紙できなかったりすることがあります。
このような場合は、白紙のA4・B5・B4用紙に原稿用紙の升目を印刷することをおすすめします。 - お使いのプリンターによっては、印刷できる用紙サイズに制限がある場合があります。
III こんなときは
- 句読点や閉じ括弧を原稿用紙の行末の升目に入れるか欄外に出すかを設定する
原稿用紙で句読点（、。，．）や閉じ括弧（’”」』】〕）｝］など）が行末にくるときに、その行の最後の升目にいっしょに入れるか、欄外に出すかを設定することができます。
■操作
- ［書式-文書スタイル］を選択します。
- ［体裁］シートを選択します。
- 句読点や閉じ括弧を行の最後の升目に入れたい場合は［和文体裁］の［ぶら下げ］を に、欄外に出したい場合は にします。
- ［OK］をクリックします。
▼注意
- ［ぶら下げ］は［禁則処理］を にし、［追い込み］を にしているときだけ有効です。
- 通常、［ぶら下げ］は句読点（、。，．）だけを対象としますが、原稿用紙の場合は、閉じ括弧（’”」』】〕）｝］など）も対象となります。
- 原稿用紙のスタイルについて
原稿用紙テンプレートを開いたり、原稿用紙のスタイルを呼び出した場合、原稿用紙の升目に合わせて文字が入力できるように、文書スタイルの各項目は次のように設定されています。
- スタイルシート
- 文字数と行数の設定…［字数・行数を優先する］
- フォントシート
- 欧文フォント…和文フォント
- 数字フォント…和文
- 体裁シート
- ジャスティフィケーション…オフ（ ）
- 和欧文間スペース…オフ（ ）
- ワードラップ…オフ（ ）
- 欧文密着…オフ（ ）
- ぶら下げ…オフ（ ）
- 追い込み…オフ（ ）
- 括弧類の重なり処理…オフ（ ）
- ジャスティフィケーション…オフ（
- スタイルシート