[サポートFAQ]
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更新日:1999.02.19 - 情報番号:005140
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Q 他の表のデータを画面帳票で参照する
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A FAQ改善アンケートにご協力ください
マクロを使用すると、他の表のデータを簡単に参照することができます。すでに他の表に入力されているデータを利用したいときに便利です。

 

 

これらの処理、すなわち上の図のように「社員名検索」フォームの「社員ID」項目枠に社員IDを入力し、[氏名表示]をクリックすると、表「東京社員」の「社員ID」項目を参照して、表「東京社員」の「氏名」項目のデータを「社員名検索」フォームの「氏名」項目枠に表示されるようにするには、次のように操作します。

  ■ 操作手順 ■



    1.五郎を起動し、データベースを開く。

    2.[マクロ]シートの[新規作成(N)]をクリックして、[新規作成]ダイアログボックスを開く。

    3.任意のマクロ名を付けて「手続き」を選択し、Mainのマクロウィンドウを開く。

    4.Mainのマクロウィンドウにマクロを記述する。

    5.[プロジェクト(P)-フォームの追加(F)]でフォームを追加し、「社員名検索」フォームを作成する。

    6.コマンドボタンオブジェクトのClickイベントとFormオブジェクトのUnloadイベントにマクロを記述する。

    7.マクロを保存し、マクロウィンドウを閉じる。

    8.[マクロ]シートのマクロを選択し、[実行(G)]をクリックする。

 



    !!Main

    FormWindows.Add("Form1") !!(1)

    Goro.OpenTable("東京社員",,0) !!(2)

    %result = Application.Workplace.Revolve() !!(3)

     

    !!コマンドボタンオブジェクトのClickイベント

    event Click()

      %id = @EditText1.Text !!(4)

      %rec = Tables("東京社員").RecordSet.Reference({.社員ID=%id}) !!(5)

      if IsArray(%rec) then !!(6)

        @EditText2.Text = %rec("氏名") !!(7)

      end if !!(8)

    end event

     

    !!Form1のUnloadイベント

    event Unload()

      Goro.CloseTable() !!(9)

    end event

     

    (1)FormWindows.Add("Form1")

    「Form1」ウィンドウを追加します。

     

    (2)Goro.OpenTable("東京社員",,0)

    「東京社員」テーブルを非表示で開きます。

     

    (3)%result = Application.Workplace.Revolve()

    これは、五郎でフォームを開くために必要な記述です。マクロの内容に関わらず、修正、削除等を行わないでください。

     

    (4)%id = @EditText1.Text

    変数%idに、EditText1オブジェクトに入力されたデータを格納します。

     

    (5)%rec = Tables("東京社員").RecordSet.Reference({.社員ID=%id})

    「東京社員」テーブルの「社員ID」項目で、変数%idと一致するデータを検索します。

     

    (6),(7),(8)

    if IsArray(%rec) then

      @EditText2.Text = %rec("氏名")

    end if

    「東京社員」テーブルの「氏名」項目のデータをEditText2オブジェクトに表示します。

     

    (9)Goro.CloseTable()

    「東京社員」テーブルを閉じます。

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