花子2012では、マルチコンテンツウィンドウが導入され、より手軽に作図することができるようになっています。
このため、画面の構成が大きく変わり、描画パレットやコンテンツパレットなど、従来の花子で表示されていたパレットがインストール直後は表示されていません。
次のように操作すると、旧バージョンで使っていた描画パレットを表示させたり、画面左側の部品一覧を表示しない設定に変えたりなど、ご希望の状態にあわせて設定変更が可能です。
使いたい機能や、表示を変更したい箇所にあわせて設定を変更します。
※マルチコンテンツウィンドウで、描画パレットにあったさまざまな作図機能を使うには、 をクリックして表示する[作図]シートから、各機能を選択します。
I 描画パレットを表示する
次のように操作すると、旧バージョンで使用していた描画パレットがそのまま追加で表示できます。
■操作
- [表示-パレット-描画]を選択します。
マルチコンテンツウィンドウのシンプルツールバーの表示を閉じて、かわりに描画パレットが表示されます。
※上記操作のかわりに、下図の をクリックすることで表示することもできます。
画面左側にあるマルチコンテンツウィンドウを閉じたい場合や、旧バージョンで使用していたコンテンツパレットを使いたい場合は、引き続き、II以降の操作を行います。
II マルチコンテンツウィンドウを表示しないようにする
画面左側に表示されているマルチコンテンツウィンドウを表示しないようにするには、次のような方法があります。一時的に表示を消す、または、使用しない設定にする、どちらかご希望の状態に合わせて操作します。
※旧バージョン同様、画面右側にあるクリップウィンドウでコンテンツパレットを表示したい場合は、【マルチコンテンツウィンドウは使わない場合】の操作を行います。
【マルチコンテンツウィンドウは使うが、使わないときは表示を小さくしておきたい場合】
マルチコンテンツウィンドウが大きすぎて画面を使いづらい場合、次のような方法でマルチコンテンツウィンドウの表示を最小化できます。この設定を行うと、部品や画像を呼び出すなど必要なときだけ、ワンタッチでマルチコンテンツウィンドウを表示して使うことができます。
使いやすい方法にあわせて、次のいずれかを操作します。
- マルチコンテンツウィンドウで、現在表示しているシートのタブ上をクリックすると、シートの表示/非表示を切り替えることができます。
- マルチコンテンツウィンドウの表示領域からポインターを外すと、自動的に最小化する設定に変えることができます。
- マルチコンテンツウィンドウ右上部の をクリックします。
- [オプション-シートを自動的に最小化]を選択します。
この設定により、マルチコンテンツウィンドウの表示領域からポインターを外したら、自動的にマルチコンテンツウィンドウが最小化の表示になります。
※マルチコンテンツウィンドウを元のサイズに戻すときは、マルチコンテンツウィンドウのタブをクリックします。
- [表示-画面表示切替-マルチコンテンツウィンドウ表示]を選択します。
画面左側の、マルチコンテンツウィンドウが閉じます。
※マルチコンテンツウィンドウを使用しない設定にすると、部品や画像を呼び出す画面がなくなります。これらを呼び出すための設定として、引き続き、IIIの操作を行います。
III コンテンツパレットを表示する
画面右側にあるクリップウィンドウに、コンテンツパレットを配置するためのシートを追加してから、コンテンツパレットを呼び出します。
※この操作を行う前に、IIの【マルチコンテンツウィンドウは使わない場合】の操作で、マルチコンテンツウィンドウを使用しない設定にしておく必要があります。
■操作
- 画面右側にあるクリップウィンドウ右上部の をクリックし、[シートの挿入]を選択します。
クリップウィンドウに新しいシートが追加されます。
- [シート1]上で右クリックし、表示されたメニューから[シート名の変更]を選択します。
- [シート名の変更]ダイアログボックスで[シート名]に、「コンテンツ」などのように名前を入力し、[OK]をクリックします。
- パレットトレイから、 をクリックします。
追加したシートに、コンテンツパレットが表示されます。