UnitBaseのインストール完了後、クライアントマシンからブラウザでUnitBaseの画面を表示することができない場合、以下の流れで確認を行います。
I.ホスト名の名前解決の確認
■操作
- クライアントPCのWindowsメニューからコマンドプロンプトを開きます。
- コマンドプロンプト上で「ping ホスト名(UnitBaseのマシン名)」を入力して実行してください。
応答が無い場合、ご利用のネットワーク環境・設定に問題があると考えられます。
ホスト名が名前解決できる状態にしていただき、UnitBaseでの接続をお試しください。
II.ファイアウォールの影響確認
名前解決に問題がない場合、UnitBaseをインストールしたマシンのファイアウォールが影響している可能性がございます。
Windowsファイアウォール、またはご利用のセキュリティソフトのファイアウォールを一時的に無効にしていただき、クライアントPCからUnitBaseへのアクセスが可能かをご確認ください。
■操作
- 「コントロールパネル」の[システムとセキュリティ]から[Windiwsファイアウォール]をクリックします。
- [Windows ファイアウォールの有効化または無効化] をクリックします。
- 全ての[Windows ファイアウォールを無効にする (推奨されません)] をクリックし、[OK]をクリックします。
(あとで元に戻せるよう、設定変更箇所は覚えておいてください)
これで接続ができるようであれば、ファイアウォールに原因があると考えられます。
ファイアウォールを無効な状態にしたままでの運用はセキュリティの観点から問題がありますので、UnitBaseが利用するポートのみを開放するよう設定を行ってください。
UnitBaseではポート番号80の受信を許可するように設定してください。
(参考)Windows7またはWindows Server 2008でのWindowsファイアウォールのポート解放について
- 「コントロールパネル」の[システムとセキュリティ]から[Windiwsファイアウォール]の[ファイアウォールの状態を確認]をクリックします。
- ファイアウォールの状態が表示されるので、[ドメインネットワーク]や[パブリックネットワーク]などの接続状態を確認します。
- 左フレームにある[詳細設定]をクリックします。「セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール」が表示されます。
- [受信の規則]を右クリックして[新しい規則]をクリックしてください。新規の受信の接続ウィザードが表示されます。
- [ポート]にチェックを入れて[次へ]をクリックしてください。
- [TCP]/[UDP]で[TCP]を選択して、[特定のローカルポート]で80を指定して、[次へ]をクリックします。
- [接続を許可する]を選択して、[次へ]をクリックします。
- 適用されるプロファイルの指定が表示されますので、 [ファイアウォールの状態の確認]で確認した利用中の接続にチェックを入れて、[次へ]をクリックします。
- 任意の名前と説明を入力して設定を完了します。