[サポートFAQ]
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更新日:2012.10.19 - 情報番号:052876
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Q 認識モードを変更したい
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ドラゴンスピーチでは、音声入力中に複数の認識モードを使い分けることができます。必要に応じて、各種のモードを切り替えながら音声入力します。

それぞれの場合に応じて操作します。

I 標準モード(音声入力と音声コマンドを並行して実行)

最も柔軟性の高いモードです。発音された語句が音声入力なのか音声コマンドなのかはドラゴンスピーチによって判断されます。そのため、コマンドの前後に少し間をあける必要があります。

■操作

Microsoft Wordに「音声認識はとてもエキサイティングなテクノロジーです。」と音声入力するときに、「エキサイティング」を太字にするには次の手順を行います。

  1. 「標準モード開始」または「標準モードに切り替え」と言います。

    Dragonバーのステータスボックスに「標準モード」と表示されます。

  2. 「音声認識はとてもエキサイティングなテクノロジーです まる」と言います。
  3. いったん間をあけます。
  4. 「選択エキサイティング」と言います。
  5. 再度、少し間をあけます。
  6. 「これを太字」と言います。

◆補足

間の長さは短くてかまいません。また、ドラゴンスピーチに音声コマンドをコマンドとして認識させるための間の長さは[ツール-オプション]を選択して表示される画面の[コマンド]シートで調整できます。

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II ディクテーションモード(音声入力だけを実行)

できるだけ迅速に音声入力を行いたい場合や、Dragonによって文字化された単語を見ずに音声入力を行いたい場合にこのモードを使用します。
音声のすべてが音声入力とみなされ、音声入力コマンドを除く音声コマンドは無視されます。

※このモードでは、声に出した言葉がテキストとして文字化され、通常はコマンドとして実行される言葉も、コマンドとして実行されません。

※この状態なら、声に出したすべての言葉がテキストとして文字化され、コマンドが実行されることはないため、画面を見なくても音声入力ができます。また、通常は音声コマンドとみなされる語句を含む文章を音声入力することができます。
【例】
「あなたの小説が好きです。いえ、取り消しましょう。好きどころか、大好きです!」、「FBIはたくさんのファイルを開く」など、音声コマンド([取り消し]/[ファイルを開く])を含む文章を入力できます。

■操作

  1. 「ディクテーションモード開始」または「ディクテーションモードに切り替え」と言います。

    Dragonバーのステータスボックスに「ディクテーションモード」と表示されます。

  2. 文章を音声入力します。

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III コマンドモード(音声コマンドだけを実行)

声に出した言葉がすべて音声コマンドとみなされ、文字化するテキストとは解釈されません。

■操作

  1. 「コマンドモード開始」または「コマンドモードに切り替え」と言います。

    Dragonバーのステータスボックスに「コマンドモード」と表示されます。

  2. 音声コマンドを実行します。

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IV 数字モード(数字だけを入力する)

音声のすべてが数字として解釈されます。コマンドも使用できます。表計算アプリケーションなどを使うときに使用します。

※数字には通貨やパーセンテージを混在させることができます。
たとえば「ごひゃく 改行」と言って「500」を入力して改行したり、「ご パーセント」と言って「5%」を入力できます。「ドルマーク ななひゃくにじゅうさん てん ろくはち」と言って「$723.68」を入力できます。

■操作

  1. 「数字モード開始」または「数字モードに切り替え」と言います。

    Dragonバーに数字モードインジケータ(「123」)が表示され、ステータスボックスに「数字モード」と表示されます。

  2. 数字や音声コマンドのみを音声入力します。

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V つづりモード(一文字ずつ入力する)

文字、数字、シンボルを組み合わせて、つづりを入力できます。

※たとえば、Dragonのボキャブラリにない部品番号、自動車ナンバープレート番号、固有名詞などを音声入力するときに、つづりモードを使います。また、スペースキーやバックスペースキーなどのキー入力やインターネットまたはWebのアドレスを音声入力することもできます。

※つづりモードでもコマンドは使用できます。

■操作

  1. 「ひらがなつづりモード開始」または「ひらがなつづりモードに切り替え」と言います。

    ※カタカナの場合は「カタカナつづりモード開始」または「カタカナつづりモードに切り替え」です。

    ※英字の場合は「abcつづりモード開始」または「abcつづりモードに切り替え」です。

  2. 1文字ずつ発声して入力していきます。

    ※たとえば、「abcつづりモード開始」と言ってから、「エフ オー アール イー」と言うと、「fore」と入力されます。つづりモードでは、普通に話してテキストを音声入力することはできません。

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